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トグルらしい”入社体験”。推薦図書の読書会

こんにちは、トグルホールディングスHRディレクターのYoshieです。

今回は、トグルホールディングス(以下「トグル」といいます。)でのオンボーディングでの取り組みについてご紹介します。

トグルのカルチャーの根底にあるもの

「トグルのカルチャーの根底にあるマインドセットや思考のフレームワークを知る」という狙いで、2024年7月30日、6月入社のメンバーを対象に、初めてオンボーディングプログラムとして「読書会」を開催しました。

当日参加したメンバーのプロフィールは、エンジニアメンバー5名、不動産営業メンバー2名、クラウドファンディングメンバー1名、バックオフィスメンバー3名の計11名。集まったメンバーのバックグラウンドも、エンジニア、銀行、米国公認会計士、不動産、メガベンチャー、スタートアップなど様々。トグルの多様な人材、エンジニアカルチャーと不動産・建築カルチャーがミックスしたトグルのカルチャーを切り取ったかのような構成でした👀

スタートアップの躍動感を体感、チームの重要性

まずはアイスブレークでメンバーみんなのトグルで1ヶ月ほど働いた感想を・・・

・トグルで働き始めてからの1ヶ月はまさに刺激的な日々で、スタートアップ企業のスピード感と自由度を存分に味わっています!
・トグルでの経験は、これまでの大企業での経験とは大きく異なり、毎日が新しい発見と挑戦の連続です。
・トグルの魅力は、何と言ってもそのスピード感。プロジェクトの進行が非常に速く、一つのアイデアがすぐに実行に移されるダイナミズムを感じます。ルールやプロセスが未整備な部分も多いですが、逆にそれが面白さでもあります。自分たちで新しいルールや仕組みを作り上げていく楽しさを体感しています。
・プロジェクトマネージャー(PM)として初めての役割に挑戦し、エンジニアへの指示出しやプロジェクトの進行管理など、全てが新鮮でチャレンジングです!
・現在のエンジニアチームのメンバーは最高!!
・日々互いに助け合いながらプロジェクトを進めています。前職の大企業とは異なり、自分で考えて行動する自由度が高い一方で、その分責任感も強く感じています。

参加メンバー

課題図書から学ぶリーダーシップとイシュー解決

本題の推薦図書のディスカッション👀

トグルでは、入社前にいくつかの図書を読んでおくことを推奨しています。今回は、代表伊藤が最も薦める2冊、シリコンバレーの投資家ベン・ホロヴィッツ著「ハードシングス」と安宅和人著「イシューからはじめよ」をテーマに。

経営者視点を学ぶ

トグルでは、各メンバー全員に、チーム全体を巻き込んでいくリーダーシップが求められます。リーダーシッププリンシパルを大切にしており、メンバーであっても経営者視点を持つことを意識しています。ハードシングスは、そういったトグルの文化の根底にあるリーダシップとしてのマインドセットを学ぶために最適な一冊です。

・「ハードシングス」は、企業の存続のために厳しい経営判断を下さなければならない場面を描いている部分が印象的でした。特に、解雇の決断に伴うジレンマは複雑な思いを抱いた。

•経営者視点での判断の重要性や、高い熱量で価値あるプロダクトを生み出すためのハードワークについて多くを学んだ。

•「ハードシングス」からはリーダーシップの重要性を学んだ。特に、限られた時間の中で迅速に打ち手を出す能力が求められることを痛感。リーダーとしての役割を果たすためには、高い推進力と実行力が不可欠だとも思いました。

・リーダーシップには様々な形があり、正しいリーダーシップというものは存在しないと思っている。状況に応じて何が最善かを模索し、自分の信念を貫くことが重要だと思った。

参加メンバー

問題解決のフレームワークを共有する

一方、「イシューから始めよ」は、問題解決のためのフレームワークや思考プロセスについて詳しく解説しています。私たちトグルでは、常にプロジェクトやアクションを起こす際には、ゴールを明確にし、見立てをすることの重要性を意識し、日々の業務を行っています。特に、困難な状況に直面した時にどのようにイシューを見極めるか、とても大切なことだと考え、共通の思考フレームワークとしています。

・「イシューから始めよ」では、失敗を恐れずに迅速に行動すること、仮説を立てることの重要性を学んだ。
•日々の業務での問題解決において、まず仮説を立て、その仮説を検証するプロセスを実践しています。
•イシューの重要性を見極めるためのフレームワークは、業務の効率化に大いに役立っています。

参加メンバー

あえて批判的に考えてみる

「どうしてそうなるのか」「本当にこれでいいのか」を、客観的にかつ長いスパンで繰り返し問うことは、ビジネスの成功にも良質なプロダクト開発にも欠かせません。批判的思考によって、物事を本質的に理解でき、業務における課題解決にもつなげることができる、そんな観点からあえて批判的な観点からディスカッションも行い、参加メンバーからも様々な意見があがりました。

•「ハードシングス」では、困難な時に背負わないこと、被害者意識を持たないことが強調されているが、現実にはリーダーがリーダーシップとそのバランスを取ることが難しいのでは?
•ハードシングスのでは、経営者が秘密裏に物事を推進している場面があるが、本来は全社主義の精神が重要であり、オープンなコミュニケーションが必要なのではないか?
•「イシューから始めよ」では、イシューの質を重視しているが、質より量が勝る場合もあるのでは?

参加メンバー

最後に

最後に、推薦図書のディスカッションを通じて、トグルでの今後の目標を見つめ直し、”熱”を分かちあって各ユニット・チームへ解散!

「ハードシングス」で学んだマインドセットを実践に移しつつ、「イシューから始めよ」のフレームワークを活用していきたいです。特に、課題図書で学んだ知識を活かし、良いイシューを建てられるように努めます。

プロダクトユニット 鈴木貴大さん

「イシューから始めよ」には多くの良いことが書かれていましたので、改めてフレームワークを生かしていきたいです。解決を早く、多く進めることで、業務への貢献度を高めていきたいと思います。わからないことがあればすぐに聞くなど、効率性を高める行動を心がけます。

プロダクトユニット 菊野さん

ディスカッションを通じてトグルの大切にするバリューである「全社主義」を体感しました。これからも仕事を深く理解し、チーム全体で成長していきたいです。

コーポレートユニット 上木さん

初めて日本語の本を読みました。「ハードシングス」は起業家のバイブルとしてこれからも実践したいです。

プロダクトユニット 鈴木ラファエルさん

小さな成功を重ねることがモチベーションにつながるので、エンジニアにそれを提供していきたいと思います。アウトプットの量を増やしていきたいです。

プロダクトユニット 酒巻さん

素早く、多くの解決を進めることが、このフェーズだからこそ求められます。「イシューから始めよ」を来月までに3回読み返すつもりです。

コーポレートユニット 松村さん

個人目標やAIの開発目標達成にあたり、「イシューから始めよ」のフレームワークを活用したいです。デザインなどの点も含めて、しっかりと取り組んでいきます。

プロダクトユニット 阿部さん

「ハードシングス」では、組織と共に変化できる人材が必要という点や、正しいことに全力で取り組むという点について学びました。もしこれから会社の成長に追いつけないと感じた時でも、周りに助けを求めつつ、一つ一つをしっかりやっていきたいです。

コーポレートユニット 山田さん

普段は一人で営業をやっていますが、ディスカッションを通じて一人で抱え込むのではなく、周囲のメンバーや上司を頼っていく重要性を感じました。他方で、トグルのメンバーのスピードについていくため、自分でできる部分も日々増やしていきたいです。

コンサルティングチーム 入江さん

1ヶ月働いてみて、推薦図書で学んだことや経験、不動産取引におけるその場での判断の即興力を周囲に伝えていきたいです。

 コンサルティングチーム 小野さん

今までやってこなかったことを取り入れつつ、自分が腑に落ちた点から自分のものにして、自分の幅を少しずつ広げていきたいです。

クラウドファンディングチーム 井上さん

自分の業務での課題感を言語化した上で、推薦図書を再読したいです。今後は、仮説検証や分析を実施し、もっとPDCAを回せるようになりたいと考えています。「ハードシングス」で学んだことを今のチームにどう活かせるかをメンバーとも議論していきます!

 プロダクトユニット 原口さん

今回は初めての読書会の取り組みでしたが、「他のチーム方との交流ができて、メンバーを知る良い機会となった」「トグルでの考え方を身につける上で非常に有意義なイベントだった」などと好評でした。今後もオンボーディングプログラムとして実施してきたいと思っています。

採用情報


トグルホールディングスでは、現在、複数ポジションで採用強化中です。カジュアル面談も受け付けておりますので、気軽にご連絡ください。
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