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「コメダはデカい」が何度もバズる背景を探ったら店舗拡大との関係が見えてきた

こんにちは。ツイートまとめサービスTogetter(トゥギャッター)を運営しているトゥギャッター株式会社です。

Togetter編集部がTwitterで注目された最新の話題を厳選、考察する連載「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」。

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今回のテーマは「コメダ珈琲店がバズる理由」です。最近、人気の喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」を初めて訪れた人のレポート漫画が話題になりました。

ファーストインパクトが強烈

バズっていたのは、「マクドナルドくらいのバーガーのデカさを想像したらえらい目にあった」という親子のエピソード。初めてコメダ珈琲店で頼んだバーガーが「娘の頭ほどもある」ことに驚いたそうです。

「デカさが想像を超えてくる」体験

Twitterでは、「コメダ珈琲店のフードがデカい」といった感想がよくバズっています。

量が多いと知っていたのに、テイクアウトしたらカツカリーパンの想像以上の大きさに驚いたユーザーもいました。ふかふかで大きなパンはまさに枕のよう。

サンドイッチ以外も大きいのがコメダ珈琲店です。「ミニサラダ」を頼んで山盛りの野菜が出てきたというユーザーは、「誰かコメダに『ミニ』という言葉の意味を伝えてくれ」とツイートしています。

このような「思っていたよりデカい!」の声に、元店員からもアドバイスが発信されました。「『ミニ』とついているものは信じない」「パンに挟まれているものは量が多い」などの情報は、注文時に役立ちそうです。

過去にTogetterで作られたコメダ珈琲関連のまとめを調べてみると、ほぼ「デカい」だけで何度もバズっています。

話題になり始めたのはいつから?

では、コメダ珈琲店の「デカさ」がTwitterをにぎわせるようになったのはいつからなのでしょう?Togetterまとめの中から探ってみました。

Togetterでは2013年頃からコメダ珈琲店に関するまとめが作られていました。こちらはモーニングを楽しむ人たちのツイートがまとめられています。

同じ2014年に、愛知県出身の漫画家・カメントツ先生が「名古屋にあるコメダ珈琲店を線で結ぶと六芒星になる」とツイート。このときはまだ、愛知県の地元ネタという印象が強かったようです。

2019年には、メニューよりも実際に出てきたフードがデカいと話題になり、まとめのPVは110万以上にものぼりました。「ミニコメバスケット」の大きさが「安定の写真詐欺」などと言われるのは、現在も続く「デカいコメダ」の典型です。

2019年以降、一気に「逆メニュー詐欺」などフード大きさについてのネタや、名古屋の人とそれ以外の人が持つコメダ珈琲へのイメージの違いでバズるようになります。

名古屋とそれ以外のギャップまとめは11万PV、「逆メニュー詐欺」は48万PVと、すっかり「コメダネタはバズる」が定着しました。

Twitterバズと出店拡大の関係

「コメダはデカい」が爆発的にバズった2019年に、何があったのでしょうか?コメダ珈琲店の歴史を照らし合わせてみるとヒントがありました。

コメダ珈琲店は1968年に名古屋市で誕生しました。長年地元で愛されていましたが、2000年代に愛知県以外にも出店するようになります。

その後も出店拡大を続け、2018年には国内店舗は800店舗に増加。2019年に全国47都道府県出店を達成しました。

コメダ珈琲店に全国の人が身近に足を運べるようになったのは、意外と最近のことだったんですね。

同じ2019年にTwitterでバズったのも、認知度の高まりと同時に実際に来店できるようになったことが関係あると言えそうです。

現在も、バズったツイートを見て実際に大きさを体験したり食べ比べたりと、「バズがバズを呼ぶ」状態が続いています。

まとめ

コメダ珈琲店が何度もTwitterで話題になる理由は以下の3つです。

・全国出店にともないファンが拡大

・「コメダはデカい」という話は何度もバズってるのに、実際に頼んだらデカさが想像を超えてくる

・注文した人の驚きや困惑がTwitterユーザーにおもしろがられている

以上「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした!

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この連載は毎週月曜日に更新予定です。今後もTwitterでバズっている、あるいは流行りそうなトピックをテーマとして取り上げていきます。

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