LanLanRu文学紀行|モンテ・クリスト伯(前編)
アレクサンドル・デュマ著
舞台:1815-1838年/フランス
決して試験前に手に取ってはいけない。読み始めたが最後、夢中になってのめりこんでしまうこと請け合いだ。わくわく、どきどき、はらはら。ぞくり。華麗な復讐劇のスリルとサスペンスにページをめくる手が止まらない。続きが気になって気になって、勉強なんか上の空。おまけに寝不足。
この本を手に取ると、子供の頃に夢中で読んだ興奮をそのままに思い出す。
『モンテ・クリスト伯』。アレクサンドル・デュマの代表作である。
無実の罪で