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「フローをストックに落とし込む」企業公式アカウントのTogetter活用事例【コミックマーケット準備会さん編】

こんにちは。ツイートまとめサービスTogetter(トゥギャッター)編集部です。

誰でも自由にツイートをまとめられるツール「Togetter」は、企業公式アカウントのみなさんにもお使いいただいていますこのマガジンでは、実際にTogetterを活用されている企業のみなさまにインタビュー形式でお話をお伺いし、事例を紹介していきます。

今回お話を聞いたのは、日本最大級の屋内イベント、コミックマーケットを運営するコミックマーケット準備会のTwitterアカウント(@comiketofficial)のナカノヒトさん。企業ではありませんが、今回は特別にインタビューさせていただきました!

2023年8月開催時(102回目)には26万人の参加者を動員したコミケ。参加者への告知ツールとして2013年からTogetterのまとめを活用してくれています。詳しく聞いてみました!

ーTogetterを使い始めたきっかけを教えてください。

コミケは8月と12月の年2回の開催です。参加者のみなさんに各種締め切りなど都度いろいろな情報を伝えなければいけないので、Twitterを使っています。Twitterはストックとフローでいうとフロー型で情報が流れていってしまうので、ストック型に落とし込むために情報をまとめることにしました。最初は設営日前日に必要なことをまとめて投稿しました。以後は、その回のコミケにおいて都度つぶやいてきたツイートで当日役に立つことをまとめるようになりました。

最初に作られたC84のまとめ

また真夏の開催となる8月のコミケは参加者のみなさんに熱中症対策をしっかりしてもらいたいと思っています。そこで興味を持ってもらおうと救護室の医師の先生にDr.Pと称して登場してもらい、熱中症対策講座をツイートしてまとめを作成しました。この先生は、ガチのアイマスPなのです(笑)。

ーユーザーに見られている実感はありましたか?

最初は物珍しかったからPVも伸びていますね。2回、3回と続くと反応は減りますが、もっと見てもらいたいと思っています。Twitterでいろいろつぶやいているけどやはり届ききっていないんです。

コミケに参加する際の服装に関するツイート

例えば、慣れていない参加者はどれくらい熱中症対策したらいいかわからず当日来てみて準備が足りていなかったということも残念ながらあります。今年は、消防の方から聞いた服装の準備についてのツイートがいちばん反応がありました。ですが、単独のツイートは所詮その瞬間限りになってしまうので、まとまった情報を伝えたいなと思ってTogetterを利用しています。

ー開催直前のお忙しいなかでのまとめ作成ですが、使い勝手はいかがですか?

ウェブベースのインターフェースの割に自由度が高くて楽に作れるなと思っています。まとめを作るのが毎回、コミケの開催直前なので他の業務もあって、まとめ作成にそれほど時間をかけられないんです。半日かけずに作れるけど、見栄えよくできるのがいいですね。ツイートの文字を拡大したり色付けできるデコレーション機能は把握していますが、あえて使っていません。参加者には実際同人誌を頒布する方、買いに来る方、コスプレイヤーの方などいろいろな方がいて、必要な情報は人によって違うので。そして目次や構成などに気をつけて情報にアクセスしやすくしています。

まとめを作り始めたのは、C84(84回目)からでした。絶対やらなきゃいけない作業ではないので、2019年のC97と2021年のC99は実はまとめを作っていません。しかしC100のときに100回記念でいろいろな企画があったのでそれを紹介する必要もあり、久しぶりにモチベーションを持って作ったところ、やっぱりあった方がいいなと感じたので、その後C101、C102と作り続けています。

ー今後やってみたいことはありますか?

参加者の事前準備に必要な情報をすべてまとめているので、これをもっと見てもらえるようにしていきたいですね。

参加に必要な情報がまとまっている

コミケ当日は現場の仕事があり、まとめを作る余裕がないのですが、当日のイベントレポートまとめもあるといいですよね。今年はじめて作ったケータリングまとめや他のアカウントで作っているスタンプラリーまとめは、別のスタッフが作っているんですよ。この数年、チームでのTwitterの運用を進めているので、その結果をTogetterにも活用していきたいと考えています。

現地の臨場感が伝わるまとめ

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お話を聞くなかで、ご本人もTogetterを普段から見られているヘビーユーザーだったことが発覚!Togetterユーザーによって作られているコミケに関するまとめもご覧になっていたとのこと。嬉しいですね。また2023年5月にTogetterへ統合した「Twilog」も愛用されているとか。一時、更新が止まってしまったTwilog復活に喜んでいただいた方のおひとりでした。

8月のコミケも盛況のうえ終了し、すでに次回12月の準備に着手されているお忙しいなか、お時間を頂戴してインタビューさせていただきました。


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