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3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド:「おじさん構文」はどう認知され、人々に受け入れられていったのか


こんにちは。ツイートまとめサービスTogetter(トゥギャッター)を運営しているトゥギャッター株式会社です。

「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」は毎日朝から晩までTwitterに張り付いているTogetter編集部が、Twitterで話題になった最新の話題を厳選し、簡潔にまとめてお届けするべくはじまった連載です。

忙しくてツイッターを見る時間のない方や、ネタ探しに困っているメディアの皆さんはぜひ参考にしてくださいね。好評だったら続けますのでスキのほうもみなさま、よろしくお願いします!

今回のテーマは「おじさん構文」です。
頻繁にテレビで取り上げられ、そのたびにTwitterでトレンド入りする「おじさん構文」ですが、どうしてこんなに話題性があるのでしょうか。今回はそんな「おじさん構文」についてまとめました!

そもそも「おじさん構文」って?

「おじさん構文」とはその名の通り、一部の中高年男性がLINEやメールで使いがちな文章のことで、共通する独特の雰囲気があることから構文と呼ばれています。ネット上では2016年頃から「おじさん構文」「おじさんLINE」などと呼ばれているようです。

具体的な特徴として、文章中に絵文字や顔文字が多用されていたり、句読点が頻繁に使われていることなどが挙げられます。

下心が透けて見えるようなものが多かったり、聞いてもいないのに自分の近況を頻繁に挟む構成になっているのも大きな特徴です。もともとは夜のお仕事をされている方などが「お客さんからこんなLINEをもらって困ってるんだけど........」とSNSでシェアすることが多く、そこから拡散され構文として広まっていきました。

しかし最近は「おじさん構文」が嫌がられているというマイナスな話題としてではなく、違う意味で構文が注目されているようです。

嫌がられていたはずが一転、ブームに

最初は嫌がられていた構文でしたが、なんとみんなにマネされるような一大コンテンツになります。

先程「おじさん構文」には共通する独特な雰囲気があると書きましたが、これはつまりポイントを押さえれば誰でも簡単に構文を使いこなせるということなのです。

そこで2017年に「おじさん構文」の特徴をわかりやすく解説した『オジサンになりきろう講座』がバズり、「おじさん構文」の使い手が急増します。

なかでも「おじさん構文」の対極にいるような女子高生の間で構文が大流行し、友人同士でおじさんになりきってLINEをしあうことが一大ブームとなります。おじさんとおじさんがメッセージを送り合うというなかなか面白い状況です。

コスメを紹介してくれる女子力の高いおじさんも

さらに2018年には「おじさん構文」を使いこなし、コスメを紹介するアカウントも登場。この人はもう最強の構文使い手と呼んでも過言ではないでしょう。

このように「おじさん構文」は2017年頃からネットユーザーや若者を中心に流行しており、もはやマイナスなイメージのある構文ではなくなっているようです。

おじさんはどうして「おじさん構文」になってしまうのか

なぜおじさんが文章を書くと、共通して相手への距離の近い「おじさん構文」になってしまうのでしょうか。そこにはおじさんにしかわからない苦悩があるようです。

敬語を外すことで威圧感を与えないようにし、絵文字や顔文字でほのぼのさせようとするとどうしても「おじさん構文」が出来上がってしまうそうなのです。

また、自分が読みやすいように句読点を打つために区切りの多い文章になってしまうのだとか。

相手のため、自分のため、そんな思いで「おじさん構文」は生まれたようです。

最初は嫌がられていた「おじさん構文」でしたが、テンプレ化されたことで誰もがマネしたくなるようなおもしろ構文として定着しました。このように多くの人に受け入れられるようになった結果、何度もバズり、定期的に話題になるのだと思います。

みなさんも日々のメッセージのやり取りになにか刺激が欲しい...と思ったときは「おじさん構文」を取り入れてみてはどうでしょうか。ただし相手からの反応は保証できませんが。

以上、「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした!


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