東北初開催!宮城県石巻市で「東北のコミュニティを豊かにするシェアリングエコノミー」イベントを開催しました
シェアリングエコノミー協会東北支部が昨年発足し、去る2023年5月23日(火)、24日(水)に宮城県石巻で初めてのリアルイベントを開催しました!
東北6県から多種多様なプレイヤーが集まり、大きな盛り上がりを見せたイベントの様子をレポートとして少しだけお届けします!
イベントまとめ
東北支部初のイベントは、石巻を本社に空き家活用事業を展開する株式会社巻組代表取締役 渡邊享子さんを中心に進んでいきました。
第1部:トークセッション
2種類のトークセッションが開催され、1つ目のテーマは「地方自治体のDXをどう進めるか?」。
5名のゲストとともに、自治体・民間両方の視点からDXとその手前にある課題と解決策について話して行きました。
(登壇者)
株式会社ガイアックス代表執行役社長 上田祐司
株式会社クロックアップ代表取締役社長 中村公一さん(青森県)
NoMAラボ代表/東の食の会専務理事・福島浜通り地域代表/米国Purple Carrot社外取締役/オイシックス・ラ・大地(株) Global Executive Officer (GEO) 高橋大就さん(福島県)
仙台市まちづくり政策局政策企画部 プロジェクト推進課 スーパーシティ構想担当係長 松原由佳さん(宮城県)
仙台市経済局イノベーション推進部産業振興課主事 照井貴宏さん
2つ目のトークセッションは打って変わって、「ネオ集落の運営にシェアリングエコノミーはなにができるのか?」という令和感溢れるテーマ。
「意味を手放せ」という名言も生まれ、参加者一同うんうん頷いていました。
(登壇者)
シェアビレッジ株式会社代表取締役/ハバタク株式会社代表取締役/プラットフォームサービス株式会社代表取締役 丑田俊輔さん(秋田県)
一般社団法人はまのね代表理事 亀山貴一(宮城県)
株式会社LIFULL地方創生推進部 LivingAnywhere Commons事業プロデューサー/磐梯町政策課プロジェクトマネージャー 星久美子さん(福島県)
その後参加者でグループに分かれて感想をシェアしたり、次のイベント開催ちについて話しました。
次回の開催地がどこになるか楽しみですね。
最後に全員で記念撮影。
東北のシェアリングエコノミーの発展を予感させる、いい笑顔です!
第2部:懇親会
23日夜に開催した第2部の懇親会は、ゲストと参加者という垣根を超えて、リラックスして交流する場となりました。
牡鹿半島の海の幸や、地元鹿猟師による鹿肉バーガーなど、石巻ならではの食も楽しんでいたようです。
第3部:街歩き
24日は午前中に石巻街歩きを開催。
東北支部事務局長に就任した株式会社midnight sun代表取締役 角田尭史さんが先導し、「空き家活用×シェアリングエコノミーの現在地」というテーマで空き家を活用したホットな施設を回りました。
参加者の皆さんにとって、それぞれの活動の参考になったようです。
(訪れた施設)
ゲストハウスOGAWA:築70年の空き家をミニマルなリノベーションで再生させたゲストハウス
みち草工房:悪立地な空き家を生かしてクリエイター4人がシェア活用するものづくり工房
ISHINOMAKI HOP WORKS:地元の農業団体が元映画館を活用して立ち上げた、自家製ホップを使ったクラフトビール醸造所
シアターキネマティカ:地域のみんなで空き家をリノベーションして誕生した劇場×カフェの複合エンタメ施設
これにて濃密な東北初イベントが終了し、それぞれ帰路についていきました。
このイベントを機に東北にもシェアリングエコノミーの輪が広がり、各地域、そして東北全体で新たなムーブメントが生まれたら嬉しいです。
東北支部の活動はこのnoteアカウントでも投稿していきますので、ぜひフォローしてお待ちください!
PS.
5月30日(火)に、当日のイベントの様子を朝日新聞様に掲載いただきました!
シェアリングエコノミー協会とは
シェアリングエコノミーとは、インターネットを介して個人と個人・企業等の間でモノ・場所・技能などを売買・貸し借りする等の経済モデルです。モノ、スペース、スキル、時間などあらゆる資産を
共有する「シェア」の考えや消費スタイルが日に日に広がりを見せています。
これからの日本経済の発展につなげられるよう、シェアリングエコノミー協会では、法的な整備をはじめ、安全な市場環境の整備に取り組んでいます。
詳細及び入会はこちらから:https://sharing-economy.jp/ja/city/council
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?