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2021 → 2022

2021年

2021年の目標は「彩の国Sub32」、テーマは「事前準備と再現性」でした。

段取り八分・仕事二分って格言がありますが、2020小海の時から100マイルレースに対して「事前準備を入念に行い、練習の自分を再現させれば良い成績がでる」という仮説をもって取り組んでます。試走を重ねて目標ペースを設定し、そのペースに合わせて自分をコントロール、これらをレース当日に再現することを意識しました。

彩の国Sub32を達成するには特にSouth1が重要だと思っていたので、b2bでsouth1での身体の重さを想定しながら走ったり、夜のsouth1なども走ってみて、2周目の想定精度をあげる試みを何度もしてみました。

残念ながら、レースが中止になってしまったので今期の目標が達成できたのかどうかはわかりません。ただ、「事前準備と再現性」をテーマに頑張った結果、5月末時点で2020小海より1段階地力がアップした実感がもてましたし、それは奥信濃と安達太良で確信に変わったことは良かったです。(両レースとも結果は全く良くありませんでしたが、狙いに対しては良かった)

なお、定点でモニタリングしている数値が幾つかあって、
 ・ヤビツ峠  :今年は測定できず。
 ・5000mTT:18:27。6/28の結果。10-20秒は縮めること可能。
 ・MAF Test :4:55。9/27の結果。
といった結果でした。どの数値も伸びる感触があって、2022年は上記数値を大幅に更新していこうと思います。

楽しかった前半と比較すると、後半は難儀続きで、今後山で遊んでいく自分へ課題を突きつけられました。奥信濃での騒動、安達太良&小海で感じた疲労と怪我、怪我しながらのFTR。これらは、過去に経験したことのない事象で、非常に良い経験になりました。
具体の話をすると「トラブルへの対処」と「疲労への対処」が甘いので、これらをもっと上手く対処できるようになりたいなと思います。

今年の想定外の事態に対する対応は幼稚だったと思うし、わかっていながら自制心が効かなかいこともあり、結果としてBレースの位置付けだった ITJが走れず、怪我の期間が10/16から現在(1/5)まで至ってしまいました。
その場その場でベストな選択をしているように思いましたが、思った以上に疲労していたり、怪我の状態が悪く、自分の読みが甘かったなと反省しています。トラブル発生時に、自分の心のコントロールが効いていないので、今後の大きな課題に挙げたいと思います。

また、今年は初めてペーサーを経験しました。今年一番お世話になった山中さんが小海100マイルに出るとのことで、そのペーサーです。

https://note.com/togashk/n/n5d50233b63a7

レースに向けた練習から楽しくて充実した日々でした。レースで山中さんがアップサイドの目標を達成した際には自分ごとのように嬉しかったです。

2021年は、色んな人と山に遊びに行く機会が多く、はじめましての出会いも沢山あって楽しかった記憶しかないです。オクムボーイズの皆さん、ランボーズのみなさん、あと久保さん笑、たくさん山で遊んでいただきありがとうございました。あと、子の権現のおばちゃんと顔振峠のおばちゃんも、いつも優しくしてくれてありがとうございました。

2022年

2022年の目標は心に秘めておくとして笑、2021は事前準備と再現性、自分をコントロールすることの重要性を痛感させられたので、それを継続しながらも、課題は「純粋な走力アップ」と「トラブル時・想定外事態発生時の自分のコントロール」、それを解決させるためのテーマは「丁寧」にしようかなと思っています。

2022年の目標は2021年より高い目標です。何よりも、まずは走力を上げなくてはいけない。

2021年の練習時間は700時間でしたが、この時間を増やすことは正直きついです。そのため、練習の質をあげるしかない。練習の質を上げるといっても、現状で意図を持ちながら練習をしているし、さらに向上の余地を考えるなら、仕事を早く終わらせて、集中して練習して、質の高いリカバリーをするしかないかなと。これを実現させるためには、一つ一つの仕事や練習やリカバリーを丁寧にやっていくほかはないと思っています。

続いて、トラブル時の自分のコントロールですが、ここもトラブルを数多く経験するのか(でも想定外だから想定外なんだわ)、はたまた事前準備で想定数を増やして対策を練っていくのか・・・なんですが、この辺りはわりと色々と考えすぎているかなとも思っています。
そういう意味では、一つ一つ真剣に考えて、必要な想定を必要なだけして、その精度を向上させていくしかないかなと考えました。無策・・・といっちゃ無策なんですが、考えすぎてもしょうがない。

もう大雑把にこうすれば伸びる!みたいな話ではないのかなと思っているので、一つ一つ真剣勝負で精度上げていこうかなと思います。

というわけで、自分のこのレベルでもうこんなことを考えるのかって考えると、自分の身体能力の低さ、センスの無さに絶望していますが、嘆いても仕方ないし、これをやった後の一年がどうなっているか楽しみです。もし、頑張った上で次の世界が見えていたら、それは自分では想定しえない世界なので、どんな景色が待っているのかなと。

その他、今年もいろんな方と出会って、一緒に山に遊びにいければなと思っています。引き続き2022もよろしくお願いします。

2021ベストトレイル3選。

今年行ってみて、面白かったな(&練習になるな)と思えるトレイルを3つご紹介しようと思います。2021年は奥武蔵と八ヶ岳での山遊びが多いので、この山域から一つずつ、あとは高尾・奥多摩・鎌倉・逗子/葉山・丹沢・その他エリアの中から2021ベストトレイルをご紹介します。

1.奥武蔵

一つ目は奥武蔵の「原市場〜名栗〜有間山〜大持山の肩〜妻坂峠(武甲山経由もいい)〜秩父」です。このコースは奥武蔵ロングトレイルの一部であり、40km3000mD+、補給は名栗のみです。THE 奥武蔵なコースで、あんまり走れるポイントがありません。30k地点までで3000mD+です。はっきり言って超きついですが良い練習コースだと思います。

原市場からスタートしますが、最初からキツいんですよね。特に小沢峠から黒山までのビミョーーーーに走れない登りが長く続きます。でも綺麗だし人はいないし良いトレイルだなと思います。

ハイライトは、名栗から有間山の間の5km900mUPの登り。
核心部は有間山手前にあるオクムボーイズ内通称「ワールドクラス」です。あの王子さんを潰した「ワールドクラス」。STRAVAのセグメントも作っていますので、ぜひ挑戦ください。

ここが終わってもアップダウンが続きます。ほぼ最高点にきてもまだまだアップダウンをかましてくる感じはさすが奥武蔵。
ただ、意外と早く終わるコースでもあるので、終わったら秩父のちんばたあたりで豚丼を食べるのがおすすめです。ぜひ。

2.八ヶ岳

43km2000mD+。
夏の峠走&適度なトレイルとしておすすめ。
コースは「八峰の湯〜ドライブインふるさと〜麦草峠〜白駒荘〜高見石小屋〜天狗岳〜根石岳山荘〜夏沢峠〜本沢温泉〜本沢温泉入り口〜稲小湯〜八峰の湯」です。
八峰の湯に車を置いてスタート。まずは麦草峠までロード16km900mUP。麦草峠からトレイルに入って、途中に白駒荘があるので、そこでソフトクリームを食べるのがおすすめ。そこから中山登って天狗岳を超えていく。

天狗岳からみた硫黄岳・赤岳
天狗岳で

途中、根石岳山荘があるから、そこのカレーを食べて本沢温泉にくだり(ここのカレーは美味しい!)、本沢温泉入り口から小海コースに入って、稲小湯抜けて途中滝にドボンして温泉入って終了。ここは最高でした。また来年も行こう。

稲小湯から1kmくらい先にある滝。まじで冷たかった。

3.丹沢

高尾・奥多摩・鎌倉・逗子/葉山/丹沢・その他エリア(長野)で最も良かったコースは、丹沢のこのコースでした。

コースは「宮ヶ瀬湖〜丹澤山〜塔ノ岳〜三ノ塔〜ヤビツ〜蓑毛」です。
これまで丹沢は、ヤビツ以外は行ったことありませんでした。
「は?丹沢?」「なんでそんな遠いところ行くの?」「奥武蔵で良くね?」「ヒル出るんでしょ、行かない行かないw」みたいな感じです。(丹沢を愛している皆さんすいません)

ただ、ランボーズのチーム練を丹沢でやるって言うから、じゃあ応援に行くかということで宮沢湖から丹澤山、塔ノ岳、ヤビツと縦走したら、超良いトレイルでした。
まず、海に向かってトレイルを進むのがいい。右手に富士山、左手に街という景色が最高。歩いていて気持ちがいい。ずっと歩けるし、歩いていたいなって思いました。
これまで丹沢で遊ぶことはなかったけど、練習になるコースだなとも感じたので2022年は丹沢に遊びに行く回数を増やそうと思いました。(山中湖to大山、高尾to大山は確定)

塔ノ岳のちょい先
塔ノ岳のちょい先2。大山とその先に海が見える。
三ノ塔からの夕日。右手は富士山。

あと、大友さんと鍋したのが楽しかったというか、鍋が美味しかったですw

こう考えると、奥武蔵は秩父でちんばたで食べた豚丼が最高だったし、
八ヶ岳では白駒荘ソフトクリーム&根石岳山荘カレーが美味しかったし、
丹沢は大友さんの鍋が最高だったし、美味い飯が食えて、良い景色が見れたら、それだけでベストトレイルになるかもしれない。
でも、どのトレイルも本当に最高で、また行きたいと思える道でした。

番外:赤岳オクムボーイズCAMP

赤岳登っただけ、何故かトランプして、縄跳びして、夜はレトルトカレーオリンピックやってというゆるキャンでしたが、まぁ面白い楽しい1泊2日でした。上記3つのトレイルに匹敵するくらい楽しいひとときだったので、来年もみんなでCAMP行きたいなと思います。


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