またなったらどうしようって思ってた
今年も蓮の季節になってきました。
蓮は、泥水の中だからこそ綺麗な花を咲かせるそうです。
コロナ禍だけど、だからこそいいことあった。
5連休もあるのに、予定がない。
何もすることがない時間は、自閉症の娘にとっては、あまりいい状況ではないのです。
「何するの?今日は何するの?」
と繰り返し聴いてきます。
これは?あれは?
と言っても、本人が自分で納得すること認められません。
これって、前に、不登校だったときに、ありあまる時間をどう潰すか、毎日毎日、ほとほと困っていた頃を思い出させます。
「何するの?何したらいいの?」
がだんだん激しくなります。
そしてパニックに突入。
以前の私だったら、
表面だけの言葉にとらわれて、
こちらもぷちっと切れて、
一体どうしたいのよ〜って
何と言っても嫌だ嫌だじゃわからない!
喧嘩になって、
二人で泣いて。
こんな結果が多かった。
でも、久しぶりに、
同じ状況になっても、
もう私は、
以前の私ではなく、
言葉の裏に隠れた
本人の苦悩に気づき、
表情の下に隠れた涙に気づき、
その苦しさに寄り添えて、
そして、
以前とは全く違った結果になった。
二人で困ったね〜と言いながら、
娘が大好きなたこ焼きを買いに行って、
今日という日はハッピーに終われました。
成長した自分に気づいて
めちゃくちゃ嬉しかったなあ。
同じことが起こっても今の私と娘なんだから、前とは違う。そう思うと安心する。
また不登校になったらどうしよう。
また不調になって鬱になったらどうしよう。
また1日荒れ狂う日が来たらどうしよう。
そう思うと、不安になったり、過保護になったり、娘の言動の一つ一つにビクビクしたり。
そんな自分が嫌だったけど、
今日はっきりとわかった。
同じことが起こっても大丈夫。
今の私は前の私とは違う。
そして、
今の娘も前の娘とは違う。
だから、きっと大丈夫。
綺麗な蓮の花の画像は、htmrabbitさんの画像をお借りしました。
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