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どうすれば考えたことは、実現されるのか?

最近『どうすれば考えたことは、実行されるのか?』考えています。

今回は、「個人のダイエット経験」「子供との学習機会」「組織における活動」という3つの自らの体験を通じた振り返りを書き留めておこうと思います。


✅ダイエットを経験して考えたこと

先日、2024年10月5日、健康診断を受診しました。

昨年の健康診断で、メタボ判定されてからダイエットに取り組み、結果として前回の健康診断と比較し、15㎏の減量が実現しました。

詳細については、下記リンク先に書き留めましたが、

ダイエットの振り返りとして感じたことは、

①目標が定量的でモニタリング可能であったこと
②目標への筋道が自分の中で明確であったこと
③痩せたことについてポジティブなフィードバックを得られたこと

の3点が実現の決め手になったと考えます。

特に③は印象的でした。

10kg以上痩せると、周りの人から『痩せた?』という言葉を貰うことが増え、これが自己効力感や自己決定感を高め、体重の維持に繋がっています。


✅子どもと勉強していて考えたこと

現在、二人の子どもと『算数検定』にチャレンジしています。

これについては、来週10月12日(土)にテストがありますので、テスト結果と子供たちの反応について、また別の機会に書き留めておきます。

現在、この取り組みを親子で進めている中で考えたことは、

①テストの日程が決まっている
②過去問があり、勉強内容は明確
③今回、不合格になっても、次回またチャレンジできる

という3点において、無理のない範囲で継続し、一定のレベルまでチャレンジできるのではないかと感じています。

5歳の息子については、勉強にすんなり順応していますが、
9歳の娘は、勉強に取り掛かるまでに、若干の拒絶反応があり、一度、勉強し出すと、前向きに進めています。

今後、求められるレベルが上がるにしたがって、現在の子どもたちの姿勢がどのように変化するか、興味深いところですが、
子どもの視点、親の視点、双方において、目標達成が見えている段階においては、実行を継続できそうです。

この取り組みで感じたことは、

ゴールが明確にあり、
都度発生するイベントの期日が明らかで、
取組方法が明確であれば、
諦めなければ、いつかはゴールに到達できる

という感覚です。

✅思考の実現にむけた5つのステップ

『どうすれば考えたことは、実現されるのか?』

この問いを考えた時、

『考えたこと』と『行動すること』の間のズレをいかになくしていくかが課題であると考えました。

そのためには、

  1. 時間が継続していることを理解すること

  2. 時間が継続している前提でその先に大きなゴールがイメージできること

  3. 時間軸上で意識上の区切りを設け、期限時の小さなゴールを設定すること

  4. 期限時に振り返る機能(フィードバック機能)があること

  5. 達成時、外部からのポジティブな評価が獲得できること

の5つがあると良いのではないかと考えました。

ダイエットで言えば、

  1. 自分の人生はこれからも続いていく

  2. 長く健康で元気に過ごしたい

  3. 1年後の健康診断時、標準体重まで減量する

  4. 日々、体重と摂取カロリーをモニタリングし、フィードバックを得る

  5. 周りから「痩せたね」と言われる。

という5つの流れがあり、

子どもとの学習機会で言えば、親の観点から、

  1. 子どもたちの学習は生涯にわたって続いていく

  2. 自ら学ぶことが出来る子になって欲しい

  3. 算数検定に合格する

  4. 過去問題のチャレンジと採点によるフィードバック

  5. 合格したら「合格証」を貰う、褒められる

という5つの流れを想定しながら、機会を作っています。

✅組織において考えてみる

ビジネスで考えた場合、
考えたことが実現されるためには、

  1. 組織におけるビジネスは継続が前提となること

  2. 組織の継続のその先に、実現したい理念(目的)があること

  3. そこに向けた短期的なゴールが設定されていること

  4. 短期的なゴールについて、組織図上の「責任者-実働者」間でフィードバック機能が働いていること

  5. 成果に伴い外部からポジティブな評価を獲得できること

このステップが組織の仕組みとして組み立てられている必要があります。

組織の場合、個人と違い、価値観が多様であるため、

2番目の実現したい理念があるから、
1番目の継続意識が醸成されるように感じます。

また、組織が継続してきた歴史があるからこそ、継続する意思が生まれるようにも感じられます(100年続いた企業を、その先の100年に繋いでいく等の意識)。

3番目の短期的なゴールが不明確であったり、

組織図が描かれて組織内で共有され、
「責任者-実働者」の関係性が明確になっていないと、
4番目の組織内でフィードバック機能が働かない、
もしくは、
フィードバック機能がそもそも存在しないことが見られます。

そして、2番目の理念に社会性がないと、
5番目の外部からのポジティブな評価を得られません。

✅「考える」と「実行する」のループ


『考えた」ことが、即時『実現される』のであれば、
『どうすれば考えたことが実現されるのか?』
悩む必要はないです。

この問いが出てくる背景としては、
『考えたことが実現されない場合、どうするか?』
があります。

『どうすれば考えたことは、実現されるのか?』

それは、
『考える』と『実行する』のループを回し続けることです。

そのためには、
ルールを回し続けたその先にある「大きなゴール」
回し続けるための「実行する」から「考える」に戻るフィードバック機能
の2つは最低限、必要不可欠
でしょう。

これにプラスして、
「大きなゴール」に近づいている感覚をメンバーが共有することが、組織で動く場合は、求められます。


『どうすれば考えたことは、実現されるのか?』

現段階での言語化はここまでですが、
今後も、この言語化については、気づきがある都度、書き留めてみたいと思います。


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さくらいまさひろ@組織コンサルタント
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