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コロナが我が家にやってきたかも・・・

新型コロナについては、今から一年前、昨年の正月明けに東京で2,000人
を超えた時の衝撃は今でも忘れませんが、今や毎日1万数千人、最近は
少し減り始めているようですが、それでもあの時の何倍になっていても、
町はほぼいつも通りですし、飲食店も客は少なそうですが営業しているし、
私も変わらずジムに通っているわけで、人間の認知バイアスというのは
不思議なものだなと思います。

でも、ひたひたと私の身の回りにもコロナの足音が聞こえてきました。

よく知っている人、身近な人が、感染したという情報や濃厚接触者なんですという情報が多くなっているのは皆さんも、感じていることと思います。

そんな中、恐れていたことが現実になりそうなことが我が家で起きて
います。

同居している31歳の次男が、10日に体調の違和感を言い始め熱を計ると
37度ちょうどくらいで、本人はAmazonで抗原検査キットを購入し翌日に
届いたので検査してみると、陰性となり、一瞬ホッとしていたのですが、
12日夜から、酷いのどの痛みや体のだるさを訴え、軽くせき込み始め
37.6度の発熱となり、これは間違いないかも、ということになりました。

知り合いの皆さんのコロナ体験記・闘病記を聞いていたので、まずは
病院ということだったわけですが、あいにく13日は日曜日で困ったもの
だと思っていたのですが、ふと記憶にあった、それほど遠くない、
車で7,8分の所にある、江戸川区中葛西のS医院が、確か日曜日もやって
いたのではと思い調べてみると、日曜祝日は午前中だけ診療していると
分かり、朝8時に電話したところ、9時に来てくれということで、次男を
車に乗せていきました。

するとすぐに診察してくれたらしく、30分ほどで次男が出てきて言うには、先生はこれはPCR検査を受けた方がいいね、と二つの大きな病院を紹介してくれて紹介状も書いてくれ、カロナールとのどの炎症を抑える薬を処方してくれたということでした。

早速、二つの病院に電話させたところ、ともに今日は検査はできないが明日月曜日に電話したうえで来てくれということでした。
しかし一方は検査結果が出るのが4日後、もう一方は翌日ということだったので、そちらの病院に月曜日に電話して行くことにしました。

すでに感染した方々の病院の発熱外来へのアクセス困難のお話しとはまるで違い、日曜日だというのに、すべてはスムーズに流れていき、本当にラッキーだと思いました。

まあしかし、結果が陽性であった場合は、私と女房は間違いなく感染しているでしょうから、午前中に薬局とスーパーに行って、二人とも感染して外出できなくなることを想定して、必要と思われるものを一通り買い揃えてその日に向けて準備を始めました。

ちなみにそのS医院というのは、近所でも古くからある昔ながらの町医者
さんで、何しろ女房が子供の時からあると言っていたので、かなり古い病院です。

よく調べてみると、なんとこの医院は年中無休で、日曜祝日だけは午前中
のみの診療、月曜から土曜は毎日朝8時から夜8時まで診療というすごい
先生だったのです。

場所が江戸川区中葛西なので遠方の方は無理でしょうが隅田川から東側、
あるいは千葉の市川・浦安辺りの方までは、もしコロナにかかったかなと
思って、病院が見つからないようでしたらこの病院に電話するのがいいと
思います。
とにかくとても親切です。

まあ、町のお医者さんなのでPCR検査ができるわけではないのですが、すぐに別の大きな病院宛てに紹介状を書いてくれて、急場しのぎの薬の処方さえしてくれれば、立派にお役目は果たしてくれていると言えますよね。

さて、14日の朝、次男がその大きな病院に電話したところ、やはり何度かけても話し中、ようやくつながって事情を説明したら、今は手が回らないからあとでかけ直してくれと言われたそうで、いまだに世間知らずな次男は、

「馬鹿にしている!発熱してせき込んで苦しんでいる人間が、病院に電話
しているのに、何たるひどい対応だ!」

と憤慨していたので、このまま放っておくと、陽性者かも知れない人間が町に出てしまいかねないので、交渉事なら俺に任せろとばかり、代わりに電話すると、25回目くらいでつながり、発熱外来へ回してもらい、結局その日の15時半に発熱外来の予約が取れました。

ここで話が前に進んだ最大のポイントは(私が長年磨いてきた交渉スキルのほかに)、なんといってもS医院の紹介状。

地域医療のネットワークにおいて、同業者の紹介状を無視するわけには
いかないわけです。

よく考えてみると、紹介状というのは医療業界では、新規顧客を紹介して
病院の売り上げに貢献してくれる役割ですから。

というわけで、次男はPCR検査を受けて帰ってきました。

結果は、今日、15日の夕方以降に出るそうです。

最初の発熱が10日で、すでに5日経過しているにもかかわらず、私たちは
日常と変わらない生活なので、陰性の可能性もありますが・・

と、ここまで江戸川区内のコロナ対応システムは支障なく動いている
という報告でした。

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