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「マイルス・デイヴィスだいたい100枚レビュー」を始めます

はじめまして。いきなりですが、「マイルス・デイヴィスだいたい100枚レビュー」を始めます。宣言して始めると何か大層なものだと思われそうでどうしようかと思いましたが、一応自己紹介的な文章は必要だろうということでそれも兼ねて。

自分がこのマイルス・デイヴィス(Miles Davis)というミュージシャンの音楽をちゃんと聴き始めたのはこの記事の執筆時から7年ほど前の30代の初期くらいの頃でした。

元々ロック好きだった自分は、若いころは色々音楽を聴き漁っていました。しかしながら少し年をとってくると、どうしても昔のような新鮮な気持ちで音楽を聴くことができなくなってきました。

そこで、普段自分があまり聴かないような音楽を聴いてみたら何か変わるのではと思い、手に取ったのがマイルスの「ビッチェズ・ブリュー」という作品でした。

その作品はとても不思議な魅力のあるもので、彼のことをもっと知りたいと思いました。自分が知っていた情報は、トランペットを吹く人だということと、どうやら1940年代~1990年代にかけて長く活躍したらしいことと、「ジャズの帝王」と呼ばれていることくらいでした。

その後マイルスの音楽や関連本を漁って分かったのは、彼が普通のジャズ・ミュージシャンではないということでした。

画期的な作品でそのジャズの枠を広げたり、時には賛否両論の問題作でそこから飛び出したりということをやってきた人で、さらにその作品の質も高ければ人物像も面白いということがだんだんと分かってきました。そうしたことを経て、マイルスは自分の中でお気に入りのミュージシャンになっていきました。

そんな彼のCDを少しづつ集めていたらいつの間にか結構な数になっていました。マイルスというミュージシャンは作品の量がかなり多いのも特徴になっています。

その作品群も主要なところは集め終わってからしばらく経ち、この辺で一度総括的なことをやってみたいと考えました。レビューと言うとなにか大げさというか、自分が書くものはただの作品の紹介と感想という気もするのですが、分かりやすく一応「レビュー」ということにしました。

数えてみたら紹介したいものが100作品近くあったので「だいたい100枚」でいいかなということでこのタイトルになりました。2枚組やボックスセットなどもあるので枚数としては本当はもっと多くなるのですが、その辺は「一作品=一枚」というカウント方式でやっていきます。

一作品につき一記事で、紹介するのはすべて公式作品の予定です(非公式作品の紹介もいつかはやってみたい気もしますが)。一つ一つの記事は多分それほど長いものではないと思います。

自分はいわゆる「マイルス者(かなり上級のファンのこと)」ではなく普通のファンなので、一応そういう視点からのレビューになります。また、自分はジャズそのものにはそれほど詳しくはないです。なお、自分は以前にブログもやっていて(現在は非公開)、そちらからの使いまわしも若干ですがあります。

また、記事中でアマゾンのリンクを貼ろうと思うのですが、リンク先の商品がおすすめとか買ってくださいとかそういうわけではなくて、これはジャケットを表示させるためにそうするだけなので(直接画像をアップロードすると著作権などが面倒なので)ご理解ください。

というわけで、よろしくお願いします。もし読んでくれる人がいたら感謝しかありません。



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