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電子書籍『毎年受けている健康診断のお話です』を読む(6)

 
 この本では、がん検診のことも書かれている。
 全体を通すと検診に否定的だが、それがどういった見地からということが分かりやすく、また受け入れやすい主張。そして、部位によっては効果的な検診もあると、全否定ではない。
 
 こういう本を読むと、どのような主張も、書き方次第だなぁと思う。ちょっと極端に言うと、たとえ画期的で正しい主張だとしても、言い方、書き方でぶち壊しになってしまうとも言えるわけだ。
 まぁ、科学的なレポートとは違うのだから、トーンによって効果が出る出ないがあっていいわけだし、仕方ないところでもある。
 
 著者の赤田安繁さんは、Amazonのページに書かれた著者紹介によると、薬剤師さんとのこと。他にも、健康関係の本をいくつか出されている。

 この本はkindleかkindleペーパーバックでのみの販売。ぼくはkindle unlimitedで読んだ。
 こういった本が潜んでいるのだから、kindle出版は捨てたものではない。
 kindle出版は低レベルの内容といった意見が多くあるが、ぼくにはけっこう宝の山だ。「これが無料で読めちゃうの!?」と思ってしまうような面白い本が、ちょくちょく見つかる。
 これからも、kindle本を紹介していこうと思う。


駄文ですが、奇特な方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。