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バジルに追われる夏
夫はだらしない時は度肝抜かれるくらいにだらしないのだが、マメかどうかでいうと間違いなく私よりマメな人間で、どれくらいマメかというと、例えば団地の小さいベランダで家庭菜園をし、ジェノベーゼソースが一瓶二瓶作れるくらいの大量のバジルをしっかり育てきるくらいにはマメである。
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今年もジェノベーゼソースを無事に瓶詰めすることができた。去年もこれくらいの時期に、バジルを収穫し、ソースを作り、パスタやそうめんなどの麺類に和えたり混ぜたりしてバジルを堪能していた。
我が家において夫のバジルは夏の風物詩の一つなのである。
去年の方が色が濃い・・・・!
ちなみにレシピはほぼ同じだと思うが、
バジル50g〜75g
ナッツ(くるみ、カシューナッツ、アーモンド)30g
オリーブオイル 80〜100ml
塩コショウ 少々
にんにく でかい一片
をミキサーにかけるだけ。にんにくやらナッツやらはあらかじめ刻んだほうが良い。
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バジルは一苗植えるだけで相当な枚数収穫することができるらしい。ナスなどの野菜と一緒に育てるとアブラムシ対策もできるらしいので、おすすめらしい。
らしいの連発で少々後ろめたさを感じている、なんだか身体に良くない感じがする。
今年のジェノベーゼ記録
①ジェノベーゼそうめん 生ハム+トマト
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使用量を誤り、胃もたれを起こしてちょっと寝込んだ。
でも盛りは気合い入ってるのがわかる、ちょっと恥ずかしくなる気張り具合。
②じゃがいもと茄子とトマトのジェノベーゼ
![](https://assets.st-note.com/img/1720608883090-3UTd59PLHG.jpg?width=1200)
茄子がうまい。じゃがいもは合う。トマトは可愛い。
③ジェノベーゼそうめん 生ハム+トマト(再)
![](https://assets.st-note.com/img/1720608867200-QQHBmkIe5U.jpg?width=1200)
右上に「つ」があるね
④生ハムとトマトとじゃがいものジェノベーゼ
![](https://assets.st-note.com/img/1720608941957-hhECPlXz7u.jpg?width=1200)
生ハム、賞味期限の関係で使わなきゃいけなくなってジェノベをやる流れ。
なんて贅沢な流れだろうか。
⑤じゃがいもと玉ねぎのジェノベーゼ
![](https://assets.st-note.com/img/1720608910632-HImqBgkPg1.jpg?width=1200)
今年、じゃがいもが美味しい気がする。
⑥生ハムとトマトの冷製ジェノベーゼ
![](https://assets.st-note.com/img/1720608853107-Z8YuH2m595.jpg?width=1200)
初めての冷製、めちゃくちゃ美味しかった。
そして、カルディなどで売ってるブルネッラというパスタが激うま。
全部同じじゃん!!!
他国の方が日本人を見ると、みな同じに見えるというが、今、このジェノベーゼでも同じ現象が起こっている気がする。
83%の確率で角切りトマトを乗せているのが原因なのはわかっている。
でも冷蔵庫の事情とか色々あるし、トマトを乗せたことに後悔は一切ない。
もっというと、気に入ったものをとことん気に入る一途さが透けて、なかなか味がある気もする。食べ物は人の生活や生き様を映す。
こう見ると、結構盛り付けはばらつきがある。午前中の仕事で生産されたストレスは、昼飯に直に反映される。ストレス耐性が極端に低いため、自分の中に留めておけないのである。
一癖ある面倒な人間なのは言うまでもないが、我ながらまあ分かりやすくてコミュニケーションコストはかからない人間でもあるとは思う。
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七夕は晴れたけど、この子はいっぱいプリンが食べられるだろうか。夫はこの短冊を見て、「三層になってていいプリン食べてるね」と言ってた。近くには、この子の友達なのだろうか、メロンパンバージョンもあった。そちらの短冊では、「ように」はひらがなで書かれていた。
今年の夏はジェノベーゼをあと10回食べられますように。なんて願わなくても、絶対に食べますし、どちらかというと食べなければならない。我が家のベランダには、まだたくさんのバジルがあるのだ。だんだん、バジルに追われる日々になりつつある。
でも、作ったら間違いなく美味しい。カンカンに晴れてもゲリラ豪雨でも、毎日ジェノベーゼ日和というか、こんなに何回食ってもどんな食べ方でも美味しいってなんだろう。
・・・夫が私のジェノベーゼに飽きませんように・・・
夫の飽きがくる気配を感じるので、そろそろ違うジェノベーゼレシピにもチャレンジしようと思う。大人になってからの願いは、大抵誰も叶えてくれない。叶えるためには願ったまんまにしてはならず、自分で動かなきゃいけないのだ。
でもたまには誰かが作ったプリンやらメロンパンやらを食べたくなる日もあるよね。
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