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GG1年周期説に気がついた僕は雑感雑記を垂れ流す

あいよ!やっぱアレだね、二足歩行って人類にとっての偉大な進化なんだね!行動範囲が段違いだもんね!(腰を労わりながらヨロヨロと二足歩行)

はい。GG(ギックリ腰)インパクト発生からおおよそ3日間経過。何とか激痛は治まり、何かにつかまらなくても二足歩行できる状態まで「進化した」東北おじさんこと長谷川誠です。

しかし、驚いたのが…

note2年生のワタクシ、note様に書き記すことのチカラを感じました。

なんとまぁ、過去記事手繰ってみると、昨年も同時期に大きめのGGインパクトが発動していたことが分かるではありませんか。

ちなみに昨年は、今回程の痛みはなかったものの、コロちゃんワクチン接種後にPOW!という、それはそれでエラいことメンドクサイタイミングでのGG発動だったんでしたっけ…(過去を振り返り遠い目で)

しかし、これ、GG。完全に1年周期で攻めてきてやがりますね。

いや、地震のようにエネルギーを溜めに溜め、放出するタイミングが1年ということでしょうか。しかも今回が昨年よりも酷い仕上がりになっているということは、1年後来年の春あたりのGGは何日立ち上がれない状態になるんだよ…orz

これは何らかの自衛対策をせねば…。とりあえず、今回の波が収まったらば、定期的にガス抜きよろしくストレッチするのはもちろん、重点的にインナーマッスルを鍛えるようにしようと誓う、まだ腰に鈍い違和感のある夜。

そんなこんなで、GGもちょいと治まったことですし、摂取物の感想でも書いておきましょうかね。


☆藤子・F・不二雄SF短編ドラマについて

払ってて良かった受信料。制作開始のお知らせ報道から楽しみに楽しみにしていたNHKBSプレミアム放送の実写ドラマです。しっかりと録画鑑賞。

現在、「おれ、夕子」「メフィスト惨歌」「定年退食」「テレパ椎」の4話まで鑑賞済で御座います。いやはや、こういう時のNHKの「こだわり」って恐ろしい。制作陣が全力で藤本(F)先生愛を詰め込んでいるんじゃないかと思えるほどのクオリティです。

原作漫画のカット割りに忠実な映像。全力で漫画に寄せたキャラクター達(特に定年退食のカトちゃん、井上順さん、カメオ出演の高木ブーさんには泣きそうになりました)。

そして少し(S)不思議(F)な世界を歩き回る藤本先生の可愛らしいアニメーションのエンディング曲。作曲があの倉本美津留さんっていうのも、何だか妙に腑に落ちます。

そんなこんなで毎話毎話楽しく観させてもらっているのですが、1点だけ、本当に1点だけ「ここがこうだったらなぁ…」という点が…。

「メフィスト惨歌」

ピース又吉さん演じる主人公が、久しぶりに魂の回収契約を結ぼうと奮闘する遠藤憲一さん演じるメフィストとアレやコレやするお話(ネタバレ回避)。

遠藤憲一さんの演技は、まるでねんねんさんのモノマネを思わせるほどにコミカルで弾けており、やっぱりエンケンさんってすげぇ…と思うんですが、どうしても、どうしても。

主人公がピース又吉さんだけに

誘惑するひょうきんな悪魔は

ピ ー ス 綾 部 さ ん が 良 か っ た

と思うんですね。

まぁ、ワタクシごとき東北おじさんが思うくらいですから、そりゃ制作陣の皆さんも当然のごとく思いついてオファーしたのかもしれないけれども。最終的に何だか可哀そうに思えてしまうような愛らしいメフィストは、無駄に意味なく飄々として米国でカッコつけている又吉大先生の相方さんに演じてもらいたかったなぁと思ったのが唯一の点で御座います(笑)


☆「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

とうとう観ちゃいましたですよ。録画してあった金曜ロードショー版。GG発動で自由に動けないもんだからと、再生してみたらば、あれよあれよと最期まで…。

結果。

隣室で愛娘ちゃんをあやす妻に聞こえろとばかりに嗚咽号泣(笑)

GGで動けず横向きに横たわるおじさんが、涙と鼻をかんだティッシュにまみれているという、非常に何と言うか「色んな意味で香ばしい」光景を見た妻。若干引いていたのでしょうか…

「この映画感動するから観る?録画消さないでとっておこうか?」

と涙目の鼻声で聞いてみましたが「とんでもなく哀しそうな話だから観ない」とのご回答で御座いました(笑)

しかし、何だろうなぁ。この胸いっぱいに溢れる「ヴァイオレットちゃん良かったね」感は…。

こんなにも優しく、美しく、哀しく「本当に伝えたいことを伝えることの大切さ」「愛してるの大切さ」を描いた作品を作り上げてくれた京都アニメーションに感謝しかないです。そして、そんな制作会社に非道な行いをした某キ〇ガイには、ただただ静かな怒りしかないです。

泣けるアニメの代名詞的な扱いで取り上げられることの多い「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ですが、泣けるということは、ただ哀しいということではなく、ココロに深く突き刺さるからなんです。

単純に「泣ける!泣いた!」っていうだけじゃないんですよ。逆張りで「私アニメで泣いたことない」などと自慢するようなアレでもなくて。そんなアニメ感想程度の些末な事象で、自身の「流行りモノ観てます」自慢やらマウンティング欲を満たすようなレベルの作品じゃないんですよ。

自動手記人形サービス、代筆される手紙という舞台装置が使われていますが、その中心に描かれているのは中年が真顔で書くのも何だか気恥ずかしい「愛」。様々なシチュエーションで描かれる子から親への愛、親から子への愛、家族への愛、愛するあの人への愛。

愛ってね、やっぱり、言葉にしないと、ちゃんと伝わらないよ。

このメッセージが作中を通して見え隠れしている、とてもとても素敵な物語でした。

繰り返しになりますが、ありがとう京都アニメーション。

合掌。

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