2021.12.23古着から新品同様にリメーク
みなさんこんにちは!東邦Ecolutionコラム3班です。今回は古着のリメークブランドについて紹介します。
突然ですが、皆さん、着なくなった服はどうしていますか?
日本で消費される衣服のうち、古着として販売されるものは11%、譲渡・寄付されるものは3%、地域・店頭での回収は11%、資源回収されるものは7%となっています。そして、残りの68%は可燃ごみ・不燃ごみとして廃棄されています。ごみとして出された衣服の95%は焼却・埋め立て処理がされています。1日あたり1,300t、大型トラック130台分の衣服が焼却・埋め立てられているのです。(宅崎)
服飾デザイナーの新宮夏海さんは服飾系の専門学校卒業後に勤めたルームウェアの人気店で、毎週のように入荷される新作と廃棄される売れ残りの服を目の当たりにしました。そこで、「一着を少しでも大切に」との思いを胸に、古着をリメークしてインターネット上で販売する古着のリメークブランド「SHINPIN」を設立しました。(井上)
主な活動としては、複数の古着から一つのリメーク商品を作り、販売をするというものです。葛飾区に自宅兼アトリエを構え、材料の仕入れから制作、販売まで新宮さん1人で手掛けています。
このようにリメークデザイナーとして環境問題へ貢献している新宮さんですが、課題として「個人の動きでは限界があるのも事実」と話しています。(中川)
感想
新宮さんの考えに共感した一方で、リメークの難しさも感じました。服の状態もそれぞれで、大量生産が出来ないので手間がかかることが分かりました。個人ができる取り組みとしては、リメークをするだけでなく、部屋着やインナーとして活用して、長く使うことが大切だと思いました。(鈴木)
古着をリメークして販売する取り組みはとても良いものだと感じました。また、安く手に入りやすいファストファッションは便利だとは思いますが、その裏にある事実を個人個人が知っていくことが大切だと感じました。(森田)
古着から新品同様にリメーク 東京・葛飾のデザイナーがブランド設立 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20211130-KVYLN6EWCBODBPYBEUWWV6UL44/
「SHINPIN」ショップのサイト
環境省_サステナブルファッション
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