見出し画像

Good job with eggs/卵労働月報

冷蔵庫に大した食材がない。
気持ち的にも張り切れない。
でも、腹は減る。

だからなんか食わなきゃ。
どうせ食うなら美味しい方が良い。

でも、冷蔵庫に大した食材がない。気持ち的にも張り切れない。
でも、腹は減る。だからなんか食わなきゃ。どうせ食うなら美味しい方が良い。

でも、冷蔵庫に大した食材がない。気持ち的にも張り切れない。でも、腹は減る。だからなんか食わなきゃ。どうせ食うなら美味しい方が良い。でも、冷蔵庫に大した食材がない。気持ち的にも張り切れない。でも、腹は減る。だからなんか食わなきゃ。どうせ食うなら美味しい方が良い。でも、冷蔵庫に大した食材がない。気持ち的にも張り切れない。でも、腹は減る。だからなんか食わなきゃ。どうせ食うなら美味しい方が良い。でも、冷蔵庫に大した食材がない。気持ち的にも張り切れない。でも、腹は減る。だからなんか食わなきゃ。どうせ食うなら美味しい方が良い。

結論、生きてると腹が減る

改めての話になるが、念を押させてほしい。
冷蔵庫に大した食材がなくて気持ち的に張り切ることができないとき、腹は減るから何か食べなきゃいけない、せっかく食べるなら美味しいのが食べたいと思う。

そんなとき、私は大抵卵を割っている。

一時期の高騰の時期が過ぎ去り、また家計に優しい卵が戻ってきた。安い卵は、鶏に過酷な労働をさせたり、エサも安価で信頼できないから辞めた方が良い、などという健康志向の知識ももちろん知らないわけじゃないけど、他の食材が高すぎて、せめて使い勝手の良い卵だけは安く買いたい気持ちが勝ってしまう。

卵を安く済ませることで、ちょっといい醤油で煮物を作れたり、エキストラヴァージンオリーブオイルなんか買ったりしてちょっとでも良質な油を摂れたりする。

でも、卵は絶対常備しておきたい。
理由は単純明快、どんな献立においても、卵さえ落とせば、バランス良くまとまるからである。

卵が、いかにいい仕事をしているか分かる画を、以下にひたすら貼っていこうと思う。

なお、スマホでご覧になってる方は、スクロールする指をそのまま卵にかざしたりかざさなかったりすると、卵の仕事ぶりが更に際立つと思うのでおすすめです。

たまごのおしごと

たとえば、焼き茄子のお蕎麦に卵黄。
たっぷり乗ったわかめから、食材をかさ増ししたい心理が透けて見える。それくらい食材がなくても、卵があれば黒っぽい献立に一気に締まりが出る。ハリが出る。

とにかくあるものを乗せたうどんに、卵黄。
これだけでツーランクくらいあがる。
すりごまなんかふりかけちゃって、必死感がすごい。そういう部分を卵は冷静に抑制してる気さえする。

はい、これはもう言わずもがな。納豆と卵は合う。卵には通常醤油をかけるが、海苔の佃煮を代用するのにはまってる。これ、なかなか美味。

こちらはキムチを乗せた納豆卵ごはん。
最近一人の夜が多く、飯を作らず納豆卵ごはんでやり過ごしてる。ちなみに納豆と卵白の食べ合わせはあまり良くないらしいが、これは子供の頃から父に教えてもらった必殺技なんだから、これからも構わずぶれずやっていきたい。

昨日の残りカレー。
カレーって次の日に旨味増すところは大好きだけど、前日同様の新鮮な気持ちで食べられなかったりする。ルーでカレーを作ると、だいたい2日連続カレーになることは免れられない。そこで、卵をぽとん。生卵、意外と合うと思うのは私だけだろうか。
高校生の頃、初めて自分のお金で外食した街の洋食屋さん、ここに生卵のカレーがあって、これが謎の庶民感とこんなことしていいんだ感があって美味しかった、そこからたまに自分でも食べてる。

ええ、これも言わずもがな。ソース焼きそばに目玉焼きなんて合わないわけがない。目玉焼き、若干生。こういうところに性格はにじむ。

こちらはさっきより火が通ってる。けど若干まだ生っぽい、さらに味が薄かったソース焼きそば。だったら生の目玉焼きが乗った、味の濃いソース焼きそばが食べたいところだ。
このあと、カロリーハーフなのを良いことに、マヨネーズを、あのキャラメルマキアートみたいな格子状にして大量にぶっかけたとか、ぶっかけなかったとか。

外食編

代々木八幡、SPICE POST
ワントーンコーデのようなカレー。
水菜があるからギリギリツートンコーデ。
これ、ちなみに今年一番美味しかったカレーです。
とある京都系のラーメン屋。
まあラーメンはやっぱり卵、つけるよね。
これは失礼ながら今年最もハマらなかったラーメン。
魯肉飯、美しいね
卵、ここでも大活躍だね。

余談

少し前に開催された、noteとアイスムさんのコラボ企画、たまごかけごはんのコンテスト。この記事で、冊子賞をいただき、アイスムという冊子にとと戸のターメリック卵かけご飯をのせていただいてる。

見てみたらもう発送は締切となっているようだ。
でも、こうやって紙の冊子に載っかれた事が嬉しい。

卵には縁があるのかもしれない。いや、こういうときだけ縁を感じるなんて都合が良いにもほどがある。卵に信じてもらうために、これからも卵を切らすことなく常備していこう。人は、どんなときも口より行動が大事だと思う。

存在感あって、他の食材もつぶさない。それが卵。
 
月報とありますが、第一回をもって打ち切り、最初で最後の報告書となりそうです。

そんな最後は、苦しそうな卵でお別れです。
おやすみなさい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?