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断熱化を体験しました!

こんにちは!東邦Ecolutionです。
8月31日、9月1日に学生団体SONEさん主催の千葉商科大学で行われた断熱改修に参加して来ました!

そこで、千葉商科大学にある教室の窓の二重窓化および窓の上下の壁に断熱材を入れる改修を行いました。学生、エネルギーまちづくり社、畔蒜(あびる)工務店の方々と共に協力して仕上げました。

今回使った断熱材


ポリカーボネートとNEOMA FOAM というものです。これら二つは、熱伝導率が低いので熱が伝わりにくい素材で出来ています。

ポリカーボネートは熱伝導率がガラスの6分の1で、
NEOMA FOAMにはフェノールガスが入っていて、
これらが高い断熱性を生み出しています。


作業風景

作業の内容

教室の壁(上の写真参照)に断熱材をはめ込む作業を行いました。壁にはNEOMA FOAMをのこぎりで適切な大きさに切って使いました。廊下側の窓には、ポリカーボネートを使いました。それを窓と同じ大きさに切り、インパクトドライバーを使って木をネジで固定し、ポリカーボネートを窓にはめ込みやすくしました。断熱の効果がなくならないようにできるだけ正確に長さを測り、隙間ができないようにしました。

1日目は、エネルギーまちづくり社の竹内先生と日本技術士会千葉県支部の岡部先生、2日目は、エネルギーまちづくり社の内山先生の講義を受けました。

お三方のはなしを聴いて、断熱化することの良さを学びました。
講義を聴いて扉の隙間などに隙間テープを貼って対策をするなど、
自分たちの学校も断熱化していきたいと思いました。

改修を行った結果がこちらです!

【Before】

外側
廊下側

【After】

外側
廊下側

学生団体SONEさんから断熱の温度結果の報告がありました!!

速報値
計測日:同日同時間
計測場所:断熱済教室(413教室)と未実施教室(412教室)*隣室
環境:エアコン稼働なし、人の立ち入りなし

9月17日(土)10:00     
外気温:27.5度        
済教室:24.5度        
未教室:25.0度        

9月18日(日)10:00
外気温:27.0度
済教室:25.0度
未教室:25.5度

上記日程においては、断熱施工済の教室と断熱未実施の教室で室温差が0.5℃計測され、断熱施工をすることで外気温による温度上昇を抑える効果が見られました。
*学生の使用が想定されない夜間も含めると最大2.0℃の室温差がある時間帯もありました。

次回は、断熱についての講義をもとにまとめたので、
ぜひ、読んでください!

・畔蒜(あびる)工務店
https://www.abiru-const.co.jp/topicsinfo/1897/
・エネルギーまちづくり社
https://www.enemachi.com/

・チバテレ+プラス
https://nordot.app/938238311274053632?c=428427385053398113

・NHK首都圏ニュース
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220831/1000084257.html

竹内昌義先生がVoicyで今回の取組みを紹介してくださいました。
https://voicy.jp/channel/2817/380805

千葉商科大の田中先生が書いたエネルギー政策についての本があるのでぜひ、読んで見てください!
「信州はエネルギーシフトする―環境先進国・ドイツをめざす長野県」


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