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電子書籍『毎年受けている健康診断のお話です』を読む(6)
この本では、がん検診のことも書かれている。
全体を通すと検診に否定的だが、それがどういった見地からということが分かりやすく、また受け入れやすい主張。そして、部位によっては効果的な検診もあると、全否定ではない。
こういう本を読むと、どのような主張も、書き方次第だなぁと思う。ちょっと極端に言うと、たとえ画期的で正しい主張だとしても、言い方、書き方でぶち壊しになってしまうとも言えるわけだ。
電子書籍『毎年受けている健康診断のお話です』を読む(5)
スタチン系の薬には、かなりの副作用がある。
手足のしびれや痙攣、手足に力が入らない、激しい筋肉痛、赤褐色の尿などの症状が出る横紋筋融解症、肝機能障害、など。
他も蕁麻疹や喉の腫れなどあるが、大きいものは上記のとおりだ。
悪玉コレステロールが高い場合は「脂質異常症」となり、スタチン系の薬でコレステロールの生産を抑えることになる。
たしかにコレステロール値が異常に高ければ、生産を抑
電子書籍『毎年受けている健康診断のお話です』を読む(4)
電子書籍『毎年受けている健康診断のお話です』によると、2016年に結果報告されたスウェーデンの研究チームの例を出し、悪玉コレステロール値が高い方が、死亡率が低いということを説明している。
このスウェーデンの研究チームの箇所は分かりにくいので端折るが、次に、2020年のデンマークでの例を本では挙げていて、こちらは分かりやすいので下記に引用する。
簡単に言うと、上記研究では、140㎎/㎗
電子書籍『毎年受けている健康診断のお話です』を読む(3)
おかしい基準のひとつに、「LDLコレステロール」がある。
これは悪玉コレステロールのことで、基準値は70~140mg/dl となっている。
本では、この上限140mg/dl がおかしいと、疑問視している。
その前に書いておくけど、この上限、健康診断によってマチマチだ。ぼくは勤め人ではなく、それでいて同じ形態で自営業を続けてきたわけではなかったので、毎年同じ健診場所ではなかった。
電子書籍『毎年受けている健康診断のお話です』を読む(1)
「電子書籍は質が悪い」というのは、よく言われていること。ただ、多くの人や会社が関わる所謂普通の「出版」と、電子書籍のそれを同列に考えるのは、ちょっと無理がある。
出版方法が違うのだから、同レベルを求めるのは筋違いだろう。
とはいえ、電子書籍の質がすべて悪いというわけではない。莫大な数が出ているのだから、その中には良書もあるし、また一般には良書といえなくても自分に合った「響く」本もある
本日のポッドキャスト『ニッポンのごはん』は、サプリメントについて
いつも聴いているポッドキャストの『ニッポンのごはん』。本日更新分は、サプリメントについて。
おそらくこの御三方は、サプリについては語りたいことも知識も山ほどあるだろうから、どれくらいの長さになるのかと、内容だけでなく、番組の尺にも興味がわいた。
やっぱり、最近の配信の中では最も長い36分。それでも正直、1時間近く語り合うのではないかと思ったので、聴いてて短く感じた。
サプリは、ぼ