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イメージが現実を引き寄せた体験談

社会人になったばかりの頃です。
入社した保険会社の新人研修で 
当時40日間の販売実習が東京都内でありました。
同期入社40人がペアをくんで20組になり40日間飛び込み営業で保険販売をして、
毎日順位が出るというものです。
学生から社会人になったばかりの時だからかなり過酷な研修に感じましたが
私は最初からこんなイメージを見ていました
販売実習でトップのペアになる
というものですが  かなり細かく具体的なイメージを見ていました
まず 研修の最終日に逆転の大型契約を獲得して そして販売実習でトップのペアになる
さらにそのトップに躍り出る契約を獲得したお客さんへのサービスのために
最後の打ち上げパーティーに遅れてきてみんなから拍手を受けながら会場に入る
最後の打ち上げパーティーは 毎年華々しく行われることで知られていましたので
そこにトップになってトップになるための用事で遅れて入るというのはとてもいい感じに思えたのです
こんなふうに細かいディテールで私のイメージには組まれていたのですが
これを朝晩 昼間と繰り返し何度も無意識に思い描いていたのでした
さて
ここからは現実に起こったことです
イメージ通り逆転の大型契約をほんとに獲得しました
そして 若いあなたたちなら高校生の娘の家庭教師でイイ人を紹介できるでしょう
家庭教師を紹介してくれることが条件よ とその家の奥様に言われました
ペアの相手は関西の大学出身だったので 東京につてはなく
東京の大学出身の私が家庭教師を探すことになりました
なので 私は最終日に母校に行って(卒業した年の6月が販売実習だったからまだ後輩とはツーカーでした)
その場でサークルの後輩の中から一人家庭教師確保して
その足でお客様宅に引き合わせにいって 気に入ってもらって
そして 会社に戻り 見事にパーティーに遅刻したのでした
すでにパーティーは盛り上がっていてその会場に
イメージと同じようにトップになって用事を済ませて遅れて入っていったのでした


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