見出し画像

長男~私と反対ときどきわたし~

息子たちに感謝のnoteを書いたら、サポートしていただけたので感謝の気持ちを込めて。
長男について今日は話したいと思います。
サポートしてくれてありがとうございます。
嬉しいです!
うちの生徒たちにも自慢しちゃいました(o^^o)
このサポートはこどもたちのために使わせていただきまーす!

うちの長男は私が21歳の時に生みました。私は昔からこどもが欲しかった。自分の存在意義を探していて見つからなかった学生時代はつらくて苦しくて、けど、子どもができたときに私はこの子にとってなくてはならない存在になり、生きる意味を見つけた。

なので、わたしの人生を180度変えてくれたのはこの長男が生まれてきてくれたからこそ。感謝しかない!

詳しい話はまたいつか。
わたしの人生を語るには色々とありすぎて、安易に話せないからいつかお話ししたいと思います。

長男が生まれて、私は命をかけてこの子を育てると決めた!!
どんなにつらくても苦しくてもこの子のやりたいことにお金を使おうと決めた。
今まで好きないことを好き勝手にやりたいだけやってきたからもう自分はいい。
この子のためにお手本となる生き方をしよう!全力でこの子を育てよう。

そう思って21歳でこどもがこどもを生んだと周りから言われないながらも一生懸命育てた。

5歳の時、大好きな仮面ライダーの本を買ってあげて公園に立ち寄ったときのこと。
ヤンキーがたむろしていたからか子どもたちは誰一人としていなかった。
そんな中、私は全く怖くないので長男と一緒に遊ぼうとブランコに乗った。めっちゃこげるわたし。
それをベンチで座って横目で見ている長男。
一緒にやろうよと言ってもヤンキーさんたちが怖いらしい。けど、わたしは構わずめっちゃこぐ。
するとヤンキーさんが「あのお姉さんすげ~!」と言われ、そこから仲良くなった。ヤンキーさんは話してみると良い子たちであんまり悪いことしてないけど「おれたちお先真っ暗なんですよ。」とか言っていたから私の過去を話してあげた。
「もし悩んだらこの先の郵便局の近くに家があるから相談においで。」って言って長男と帰った。
終始、ヤンキーさんたちは長男といっしょに遊ぼうと何度も誘ってくれたのだがかたくなに「仮面ライダーの本を読むのでいいです。」と断って混じることはなかった。帰り際に長男に言われた。
「知らない人に住所を教えちゃだめだよ!」って。
まったくだ。。。すいません。けど、その後、ヤンキーさんたちは私が遅刻しそうなときにバス停まで送ってくれたりして結構、仲良くなったんだよね。最後までなれなかった長男だけど(笑)

ある時ハワイに長男と仕事に行ったときに、迷子になった。いつも好きなように歩く私。
帰り道なんて覚えていない。
その時長男は今までどのルートを通ってきたのかを覚えていたらしく、歩いて来た道をすべて逆再生にして元いた場所まで戻ってきた
あの時は本当に助かった!

その長男は私とは正反対であるときお部屋の隅で真ん中でわちゃわちゃ騒いでいるクラスメイトを横目にほくそ笑んでいる長男をみつけた。
何が楽しいんだろうか??
真ん中で騒いだほうがよっぽど面白いだろうになんでこの子は真ん中に行って自らが楽しまないだろうと思い聞いてみた。
すると。。。

みんなが楽しそうにしているのを見ているのも楽しいんだよ。
小学生の時に彼はそういった。
私にははじめ理解が出来なかった。
真ん中にいるのは自分じゃないし、自分が楽しんでいるならわかるけど、自分でない他人が楽しそうにしているのを見て何が楽しいだろうか。そう思った。長男は本当にわたしに足らないところをたくさん持っていて、わたしとは違った考え方をするタイプだったから正直、何度も育てるのにどうしたら良いんだろうと悩むことが多々あった。

わたしがゲームをあまり好きでないいうこともあり、うちではゲーム禁止でゲーム機など一切なかったために「タバスコ飲んだらゲームをやらせてあげるよ。」と友達に言われてすぐさまタバスコを飲み、ゲームをやっていたと長男の友達に聞いたこともあった。
もしわたしが長男だったらジャイアンのように力と権力でねじ伏せてゲームをやる。
しかし、友達にそんなことを言われても切れることなく、受け入れ自分の目標を成し遂げる長男。
どんなことをしても目標を成し遂げる意思の強さはわたしと同じだとは思うが、手法がまるで違う。
この時も悩んだっけな〜。
どう教えたらいいのか?!タバスコなんでまでやりたいか?!ってところにひっかかっちゃったし、その友達にマジでぶち切れそうにもなってたし。

いいたいことは最大限まで我慢する、前にはでない、相手がしあわせなら自分も幸せ、争いを好まない平和主義、相手の気持ちを考えすぎちゃう、堅実、合理的、冷静沈着、記憶力めっちゃいいと自分とは反対なところおおくもっているけど、それでもわたしが育ててきたからなのか、心の奥にある熱き想いはわたしに負けず劣らずで引っ込み思案が3年間通して副団長、副団長、団長になり奇跡の勝利を導いたりとか、中高と最初はみんな力になってくれなかったクラスメイトを束ねて学園祭の出し物を6年間リーダーとしてやり遂げたこととか、友達のために戦い最後まで守り切るところとか、我慢の限界でマキ並みに大暴れするとかはマキにそっくりだなって思う。

人はもともと持って生まれてきた気質がある。

しかし、それはあくまで気質。
環境や周りにいる人の影響に寄っていかようにも変えることができるのだとわたしは思う。
持って生まれたものはわたしとは正反対ではあるが、その正反対なわたしが育ててきたお陰で長男にもわたしにも足りない部分を互いに補い合ってきたのだと思うな。

あまりにも普通すぎて、嫌⁈わたしが特殊なのかもしれないが…。
時には長男をMr.アベレージと言っていたこともあり、育て方に悩んだこともあったけど、今となっては人と違った道を歩んでも周りを気にせず、堂々と生きている長男を見て、この先どんどんと成長していったらわたしなんかよりももっともっとすごい人間になるんじゃないかなって思うと楽しみだ!

我慢強く信念を貫き通しどんな屈強でも立ち向かう強き心

相手の気持ちを考え他人のために全力で動ける優しい想い

若さ溢れんんばかりの行動力

あとはスキルと経験を磨き、どんどんとブラッシュアップさせていけばきっと面白い人間に育つだろうな。

これからもどんな人生を送るのか楽しみにしているよ!

長男!!

いまもむかしもだいすきだ。
生まれてきてくれて本当に本当にありがとう
わたしはあなたのお陰で今を生きることができる
わたしの人生を変えてくれたあなたには感謝しかない!
全力で育んできた長男が今年で20歳になる。
泣けるな〜〜。
あんまり飲まないけど、一緒にお酒を酌み交わすのが楽しみで仕方ない。
これからは親と言うよりも友達、親友、仲間、パワーパートナーとしての立ち位置でやっていきたいと思うから。これからも宜しく!

また20歳を迎えた時に長男の話を書こうとおもう。




宜しければサポートをお願いします! 頂いたサポートは子どもたちを育むためにありがたく使わせていただきます。