【第1回 TSCのあのひと】地学の視点で生命の起源を解き明かす!「星のふるさと」生まれの冒険者(東北大理学部2年・かわだくん)
宇宙の様々な分野に興味を持った学生が、「東北の宇宙をワクワクさせる」を合言葉に活動しているTohoku Space Community(通称TSC)。
新シリーズ【TSCのあのひと】では、TSCの活動の雰囲気を知ってもらうことを目的として、メンバーの紹介をしていきます!TSCの活動に興味を持ってくれた方、入会を考えている方にぜひ読んでいただきたいです🤩
【TSCのあのひと】の記念すべき1人目は、かわだくん(東北大学理学部地球科学系2年生)です!かわだくんに、宇宙に興味を持ったきっかけやTSCにはいったきっかけについて聞いてみました👀
Q1.プロフィールを教えてください!
はじめまして!
東北大学 理学部 地球科学系 2年の川田 理栄仁(かわだりえと)です。大学では、地学を学んでいます。サンプルリターンや惑星の地理も好きです!
出身は、、、宮崎県の小林市です!(いや、どこやねん)
南国からやってきて1年、未だに仙台の冬にビビってます...東北の中では暖かい方だというから驚きです。
Q2以降にふるさとの名前が頻出しますが、ご勘弁(笑)とっても良いところなのでぜひ調べてみてくださいね~
Q2.宇宙に興味を持ったきっかけは?
さっそく、小林市の登場です。星空をみるには絶好の場所なんです。小林市は、環境庁(旧)が行っていたコンテストで、過去5回「星のふるさと日本一」に選ばれているそうです!
そんな環境で育ったので、天体イベントがある日には家の庭で寝転んで眺めていましたよ~(逆に望遠鏡をあんまり触ったことないという…)
そんな中、書籍の影響で宇宙論などの理論分野に関心をもったのですが、その後は「生命の起源」などにも興味がシフトしていきました。
Q3.宇宙以外に興味のあること、面白いと思うことは?
Q2では、宇宙好きのルーツは小林市だと書いたのですが、自然科学全般に興味を抱いたきっかけも、ふるさとです!(そろそろふるさとトークはくどいですね~)山がちなところなので、火山や温泉など、地学への興味は自然と膨らみました!
そんな環境で、高校では山岳部で登山をしていました。仙台のいい山があったら教えてください!
他には、バスケやサッカー観戦、自作PCにも興味があります。趣味の系統がブレブレですね~
Q4.何かの活動をする上でのポリシーを教えてください!
考え方や感性が異なる方と話す時ほど学びのアンテナを立てるということです!
というのも、私は他人との共感に依存することが多いと思います。
アカデミックな反論に対しては真摯に受け止めることはできますが、感性が異なる方とのかかわりは避けて生きているような感じがします。
そんな交流の中にこそ状況を変えるエッセンスが隠れているのだと信じて、時々自分の行動を振り返ります。
(あとは、某海賊漫画の誰かのセリフですかね。人は忘れられたときに初めて死ぬといいます。誰かの記憶に残るような活動をしたいですね~)
Q5. 好きなこと、苦手なことはありますか?
ここでは宇宙以外のことを書きますね~
好きなことは、何かを計画したり分類したりすることです。これはストレス発散したいときに、自然と行っていることですね。
あとは、ダン・ブラウンの小説を読むのが好きです!代表作は、ダ・ヴィンチコードです。読んでいると、海外旅行している気分になれますよ。
漫画は、某海賊漫画しか読まない偏食です。今、アツいですよね!
苦手なものごとは、雨と騒がしい所へ行くことです(笑)もしかしたら都会は肌に合わないのか?
Q6. どうやったら かわだくん みたいに大人の落ち着きを手に入れられますか?(by Tさん)
全然、落ち着いてないですよ!むしろそんな方に憧れます…本当は、感情がフィルターを通して出てきているだけで、心はまだまだこどもです。
ただ、落ち着きは想定からではなく経験から獲得するものだと認識しています。まあ、体現していない人間が語っても信ぴょう性はないですが(笑)
一方で、子ども心は人生を豊かにすると思うので失いたくはない!!創造には想像が必要ですよね。
Q7. TSCに入ったきっかけは?
テーマが「宇宙」という、広いテーマに惹かれました。
ほかの団体だと、「天文」、「地学」、「ロケット」だったりと専門性を売りにしますよね。しかし、TSCでは各々の興味の幅が広いんです。話していて飽きないですよ!それぞれに専門があって、それぞれの熱量を体感したいという気持ちですね。
東北全域からの参加というポイントにも惹かれました。違った大学で学ぶメンバーとの交流は貴重だと思います。
Q8. TSCに入ってよかったと思うことはなんですか?
大学1年生中心のプロジェクトの運営に携わることができたことです。
試行錯誤しながら運営にチャレンジできたことは貴重な体験です。
そのイベントが、「杜の都天文塾」です!小学校高学年を対象にしたアカデミックなイベントで、講義・工作・観望・観測研究を通して天文の面白さ、勉強の楽しさを伝えることを目的に開催しました。
普段接しない年齢層の参加者に科学現象を説明するのは骨が折れましたが、アウトリーチの練習になりました!
Q9. これからTSCでやってみたいことはありますか?
まずは、引き続き、2022年度版「杜の都天文塾」*を開催することですね。より多くの方に参加していただきたいです。まずは広報活動や立案を頑張ります(笑)
また、コロナの状況次第ですが、コミュニティ内での対面イベントにも参加してみたいですね。お会いしたことのない先輩もいらっしゃるので、研究や企業のお話を聞いてみたいです!
もちろん、新しく加入される方もお待ちしております!どんな興味でも構いません。お話しましょう!
*2022年度版「杜の都天文塾」:小学生3~6年生を対象とした、天文や宇宙に興味を持ってもらうためのイベントです。第1回は5/21(土)に開催予定!クイズや観望会を行う予定です。詳細や参加登録はこちらからどうぞ!
Q10. 将来の展望を教えてください!
近い目標だと、プロジェクトをより大きくすること。
そして、個人的には興味の分野を英語で議論できるようになるということです!
遠い目標だと、小惑星のサンプルリターンで得た石の分析に携わること。そして、生命の由来の謎を地学的に解きたいです!
といいつつも、惑星の地理に興味があったり、行動地理学に興味があったりと定まりません。まずは、夏の学科配属までにざっくりと決めよう。ここで焦っては選択肢を狭めますよね。
さいごに
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
ぜひTSCでお会いしましょう!
【Tohoku Space Community について】
Tohoku Space Community は、天文学や宇宙工学など宇宙の様々な分野に興味を持った学生が、「東北の宇宙をワクワクさせる」を合言葉に活動している団体です!だれもがワクワクできる宇宙好きのコミュニティの形成や、イベントの企画運営に興味のある方は下記リンクまで!
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