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今日から始めるサーナイトex

はじめに


どうも、とがめです

今回もサーナイトexの記事となりますが、前回とデッキタイプが変化していることや、落選こそしましたがCL愛知にて世界大会の出場権利取得を目標に取り組んでいたため自身の理解度も大きく進展しており、前回よりも深い部分までお伝えできると思います。

CL愛知にて準優勝という結果で注目度こそ上がりましたが、使用者が増えている印象はありません。
サーナイトはこれまでTier2、3と評価されてことが一般的であり、実際に登場から一ヶ月以上が経ちましたが未だにテンプレートと呼べる構築が定まっているようには思えません。
このような要因からもサーナイトの強みが世間的に認知されていないことが窺えます。

記事のタイトルにもなっている通りこの記事を購読していただいた方がサーナイトexの理解度を高められるように構築、プレイする時に意識している点、ゲームプランなど解説します。
サーナイトを使用している方や今後使用することを考えている方だけではなく対面の理解度を上げたい方にも参考になると思いますのでぜひご購読ください。

前置きが長くなりましたが、早速解説に入ります。




更新日・更新箇所
3/8 〜サーナイトexというアーキタイプ〜と〜Q&A〜を新たに追加しました。
3/31 ■アルカナシャイン採用型を追加しました。

⦅過去の記事⦆





1.環境の定義


サーナイトというデッキを解説する上で、まずは現在の環境についての定義付です。
人数よりも個人的に考えるデッキの強さという観点を重視してランク付けをしています。

Tier1 ミュウVMAX ロストギラティナ サーナイトex
Tier2 ロストバレット ルギアVSTAR ミライドンex
Tier3 アルセウスギラティナ 

サーナイトを除いてはミュウVMAXが頭一つ抜けている印象で、そのずば抜けたスピードと再現性の高さ、頂への雪道やジャッジマンなど主流なデッキに対してのメタカードを自然と採用できる点を評価しています。
特に頂への雪道とジャッジマンの枚数をしっかりと採用しているターボ型の構築は他のデッキのメインギミックの妨害に留まらずドラピオンVを機能させないという一面も兼ねており非常に合理的です。

現在の環境の集大成であるCL愛知、特にDay2はルギアの使用者が増えると予想していました。
安定性を重視したデッキを選択をしてベスト8止まりで終わるよりも爆発力を期待してベスト4に食い込んで世界大会の権利を取ろうとするプレイヤーが多いと考えたためです。
実際に大会結果のツイートを見てもDay2でルギアに乗り換えるプレイヤーは少なくなかったように感じます。
ルギアはCL愛知の前に爆発的に数を増やしました。
流行当初こそギフトエネルギーやラッキーエネルギーで手札干渉をケアすることが可能でしたがあまりにも数が増えすぎてしまった結果、メタカードとしてシンオウ神殿が劇的に流行し、手札干渉のケアも難しくなりました。
その他のロストギラティナやミライドンなどのデッキもメインギミックでの良い解決策ができているとは言えないと考えています。
このような要因からミュウVMAXの立ち位置が非常に良いと感じていました。
結果からも分かる通り爆発的に増えてしまったルギアに不利を取るギラティナやミライドンは厳しい戦いだったと思います。

サーナイトは手札干渉に対してはリファインやバディキャッチなどメインギミックでの解決策を講じることができており、ミュウに対してはスターオーダー、ロストギラティナに対してはザシアンV+ミュウツーVUNIONと環境TOPとも渡り合えるパワーと対応力を兼ね備えていると考えています。




2.構築について


現在最もメジャーなサーナイトの構築には2つのタイプがあると考えています。
どちらもサーナイトラインを基盤とすることに変わりはありませんがアタッカーやゲームプランに少しばかり違いがあります。

1つはザシアンVをメインアタッカーとしたヨネダタクヤさんがシティリーグで使用した構築、もうひとつはサトウリクさんがCL愛知で使用して準優勝をしたアルカナシャインのサーナイトをメインアタッカーとした構築です。

違いがあるとすれば前者にはミュウツーVUNIONが、後者にはふしぎなアメが複数枚採用されていることが特徴でしょうか。

どちらの構築もキルリアのリファインで再現性を担保しつつサーナイトexによるエネ加速で超タイプのアタッカーをサポートするという構造に違いはありません。

今回は前者のタイプについてゲームプランや理想展開、意識している点などについてお話しします。

■ザシアンV+ミュウツーVUNION

現在自分が実際に使用している構築です。
メインアタッカーとしてのザシアンV、終盤はミュウツーVUNIONによるフィニッシュを狙います。
現在の環境デッキに対してそれぞれ有効なプランがあるため大きく不利を取るデッキが存在しないと考えています。
また固定枠となるカードも比較的少ないため環境の変化も構築によって対応することが可能です。
固定枠以外のカードについて触れていきます。

※3/4開催のフワライドカップではシンオウ神殿をネストボールに変えて出場し4-1でした。(1敗も自分のプレイミスだったため悔しいです、、、)



⦅採用理由⦆

・エルレイド

このカードを採用することでサポートが持つ役割を100%的確にこなすことができます。
サブアタッカーとしても優秀です。

1枚採用しておくだけでデッキの再現性・対応力に厚みを持たせることができるため採用価値は高いと考えています。


・ザシアンV

ザシアンVというポケモンは大ダメージが出せることにフィーチャーされている印象ですが、特性けんのほうこうと2回の手張りで最速で2ターン目から攻撃できる序盤のアタッカーとしての役割も担っています。
エネルギーが3枚でもウッウなど大抵の非エクポケモンを倒せますし、VMAX、VSTARなどのポケモンにはダメージを与えておくことで後続のサーナイトやエルレイドで倒すことが可能です。
今回の構築で特徴的なのはこのカードが2枚採用されている点でしょう。
序盤の素引きやスタートも問題にはならないことや、サイド落ちの場合にはテンポロスの可能性も出てくるため2枚目の採用価値は高いと思っています。
1枚の採用でもクララやミモザを使うことで使い回すことは可能ですが、打ちたいサポートが多いこのデッキでは中盤のサポート権を温存する意味も兼ねて2枚目の採用は合理的です。
このカードが次のターンでどれくらいの火力を出せそうか相手のターン中に確認しておくと時間が節約できます。

5個/210点  ゲノセクトV レジエレキV ライコウV
6個/240点 ギラティナV ルギアV アルセウスV ミライドンex ザシアンV
7個/270点 Vガード付きバンギラスV 自傷2回サーナイトex
8個/300点 ルギアVSTAR ギラティナVSTAR アルセウスVSTAR
9個/330点 ミュウVMAX レジエレキVMAX


・ミュウ

バトルVIPパスに触る確率を上げる目的で採用しています。
今回の構築では採用をしていませんが、サーチ手段が限られているふしぎなアメを持ってくることができる貴重な1枚でもあります。

・バトルVIPパスを素引きする確率
初手7枚で1枚以上≒40%
1枚ドローして8枚(サイド落ちなし)で≒44.5%

・バトルVIPパスを引けておらずミュウによってバトルVIPパスを持ってくることができる確率
(デッキ60枚-初手8枚-サイド6枚=46枚)

バトルVIPパスのサイド落ちが
0枚
≒44.8%
1枚
≒35%


初手とサイドで山札が減っていて山上から6枚見ることができるためバトルVIPパスを引く機会を一度増やすことができるカードです。
バトルVIPパスを1枚でも引けていれば後の展開に余裕を持たせられることやこのカード自身が全てのボール系カードに対応、超タイプであるためサーナイトで逃げエネが用意できるなどデッキ単位での噛み合いが強い1枚です。
ロスト系デッキにはザシアンVに手張りを優先したいことや、マナフィを置きたいことから出すかどうか一度考える必要があります。


・ミュウツーVUNION

このカードは言い換えるとトラッシュから出てくるVMAXポケモンです。
進化元を用意する必要もないですし、ジャッジマンやツツジなどの手札干渉を受けません。
相手にサイドを取られることなく安全に着地し即座に攻撃へと転じることができます。

サイコプロージョンによるダメカン16個ばら撒き、もしくはファイナルバーンによる300ダメージが選択できるため非ルールからVポケモンと全対面に強いです。

特にロストバレットにはこのカードの有無で有利不利が逆転するため採用しない意味はないと思っています。


・ボール系カード

レベルボール、バトルVIPパス
⇨4枚で固定枠として考えています。

ハイパーボール
⇨ゲーム序盤は手札コストが重たいものの、終盤のミュウツー、サーナイト、エルレイドのサーチやエネルギーをトラッシュに送る役目も兼ねており増やすことはあまり検討していませんが減らしすぎも良くないので減らしたとしても2枚の採用に落ち着くと思います。

霧の水晶、ネストボール
現状は霧の水晶2枚ですが、もし2枚目以降を採用するのであれば序盤にかがやくゲッコウガに触ることのできるネストボールを採用すると思います。
ネストボールは中盤以降もマナフィやザシアンVを持ってくる役割が存在しているため2枚程度採用して序盤の動きを安定させる構築も検討しています。


・サポートカード

合計11枚のカードを採用しています。
それぞれのカードについて現在自分が考えている固定枠や枚数の入れ替えが検討できるカードについて解説します。

・固定枠
ボス ツツジ クララ 
・準固定枠
博士の研究 ジャッジマン セレナ シャクヤ
・環境デッキにより変動
さぎょういん

準固定枠としたカードの枚数比率は難しいです。
CL愛知の結果を受けてミュウVMAXの比率が下がり、ロストバレットの比率が上がるようであればジャッジマンを増やす、さぎょういんを減らすなど各々の想定する環境によって変動が必要となる箇所だと考えています。
博士の研究に関しても必要パーツが落ちるリスクはありますがリターンも十分にあり序盤は積極的に打ちたいことや相手の手札干渉のケアの意味も込めて4枚採用していますが、ヒガナの決意のようなカードを増やす選択肢もあります。


・スタジアム

頂への雪道への対策+役割があるカードの採用がオススメです。
現在はルギアやミュウへのメタとしてシンオウ神殿2枚、終盤のダメージを受けたポケモンをトラッシュして負け筋を消す意味での崩れたスタジアム1枚の採用です。
現在はこのような構成ですが、サポート同様に想定する環境によって変動をさせる必要があると考えています。
頂への雪道が存在する以上、さぎょういん込みでも最低3枚は対策カードとして採用した方が良いと考えています。


⦅不採用⦆

・ヒスイのヘビーボール
かがやくゲッコウガやラルトスの回収とサイド落ち確認が必要なくなるので脳のリソースを抑えることができますが、ラルトス1体やかがやくゲッコウガがいなくなる程度であればごまかしが効くことや、ゲーム序盤に引いていないと役割がないに等しいので採用を見送っています。
ラルトス2体がサイドに落ちていて序盤にこのカードを引けるという場面は確率的に割り切っています。

・ペパー
ふしぎなアメを採用している構築ではないので採用していません。
ふしぎなアメを採用している構築であればアメ+空の封印石などのサーチが可能なため採用する価値はあるでしょう。

・クレッフィ
このカードを採用することでロストバレットには強くすることができますが、それ以外のデッキに刺さりが良いとは言えずめ役割を遂行できないどころか自分の首を絞めることになりかねません。
クレッフィを採用するのであれば構築段階から練り直す必要があると思います。




3.基本的な立ち回りについて

このデッキは相手に1-2-2-1と最低でも4回の攻撃を強要します。
それに対しこちらは1-2-3や2-2-2、2-4といった3回ないし2回の攻撃でサイドを取り切ることを見据えているため順当にゲームを進めることができれば相手よりも早くサイドを取り切ることができます。

このデッキのリーサルターンは平均して4ターン目で、5ターン目にはサイドを取り切ることが理想的な展開です。
理想的な最終盤面と、そこに至るための過程について解説します。


⦅理想的な展開⦆

・最終盤面

ザシアンV(エネ大量)+サーナイトex+エルレイド+トラッシュにミュウツーVUNION(自分サイド2~4 / 相手サイド残3)

相手のサイドが残り3枚の時点でこの盤面を押し付けることを目指します。
相手側はサイドを取り切れないのに対し、こちらはザシアンVでVMAXやVSTARポケモンを倒せるorミュウツーVUNIONによる複数枚取りの状況を目指してゲームを進めましょう。

・最終盤面から逆算した1ターン目の目指すべき盤面

⦅ザシアンV+ラルトス2体+かがやくゲッコウガ⦆

となります。
バトル場にラルトス以外のポケモン(ミュウやマナフィ、かがやくゲッコウガ)が最も理想的でそこにプラスしてラルトス1体やザシアンVに手張りができると後の展開に余裕が生まれます。

スタートするポケモンがマナフィ以外であれば1ターン目に必要なカードはバトルVIPパス+1枚です。
先攻ではミュウを採用しているため高い確率でバトルVIPパスに触ることができますし、後攻であれば+サポート権があるため理想的な展開と言えど現実的に可能な範疇だと考えています。


⦅サイド落ち⦆

【確認が必要】
・ミュウツーV UNION
・サーナイトライン
・ザシアンV
・ボス、セレナ
・ツツジ

【対面により確認が必要】
・マナフィ(ロスト、パルキア、れんげきウーラオス)
・空の封印石(ミライドン、ミュウ)
・シンオウ神殿(ルギア)

【サイド落ちにより確認】
・クララ
・シャクヤ
・ともだちてちょう


実際に確認しているリストです。
リストに関しては特筆することはないと思うので説明を省きます。

僕がサイド落ち後にしなければいけないと考えている項目が一つだけあります。
そのゲーム中のサポート権の使用についてです。

例えばザシアンVを複数回に渡り使用する必要がある対面の時にザシアンVが1枚サイドに落ちているならば中盤にクララを使う必要が出てきます。
クララを手札に確実に加えるためにはエルレイドが必要になります。
今度はエルレイドを立てられるターンまでにラルトスが必要なのか、どのターンまでにキルリアに進化しなければいけないのか、と自分が今やるべき行動を逆算していきます。

これをしないとゲーム終盤に打たなければいけないサポートが嵩張ってしまい結果的に相手の速度に追い付けず負けてしまいます。
(例:クララでザシアンVを加えないと相手のポケモンを倒せないのにボスも必要etc)
僕も1ヶ月ほど回していますが、練習段階ではたまにやらかしてます笑

今回は一例ですが、サイド落ちを確認した時点でそのゲームについてある程度イメージをすることが重要です。
デッキを回す前の段階ではイメージが付きづらい部分があると思いますので、最初は1人回しや友達との練習の中で理想的な展開を身につける。
次にサイド落ちからゲームプランを逆算することを意識して練習すると良いと思います。
僕自身も全てを言語化することが難しいのでTwitterのDMなどで質問していただければお答えします。




4.対面別の立ち回りについて


⦅ミュウVMAX⦆

【サイドプラン】
1-2-3
非ルール+ゲノセクト+ミュウVMAX
2-2-2
Vポケモン×3
2-4
ゲノセクトorミュウ+ミュウVMAX(スターオーダー)

理想的なゲーム展開はVポケモンを倒す+ミュウVMAXをスターオーダー込みで倒して残り4枚を取り切ることです。
スターオーダーが絡まないゲームであれば1-2-3、もしくは2-2-2を狙いましょう。
先に2枚取ってツツジをケアする方が理想ではありますが、他のデッキよりもジャッジマンやツツジなどの手札干渉の枚数が多いためパーツが揃っている場合には先にスターオーダーを宣言することも考慮しましょう。

環境デッキの中で展開速度が一番早くザシアンVが早い段階で倒されてしまう可能性が高いため相手の動きやスタートしたポケモン、1ターン目の展開を見てザシアンVを出すかどうか一度検討します。

またミュウ対面はサーナイトexがアタッカーとして優秀です。
ミラクルフォースでゲノセクトVやミュウVを倒すことができますし、手張り2回+サイコエンブレイスのHP290の状態でバトル場に出すことができればダブルターボエネルギー+テクノバスターであればパワータブレット4枚でないと倒されません。
HP310と290に大きく差は生まれないので、他のアタッカーに必要がない時にキルリアに1枚手張りしておくと次のターンに手張り+サイコエンブレイスでHP290を保ちながら攻撃することができます。


⦅ロストギラティナ⦆

【サイドプラン】
1-2-3
非ルール+ギラティナV+ギラティナVSTAR(スターオーダー)
1-3-2
非ルール+ギラティナVSTAR+非ルール2体(ミュウツーVUNION)
2-2-2
ギラティナ2体+小物2体orギラティナ

ザシアンV最速で動かしたい対面です。
2ターン目に無傷のザシアンVで相手のウッウを倒すと相手側はギラティナVSTARでしかワンパンで取れません。
これに対してギラティナVSTARを出してもザシアンV2体目+スターオーダーで取って最後にミュウツーVUNIONで非ルールを2体倒してゲームを決めることができます。
上記はあくまで理想的な展開ではありますが、ザシアンVが非常に有効に働く対面であるため有利です。
ギラティナを上手く起動させずに非ルールポケモンをザシアンVで取っていくようなゲーム展開が望ましいです。
月光手裏剣を綺麗に決められてしまうと厳しいゲームになるのでマナフィをちゃんと置ける場合は甘えずにちゃんと置きましょう。


⦅ロストバレット⦆

現存するデッキで一番厳しい対面になると思います。
構築もプレイヤーそれぞれで異なってくるためエネルギーの色からアタッカーを予想して柔軟に対応する必要があります。
ロストギラティナ対面と同じくザシアンVが有効に働きやすいですが、ライコウV、ザマゼンタなどで倒されてしまう可能性がある場合にはサーナイトやエルレイドでの攻撃を検討しましょう。
またミュウツーVUNION+ジャッジマンorツツジでのサイコプロージョン複数回宣言が相手の構築を問わずに有効であるためゲーム序盤から準備します。


⦅ルギアVSTAR⦆

【サイドプラン】
1-1-2-2
アーケオス2+ルギア+Vポケモン
3-2-1
ルギア(スターオーダー)+アーケオス+Vポケモン
2-2-2
Vポケモン×3体

結構数こなしましたがルギア側の要求値がとても高く特に有利な対面だと考えています。
アッセンブルスターが綺麗に決まってもバンギラスVを用意できないとサーナイトが倒せずルギア側が途端に厳しくなります。
バンギラスVにエネルギーが何もついていないのであればアーケオスを1体倒すことでダブルターボの素引きを要求、バンギラスにエネルギーがついているようであればザシアンVで倒して2体目のバンギラスVと活力の壺を要求しましょう。
1体目のバンギラスVを倒す時にシンオウ神殿+ツツジができるように意識します。
ギフトエネルギーでリソース回復をさせないことが非常に重要です。


⦅ミライドンex⦆

【サイドプラン】
2-4
ミライドンor Vポケモン+レジエレキ(スターオーダー)
2-2-2
ミライドンorVポケモン×3体
1-2-3
モココ+ミライドンorVポケモン+レジエレキ
3-3
レジエレキ×2体

ミュウと同様、2回の攻撃でサイドを取り切ることができるので有利です。
ミュウと比べても手札干渉される確率が低いためスターオーダーを決めることができる確率が高く相当躓くことがなければ勝てる対面です。
相手の採用されているカードにもよりますが基本的には上2つのプランを狙って動きましょう。
デッキの性質上、手札干渉に脆いのでジャッジマンやツツジを優先的に打っていきます。
レントラーVが見えた場合にはレベルボールを先に使っておくようにしましょう。




5.最後に

ご購入いただき、また最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

自分が出場する前にサーナイトで結果を出されてしまったことは悔しく思いますが、最終的な目標はそこではないため宮城、新潟、JCSでのベスト4以上入賞を目指してこれからもポケモンカードに励みます。

説明不足な項目があるかもしれませんし、言語化が上手くできていない項目あるかと思いますが、ご質問をいただければお答えしますし、質問や自身の調整による変化は随時noteに追記します。

〇〇について新しく項目を追加して欲しい!
〇〇みたいな時ってどうしてますか?

など些細な質問やご要望にも対応させていただきますのでTwitterでDMやリプライなどお気軽にお尋ねください。
(抽象的な質問よりは具体的な質問をいただけると助かります笑)

改めてにはなりますが、ご購入いただき誠にありがとうございます。
これからもポケモンカードを一緒に楽しみましょう!




〜サーナイトexというアーキタイプ〜

サーナイトexというアーキタイプはロストギラティナに近しいものだと感じました。
調整メンバーのshoheiさんに言われて、改めて自分で深掘りしたところしっくり来たので似ている要素をリスト化してみました。

ロストの枚数=エネルギーの枚数(トラッシュ)
はなえらび=リファイン
ミラージュゲート=サイコエンブレイス
ひきさく+ロストインパクト=ストームスラッシュ
ロストマイン=サイコプロージョン

いかがでしょう?
僕個人としては割と納得しています。
それぞれのメリット・デメリットはあると思いますが、サーナイト視点から見たメリットをまとめます。

・トラッシュにエネルギー+サーナイトexで技が打てる
(エネルギーリサイクルやミラージュゲートを必要としない)
・アクロマの実験のような依存するカードが存在しない
・ボール系カードの枚数を調整することが可能
・入れ替え札が不要
・ジャッジマン、ツツジに強い

もちろんギラティナ側にもギラティナに弱点が存在しないことや、おとぼけスピット、月光手裏剣など使える技が豊富…など

サーナイトより優れている点も存在しますが、サーナイト側もストームスラッシュ、ミラクルフォース、らせんぎり、サイコプロージョン、ファイナルバーンと環境デッキに対応できる選択肢は存在していますし、デッキの自由度が高いことなども考慮すると総合的にサーナイトexに軍配があるのではないでしょうか。

また要素が似通っていることからデッキの回し方についても近いものがあると思います。


・序盤ははなえらびやアクロマの実験でロストを溜める
⇨リファインやかくしふだでトラッシュにエネルギーを溜める

・序盤中盤はおとぼけスピットでお茶を濁す
⇨ストームスラッシュでお茶を濁す

・ロストインパクトでワンパン
⇨ストームスラッシュでワンパン

・終盤はロストマインでサイド複数枚取り
⇨サイコプロージョンでサイド複数枚取り

パッと思いついたので深掘りしてまとめました。
少しはデッキについての解像度が上がりましたでしょうか?
また何か思いつき次第、更新します〜


〜Q&A〜

・ミュウ(ふしぎなしっぽ)とザシアンVへの手張りどちらを優先しますか?
⇨ロスト系対面などザシアンVが相手にとって脅威になる対面はザシアンVを優先します。

前提としてミュウの役割は初動のサポートとしての意味合いが9割です。
ロスト対面であってもラルトスを展開できない、もしくはラルトスが1体しか並ばないような細い手札では厳しいゲームになることは必然であるためミュウを使って全力でバトルVIPパスを探しに行きます。
またルギアやミラー対面など準備に少し時間がかかる相手ではミュウを複数回起動することができ、その後の動きの安定感が増すので積極的にミュウを使います。
ふしぎなしっぽを2回使用することができれば相当下振れない限りは展開できるはずです。


・ジャンケンで勝った場合、先攻取りますか?
⇨先攻を取ります。

このnoteで何度かお話ししているように先攻の際に細い手札にならないように構築しています。
何故かというと先攻でも強い盤面を作って順当にキルリアに進化してデッキが回転することに重きを置いているからです。
もちろん後攻ではサポート権があるため強い動きをできる可能性がありますが、相手に先に動かれます。
相手に先に動かれた結果、せっかく用意したラルトスやキルリアが狩られ続け負ける可能性というのは先攻と比べても高いです。
これらの要素から先攻を取る選択をしています。



■アルカナシャイン採用型

VvkdkF-VE5Fcb-Vf1fVf

バツローグさんが使用していた構築をベースに自分の考えを落とし込んだ構築です。
CL宮城に当選していたのであれば、この構築で参加していました。
元の構築からの変更点とその理由について解説します。

・変更点

クレッフィ→マナフィ

レベルボール/霧の水晶1枚ずつ→ネストボール

・クレッフィ→マナフィ

アルカナシャインのサーナイトをメインアタッカーとして据えてる以上、かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんは致命的でした。
先攻をとって先に進化してしまえば良いという考えも理解できますが、メインギミックでふしぎなアメを持って来れるのはミュウのみであり確定サーチではないため再現性が高いとは言い切れません。
ロストバレットのメタカードのクレッフィは良い選択ではありますが、直近の大会の分布を見ても当たる確率は2回ないし3回程度と予想しています。
であれば不利対面に寄せるよりも、同程度当たることが予想され有利対面であるロストギラティナに勝ちに行く構築が良いと判断しました。


・レベルボール/霧の水晶→ネストボール

この構築は2ターン目にふしぎなアメを使いサーナイトexを立てて攻撃することをコンセプトに構築されています。
キルリアを立てるよりもサーナイトへの進化を優先しているのであれば、1ターン目にかがやくゲッコウガへのアクセスは重要だと考えます。
ということは1ターン目に限った話、キルリアにアクセスできるレベルボールよりもゲッコウガにアクセスできるネストボールの方が優位性が高いということになります。
バトルVIPパスとの重ね引きをしても問題はなく、中盤以降もザシアンVやマナフィなどを持ってくる役割があるので手札に腐ることは考えにくいです。
最悪リファインのコストで切ることができます。
このような理由からレベルボール4枚、霧の水晶4枚とするよりは同じような役割であるネストボールを採用した構築が良いと判断しました。
(霧の水晶はエネルギーをサーチできますが、1ターン目の重要度で言えばネストボールに軍配が上がると考えています。)


・Day2
もしCL愛知と似たような結果(ロストギラティナの分布が減少しロストバレットが勝ち上がる)になるのであればクレッフィを採用します。
ただ採用したとしても1枚だと思います。
クレッフィというカードは自分のかがやくゲッコウガも使えなくなってしまう謂わば諸刃の剣

多少なりとも自分の動きにも影響が出てしまうことや、あな抜けのヒモをケアしてクレッフィ2枚を盤面に展開してしまうとその分、ラルトスなどアタッカーを置ける数が減ってしまいますし、クレッフィ2体を並べるということはラルトスが1体減っているということなので後続の展開に不安が残ります。
そのためDay2でロストバレットの分布が多いようであればクレッフィ以外のロストメタカードの採用、もしくはデッキを変更する選択をすると思います。

ロストバレットへの対策候補

・緊急ゼリー
・ジャッジマン
・崩れたスタジアム

簡単ではありましたが、CL宮城に向けて調整を重ねた自分なりの答えになります。
いよいよ明日はCL宮城、本番です。
自分の答えが合っているのか答え合わせという意味合いで楽しみにしています。
参加される皆さん悔いのないよう頑張ってください!

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