どう生きたら良いか迷ったら
今まで光を信じ、胸には子供の頃に夢見た宝物があり、大切に温め撫でさすりながら、前だけ見て歩いてきたけれど、ある時、私は実は何も持っていなかったのだと絶望し、いわれのない恐怖に苛まれ、うずくまってしまうことがありました。
自分がこれからどうしたいのかさえわからない。
まさかこんなことになるなんて。
ゆく人に追い抜かされ、ずっと前に進んでいく後ろ姿を追いかけようと、焦って転んで涙して、いつまでも血の止まらない傷を見ては、もうダメだと言ってしまう自分。
何から手を付けたら良いのか、なんならどう歩いてきたのかさえ見失ってしまった時、『数秘』は、そっと私の心に一通の手紙の様に届きました。
『あなたの人生の大きな目的はこれです。』
『あなたの心が本当に欲していることはこれです。』
設計図と呼ばれるその手紙には、更にこう書いてありました。
『あなたが生まれた時に、自分で選び、自分で作った設計図です。
忘れてしまったのなら、ゆっくりお茶を飲みながら、そっと広げて思い出して。
時には設計図から逸れてしまっても良い。
休んだって構わない。
あなたの気付きは糧となり、身を持って体験したその傷はいつか必ず癒え、愛おしい勲章となり、また誰かの心を癒す魔法となる。
少し休んだら、また私と一緒に旅に出ましょう。』
差出人は、他でもない私でした。
こんな不思議な体験から、『数秘学』が私の人生のパーティーに加わってくれました。
生きるのが辛くなっている人、自分が一体何なのかを探している人、そんな方に届けたい『数秘』のお話をはじめて行きます。
数秘チャームデザイナー・東郷すばる
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