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【ポケカ乱舞優勝】サーナイトex / ジュペッタex / ミュウツーVUNION【解説】

1.はじめに


はい!どうも、とがめです。

今回はポケカ乱舞3on3のチーム戦で使用し、優勝したサーナイトexデッキについての解説記事になります。
Twitterや対戦レポートにもあるように個人成績も7-2と発売翌日にしては完成度も十分であると自負しています。
今回使用した構築のコンセプトから採用理由と枚数、今後の改善点や採用が検討されるカード、非採用としたカードやギミック、サイドプランを含めたプレイングやゲーム中に意識することに関する部分など、今お伝えすることのできる全てを解説します。

※追記した項目

1/26 デッキ相性⦅サーナイトex⦆
1/27 4.基本的な立ち回り 《ジュペッタexの2体目》
1/31 5.デッキ相性⦅ダークライVSTAR⦆、不採用カード追加
2/27 無料部分の拡大

大会当日の対戦レポートや大会参加前に新環境について考察した記事もございます。
下記の2つの記事は全文無料となっておりますので、まだお読みでない方や気になる方は下記のリンク先よりご覧ください。

⦅新環境考察⦆

⦅対戦レポート⦆


2.構築について

デッキコード

kfkFFF-Styxkl-VkFkVf

サーナイトexを軸にサブギミックとしてジュペッタexやミュウツーVUNION、クレッフィを採用しています。
カード一枚一枚の採用理由や枚数の解説に行く前にサーナイトというデッキを使う上でのメリット・デメリットについてを説明します。

⦅リファインとサイコエンブレイス⦆

サーナイトexを使う上でのメリットはこの2つの特性です。
ポケモンカードをプレイしている大半の方がそう答えるでしょう。
これは間違いではありませんがこの2つの特性が強力なのはテキストに書いてあることだけではありません。

キルリアの特性リファインは、手札にあるゲーム中に不要なカードをトラッシュすることによるデッキ圧縮が自然とできるためジャッジマンやツツジに対して耐性をつけることができますし、これらのカードを自分はより強く使うことができます。

サーナイトexの特性サイコエンブレイスはエネルギーの使い回しが可能なので、デッキ内のエネルギーを最小限に抑えていても問題ありません。
そのため本来エネルギーに割いていた枠をサポートやグッズに充てることができます。
進化ラインを厚く採用する必要があるためポケモンの枚数は自然と多くなりがちですが、他のたねポケモンを軸としたデッキと遜色がないほどにグッズ、サポートの枚数を採用することができています。
構築を見ていただければ一目瞭然でしょう。

上記の通りこれらの特性はテキスト以上にゲームに干渉することができる特性であると言えるでしょう。
ここまではメリットについて解説しましたが、もちろんデメリットも存在しています。
僕が考えるデメリットは主に下記の3つです、デメリットについても解説します。


⦅序盤の2ターン⦆

サーナイトexというデッキは2進化デッキである性質上、サーナイトラインのみでは技を宣言することができるのは早くても3ターン目になります。
もちろんふしぎなアメを使うことで1ターン早めることはできますが、素引き頼りの構築になりがちで安定しているとは到底言えません。
環境に存在するロストやミュウVMAXは1ターン目から攻撃を開始することができるためこちら側が何もアクションを起こさなければ2体のポケモンが倒されてしまい実質サイドが4枚からのスタート、これは無視できない要素です。
この2ターンの中でラルトスが倒されてしまった場合には本来獲得できたであろう潜在的なアドバンテージをも失うことになります。
この2ターンを毎回安定して解決するためには、サーチ手段が豊富でありサーナイトexと相性の良い超タイプ、且つサーナイトが育つまでの2ターンの穴を埋めることができるポケモンで補う方向性が良いと感じました。
相手にとって無視できないポケモンを採用することでラルトスを守ることにも繋がります。


⦅打点不足⦆

サーナイトexのミラクルフォースはとても強い技であるとは言えません。
HPの低いVポケモンなどを倒せるので弱い技ではありませんが、現環境で活躍しているVSTARポケモンなどに対しては2回の攻撃を行う必要があるため打点不足は否めないでしょう。
サーナイトex自体のHPも高いため2回の攻撃を行うことも不可能ではありませんが、サーナイトexを1回の攻撃で倒すことのできるギラティナVSTARやミュウVMAX+パワータブレットなど一回の攻撃で倒されることを想定しないのは希望的観測に過ぎません。
そのためサーナイトexの打点不足を補えるポケモンの採用が必要となります。


⦅デッキの安定性⦆

他の言葉に言い換えると〈再現性の高さ〉でしょうか。
キルリアのリファインがあるためサーナイトexを使ったデッキは再現性が高いと思われている方もいると思いますが、実際に回してみると再現性が高いとは言い切れません。
それは何故かというとサーナイトexは2進化デッキであることに代わりはないからです。
ソードシールド環境でもそうであったように進化ポケモンを扱うデッキよりもたねポケモンをメインとしたデッキが勝ち上がっていたことは皆様も理解していることと思います。
そもそもの話として進化というギミックは進化した時点でハンドアドバンテージを失っています。
他のデッキとは違いリファインを使うことで損失を抑えることはできますが、キルリアに進化したターンはリファインを使ったとしても、キルリアとトラッシュしたカードで2枚のカードを失っているため2枚引いてもアドバンテージに変化はないのです。
2枚ドローをしているので錯覚しがちですが、2ターン目に4体キルリアに進化して4回リファインを使ったとしても手札は1枚も増えていません。
このデッキがアドバンテージを稼ぐことができるのは進化した次の3ターン目からであり、これこそが構築する上での落とし穴と言えるでしょう。
言い換えるとこのデッキで2ターン目までにアドバンテージを稼ぐことのできるポケモンは存在していません。


⦅構築で意識したポイント⦆

上記でメリットとデメリットをまとめたようにサーナイトexというデッキはゲーム中盤〜終盤に真価を発揮するアーキタイプです。
さらにジュペッタexとミュウツーV UNIONを採用をしているためこれらを詰め込んだとしても再現性を高く保ちつつ序盤の弱さを露呈させないように意識して構築しています。

・序盤の2ターン
⇨序盤の技が宣言できないことによるテンポロスの解決策としてクレッフィとジュペッタexの採用です。
この2種類のポケモンは超タイプのポケモンなので採用しているほとんどのサーチカードに対応しています。
クレッフィはバトル場に出すだけで、ジュペッタexはエネルギー1つで役割を果たしてくれるためエネルギーを最小限に抑えていても問題ありません。
他の超タイプポケモンではなくこの2枚を採用した大きな理由です。

・打点不足
⇨打点不足の部分についてはミュウツーV UNIONが担っています。
ミュウツーV UNIONを採用したとして中盤から揃えるとなると難しく打点不足に関してはもう少し改善する必要があると感じています。
(サイド1アタッカーの採用やサイドプラン、ゲームプランを見直す方向で考えています。)

・デッキの安定性
⇨序盤のテンポロスをジュペッタexやクレッフィでお茶を濁し、アドバンテージに関しては博士の研究4枚採用することで解決を図っています。
実際に9回戦をこなしましたが、事故で負けたゲームは一度もなくデッキの安定感は示せているのではないでしょうか。
もちろんラルトスを毎回安定して3〜4体並べられていたわけではありません。
ラルトスが1、2体しか並べられていないゲームも多く存在していましたがそういったゲームでも勝ち切れています。


3.採用理由と枚数について


⦅採用理由〜ポケモン編〜⦆

・サーナイトex / キルリア / ラルトス

サーナイトexが3枚とキルリア、ラルトスが4枚ずつの採用です。
サーナイトexが2枚ではなく3枚であるのは2つの理由があります。
まずゲーム中に2枚使用する頻度が高いことと、博士の研究を4枚採用しているためです。
3枚あることで序盤に切る判断を取れることや、素引きの可能性が上がるためハイパーボールをミュウツーV UNIONのサーチに回すことができます。
何か劇的な変化がない限りはサーナイトexは減らさないと思います。


・ミュウツーVUNION

正真正銘このデッキのフィニッシャーであり、ファイナルバーンで相手のポケモンをワンパン、サイコプロージョンによりダメカンのバラ撒きでサイドの複数枚取りを狙います。
回収ネットやすごいきずぐすりのレギュ落ちにより盤面のダメージが残る可能性が非常に高くサーナイトexやジュペッタexで取りきれなかったポケモンの気絶を狙います。
相手のデッキによってはこのカードで2回、3回と技を宣言することを目的として出す場合もあります。
どちらの場合にせよこのカードを出す場合には、明確にゲームを終わらせることを意識して使用しましょう。
もし倒されそうなデッキ相手に出さざるを得ない場合には、一撃で倒してきそうな相手のポケモンをボスの指令で倒したり、このカードを出したターンにツツジを打つなど最低限の準備をして複数回の行動ができるように整える工夫が必要になります。

・ジュペッタex / カゲボウズ

サーナイトexの立ち上がりの弱さをカバーしてくれるポケモンその①です。
今回優勝できたのはこのカードのおかげと言っても過言ではないほどで、現在サーナイトexを使うのであれば外せないカードだと思っています。
とこやみでグッズロックして相手の動きを弱めながら、こちらの盤面を整えて捲りにいく展開がほとんどでした。
30ダメージもとても重要でサーナイトexと合わせて220ダメージでたねVポケモンの気絶、キュワワーやマナフィなどのたねポケモンにダメージを与えておくことでミュウツーV UNIONのサイド複数枚取りのラインが下がるなど痒いところに手が届きます。
下技のポルターガイストも相手には脅威で手札を減らすことを強要することができるので本来使う場面ではないカードやあまり使いたくないようなカードを使わせることで相手のリソースを削ることができます。
対戦相手はジュペッタexをケアしつつ、後続のサーナイトexやミュウツーV UNIONもケアしなければならないためゲーム中の負荷は相当だと思われプレイミスを誘発しやすいカードでもある点も評価しています。

3-3ラインで採用している理由はサーナイトexと同じような理由ですが、2体目を使う機会は少なかったため減らすことも検討しています。
(ジュペッタex3、カゲボウズ2にするかも)


・クレッフィ

サーナイトexの立ち上がりの弱さをカバーするカードその②です。
ジュペッタexほどではありませんが、活躍したことは間違いないですし多くの勝利に貢献してくれました。
採用している全てのサーチカードからアクセスが可能であり、ラルトスのテレポートブレイクとも相性が良いため使い勝手も良いです。
主にロスト系のデッキやミュウ対面で使用することが多いカードですが、あくまで1ターンの猶予を稼ぎたいことから採用しているため1枚でも問題ありません。
後攻のバトル場スタートが強いこと、サイド落ちやあな抜けのヒモをケアするなど意味は生まれるため2枚目の採用を検討しても良いと思います。



⦅採用理由〜グッズ編〜⦆

・ハイパーボール

貴重なミュウツーVUNIONをサーチすることのできるカードです。
もちろん必要に応じてサーナイトexやジュペッタex、キルリアなどをサーチすることができます。
コストが重いため3枚ですが、ミュウツーV UNIONを使用したい対面が増えるのであれば4枚採用することも検討しています。


・ネストボール

良くも悪くも50点のカード、ゲームが進むにつれて役割がなくなっていくことや、たねポケモンのサーチカードは他のカードの優先度が高いため2枚に抑えています。


・レベルボール

サーチがしにくいキルリアをノーコストでサーチできる貴重なカード
その他にもラルトス、カゲボウズ、クレッフィとサーチ範囲が広く特に序盤に引いておきたいカードであるため4枚採用です。


・バトルVIPパス

ラルトス、カゲボウズ、クレッフィと1ターン目に並べたいカードが複数種類存在していること、先攻ではサポートが打てないことから手札が細くなりやすいため1枚でも質の高いカードで補いたいと考えているため4枚採用です。


・霧の水晶

超タイプたねポケモンとエネルギーを使い分けられるカードです。
ゲーム中盤以降もエネルギーをサーチすることができるため腐ることがありません。
このカードがあるおかげでエネルギーの枚数が少なくてもデッキが成立しているため減らすことはないでしょう。


・まけんきハチマキ

序盤にクレッフィやたねポケモンなどが気絶させられていることがあり相手がサイドを先行しやすいため使い勝手は悪くありません。
主にサーナイトex、ミュウツーV UNIONにつけることでVたねポケモンやVMAXを倒すため採用しています。
小回りが効くカードではありますが、採用しすぎると安定性が下がるため1枚もしくは0枚でも良いと思います。


⦅採用理由〜サポート編〜⦆

・博士の研究

進化ポケモンを多用するデッキで採用を躊躇いがちなこのカードですが、このカードこそが進化デッキに必要なカードだとサーナイトexを理解する上で僕自身気付かされました。
博士の研究を採用する上で進化ラインがトラッシュに送られてしまうことで採用を見送られがちである最たる理由かと思います、現に僕もそういう理由で採用を躊躇っていました。
しかしよくよく考えてみると博士の研究でトラッシュしなければいけないのは進化ができない最初のターン、2進化ポケモンであれば序盤の2ターンの間のみでそれ以降のターンは進化してから打てば問題ありません。
博士の研究は発動条件もないためその時の状況によってドロー枚数を左右される〈ヒガナの決意〉〈シバ〉〈シロナの覇気〉などと違い必ず7枚引くことができます。
このカードを採用しているおかげか何もできずに負ける試合はありませんでした。
横でほぼ同じ構築を使用していたshoheiさんも何もできずに負けた試合は一回のみであったため結果が物語っているかと思います。
大会を振り返っても、4枚以外あり得ないと思っています。


・ボスの指令

デッキの基盤がしっかりしているためゲーム後半でボスが引けなくて負けることが嫌で、ともだちてちょうも採用したくなかったためセレナと合わせて合計で4枚採用しています。
序盤に引いていたとしても逃げエネの重いポケモンを引っ張ってグッズロックを決める動きができるので厚めに採用していてよかったと思うカードでした。
増やすことは検討していませんが、減らすことも検討していないので2枚で問題ないと思います。


・セレナ

ドローソース兼、3枚目以降のボスの指令です。
exポケモンが存在することで若干カードパワーは下がっていますが、依然としてVポケモンが環境のメインであるため使い勝手は良かったです。
このカードもボスの指令と同様に使用感はよかったため大きく環境が変わらない限りは2枚で良いのかなと思っています。


・ジャッジマン

序盤の最低限のドローソース兼、妨害札です。
序盤はあまり打ちたくないですがキルリアが立つ中盤以降は使い勝手が良くなることや、今後もロスト系のデッキが環境の中心となっていくと考えられるため最低限1枚は採用すると思います。


・ツツジ

このカードを実際に使用したのは準決勝のみでしたが減らすことは考えていません。
ロスト系のデッキ相手にはミュウツーV UNION+ツツジが一番強力なプランで序盤からこのプランを考えて動きます。
逆に決まってしまえばサイド差がついていようとゲームエンドまで持っていける強力な動きで、このプランを取れないことでロスト系デッキに大きく勝率を落としてしまうと思われるため最低限1枚、場合によっては2枚目の採用も検討すると思います。


⦅採用理由〜スタジアム・エネルギー編〜⦆

・ビーチコート

入れ替え兼、頂への雪道への対策カードです。
たねポケモンは全て逃げエネ1で構成されているため相性が良いですが、環境に存在しているロスト系のデッキやミライドンにとっても便利なカードであるためそれらのデッキと当たった際には、手札に抱えておくことが多かったです。
スタジアムの枠は主に雪道対策として考えているので入れ替え札を採用していないこのデッキにとって良いカードですが、他のスタジアムに変更しても良いと思います。


・基本超エネルギー

基本的に一度トラッシュに送ってしまえば使い回しが可能なため枚数は最低限に絞っています。
序盤に欲しい枚数はジュペッタexのとこやみの1枚と逃げエネで欲しいことがあるくらいでエネルギーが足りないという感覚はありませんでしたが、逆に減らそうとも思わなかったため6枚でちょうど良いと思います。


⦅採用候補・不採用カード⦆

・エルレイド / バディキャッチ
このカードを採用することでよりゲームに具体性を持たせることができたり、技を宣言することができるため採用候補の1枚であることは間違いありません。
しかしサーナイトexの2体目に進化するゲームがある程度存在していることや1枚採用だと博士の研究の兼ね合いも良くないことがマイナス要素です。

・ミュウ / ふしぎなしっぽ
先攻の際にバトルVIPパスをはじめとしたグッズへのアクセスができる貴重なカードですが、クレッフィで相手の動きを止める方が良いと判断したため今回は採用しませんでした。
対面によってクレッフィと使い分けることもできるため1枚採用しても良いかもしれません。

・かがやくゲッコウガ
デッキのエネルギーの枚数を絞っているため構築の方針と合わず不採用にしました。
かがやく枠で採用するならサーナイトの方が優先度が高いと考えています。

・マナフィ
月光手裏剣やテラスパーク、ガラルフリーザーなどベンチ狙撃カードが多いため採用の候補であることは間違いありません。
今回採用しなかったのは月光手裏剣を割り切っていたこともありますが、とこやみとクレッフィの存在です。
ロスト系相手には序盤にとこやみを宣言しているため月光手裏剣までたどり着かれることが少ないと考えていました。
現にロスト系のデッキと何度か当たっていますが、月光手裏剣はされていませんし、される前にエネルギーが着き始めた時点で倒していました。
ロスト側も回収ネットが減っている分、上振れやぶん回りの確率が下がっており月光手裏剣まで辿り着く確率は以前よりも下がっています。
また自分がクレッフィを使っていてあな抜けのヒモなどで、クレッフィを倒されなかった場合にボスでクレッフィを呼ばれマナフィの特性が無効になり月光手裏剣が通ります。
基本的にはクレッフィが倒されることがほとんどでしたが上記のことも踏まえ不採用にしました。
採用を検討するカードではあるが必須ではないと考えています。

・バケッチャ
このデッキは頂への雪道は当然ながら刺さりますし超タイプのポケモンであることからサーチ対象のカードが多いので採用候補ではありますがバトル場スタートが致命的です。
序盤はクレッフィやジュペッタexで相手を縛って時間を稼ぎたいため入れ替えカードがないこのデッキにおいて逃げエネ2がとても重たいです。
雪道はサーナイトexを起動するターンに間に合っていれば良いのでスタジアムの枚数を確保していれば問題ないと考えています。
大会中も雪道が刺さって負けることはありませんでした。

・ザシアンV / ミミッキュex
どれも大量のエネルギーをつけることで高火力を出すことができるポケモンですが、準備に要するターンや必要なリソース、そもそもこのカード達の採用=エネルギーを大量に採用する必要がありデッキのコンセプトと噛み合っていません。
さらにサイコエンブレイスで大量にエネルギーをつける必要があるので耐久はないに等しく非ルールポケモンに簡単に倒されます。
このカード達の準備に要するターンや必要なリソースを考えればミュウツーV UNIONで良いと思います。

・ガラルフリーザー
エネルギーの枚数を絞っていることから序盤に手札からエネをつけて攻撃することはほぼあり得ないため採用していません。
技自体は優秀なので採用は検討できますが、このデッキだとサーナイトexでエネをつけることになり実質HP60と耐久力がないことがネックです。

・ネオラントV
ハイパーボールから博士の研究を何度も持ってきたいと思いましたが、このデッキは進化をしなければサイドを1枚しか取られないことが強みであるため相手に簡単にサイド2枚取られてしまうこのカードはデッキの強みを消してしまいます。

・ドラピオンV
ミュウ対策で欲しかったカードではあります。
ただミュウ対面以外では役に立たないことやバトル場スタートが重すぎます。
採用するとしても相当慎重に考えた上で、一緒に入れ替え札の採用を検討すると思います。

・ロストスイーパー
主に頂への雪道の対策となるカードかと思いますが、ロスト系のデッキに対して打つと相手のロストを増やすことになります。
雪道対策だけであればスタジアムの枚数を増やせば問題ないため今後ケアをする必要があるポケモンのどうぐが出てこなければ採用しないと思います。

・ともだちてちょう
博士の研究を4枚採用していますが、ボスの指令が足りなくて負けた試合はなかったため不要だと考えています。
このカードを入れるならセレナ、ボスの枚数を増やすと思います。

・レスキューキャリー
ポケストップを採用した構築で試しましたが、序盤の展開に絡まないため事故要素であることが大きかったです。
ポケストップと一緒に採用していても事故要因となり得るカードであるので採用していないのなら尚更不要だと思います。
ゲーム序盤はジュペッタexやクレッフィを押し付けるためラルトスを複数体倒されるゲームはほとんど存在しないので構築を大きく変化させない限りは不要だと思います。

・アクロマの実験
手札のリソースを抱えながら質の良い3枚を手札に加えることができますが、序盤はアドバンテージが必要であったり後半になれば博士の研究のバリューが上がることもあり博士の研究の5枚目以降としてならば採用するかもしれません。
博士の研究を減らしてこのカードを入れることはないでしょう。

・シャクヤ
主にミュウツーV UNIOMをサイドから持ってくる意図で採用されるカードかと思います。
僕自身も試していた時期はありました。
しかしこのカード、当たり前ですが打つと手札が減っています。
序盤はアドバンテージが重要なのに手札が減るカードを採用している場合ではありません。
大会中、ミュウツーV UNIONのサイド落ちで負けた試合は一度ありませんでした。
最後の1、2枚がミュウツーV UNIONで負けることは割り切りましょう。
そのパターンで負ける確率相当低いです。

・クララ / ミモザ
トラッシュのポケモンを手札に加えたり、デッキに戻すことで再利用するカードですが、どちらも序盤に使うことができません。
必要な枚数はデッキに入っておりこれらのカードを使うのであれば現物を増やせば良いと考えています。
大会中も欲しくなることはありませんでした。

・モミ
サーナイトexやジュペッタexが進化ポケモンでありサイコエンブレイスでエネルギーが用意できるので相性の良い1枚だと思います。
しかしこのカードを使いたい対面はサーナイトexを一回の攻撃で倒せないデッキとなりますがそれらのデッキは元々有利な対面です。
サーナイトexを2体並べて入れ替えて戦えば良いと考えているので採用は検討していません。
バディキャッチのエルレイドと相性が良いのでエルレイドを採用するのであれば採用候補にはなると思います。

・いにしえの墓地、崩れたスタジアム、ポケストップ
ビーチコートを採用しないのであれば採用の候補になりうるスタジアムです。
個人的にはビーチコートがあることにより序盤のエネルギー周りに余裕ができるため3枚とも全部他のカードに変えることはあまり検討していませんが、3枚目の枠をこれらのスタジアムの枠に変える可能性はありますし、環境に頂への雪道を4枚採用するようなデッキが流行るようであればスタジアム自体の枚数を増やすことも検討すると思います。
ポケストップは現在の構築に至る前に試しましたが、ポケモンやサポートなど必要なカードがトラッシュされてしまうことによってプレイにブレが発生してしまうことや構築に歪みが生まれることがあったため僕はあまり好きなカードではありませんでした。

・ロストシティ
ミュウVMAXのドラピオンVのような明確にこのカードを採用したい意義が存在しないため他のスタジアムを採用すると思います。
今後の環境の変化(前期のレジギガスのような対面)によって採用する可能性は出てくるかもしれません。

・Vガードエネルギー
サーナイトexやミュウツーV UNIONにつけることで耐久力を上げることができますが、耐久力を上げて強そうな対面がミュウVMAX相手くらいしか存在しなかったため抜きました。
ギラティナ対面は?と思われるかもしれませんがスターレクイエムで気絶しますし、ドラピオンVが飛んでくる対面であることからあまり意味がありません。


他にも追記してほしいカードがありましたらTwitterのDMやリプライなどいただければお答えします。


4.基本的な立ち回り


ここまでの解説でおおよそイメージはできているかと思います。
序盤〜中盤は自分の盤面を整えることを意識します。
幸いどのデッキにも特性ロック、グッズロックの通りが良く、ドローゴーで返してくるデッキは少なくありません。
その間にキルリアを複数体用意し、デッキを回しましょう。
グッズロックさえ決まってしまえば相手の展開速度を落とすことができるので最初のターンにカゲボウズの1体目はラルトスより優先して置くことが多いです。
さらにカゲボウズに手張りまでできると理想的な動きです。
こちらの盤面が整ったところでポルターガイストやサーナイトexのミラクルフォースを使って攻めに転じます。
ポルターガイストやミラクルフォースで倒せなくてもダメージを与えることができればミュウツーV UNIONで締めることができるのでダメージを与えておくことが重要です。


⦅進化するタイミング⦆

キルリアの進化は何も考えずに行いますが、特に2体目以降のサーナイトexへの進化は慎重に行いましょう。
進化するメリットやパターンとして
・耐久が上がる(ダメカンばら撒きや月光手裏剣のケア)
・1体目のサーナイトexが倒される+ツツジorジャッジマンで攻め手がなくなることのケア
・2体目のサーナイトexがいればツツジ、ジャッジマンされようが勝てる
場面では進化します。

逆にそれらの場面でない時に進化してしまうと返しのリファインが使えなくなってしまいます。

⦅ジュペッタexの2体目⦆

ジュペッタexの2体目を使うパターンについて解説します。

2パターンあって
・グッズロックの継続
・ポルターガイストの宣言
このどちらかです。

・グッズロックの継続
ジュペッタex1体目でとこやみを宣言し続けて、それでもこちら側の盤面が貧弱な場合や相手の盤面にダメージを蓄積させたいような場合です。
このプレイをする可能性が一番高いのがロストバレットです。
カビゴンやリザードンなどをボスの指令で引っ張り出してとこやみを宣言すると相手はエネルギーを手張りして技の宣言or逃げる必要があるため倒せるまでとこやみを宣言する可能性がありますが、相手のエネ手張りで技宣言が間に合う可能性もあるためその場合にジュペッタexの2体目を使うか考えます。
ロストバレット以外のデッキでも逃げエネが重いポケモンを縛ってグッズロックを継続したい場合にはこのプランを取る可能性があります。

・ポルターガイストの宣言
相手のポケモンがVSTARやVMAXなど高HPポケモンでジュペッタex1体目が倒されそうな場合で、サーナイトexだと打点不足な場合に2体目のジュペッタexでポルターガイストを宣言して気絶を狙うパターンです。
相手の手札にトレーナーズが溜まってそうな場合にはこのプレイを考えます。
例え倒せなくてもトレーナーズが3枚で180、4枚あれば240のダメージで、サーナイトexよりもダメージが出る可能性が高い場合にジュペッタex2体目の準備をします。

どちらのパターンでも少し先のターンを考えて使うかも?と思った時にカゲボウズをベンチに用意しましょう。
exポケモンの良いところは進化しなければサイドを1枚しか取られない、進化すれば耐久UPと使い分けることができる点です。
もちろんロストマインやサイコプロージョン、月光手裏剣などを考えなければいけませんがそれらのカードを使って来ないような対面であればカゲボウズをベンチに置いても負け筋になる可能性は低いでしょう。
このように進化するタイミングによって生まれるメリット・デメリットを一度、頭の中で整理しておくと良いと思います。


⦅サイド落ち⦆

【絶対に確認】
・ミュウツーV UNION
・サーナイトライン

【余裕があれば】
ジュペッタex
エネルギー
ボス、セレナ

全部確認することが間違いないですが、そんなことをしていれば時間がなくなります。
僕が実際に確認していたリストです。
サーナイトラインやミュウツーV UNIONはゲームに大きく関わるので必ず確認しましょう。
またキルリアが落ちていることがわかっている場合にはサイドを取れるターンにラルトスを置くことなど細かいプレイもあります。



5.デッキ相性について

僕が考える相性についてです。
サーナイトexというデッキはその性質上、サーナイトexやミュウツーVUNIONを一回の攻撃で倒すことのできるデッキは不利寄りの対面
一回の攻撃で倒す方法が限られているデッキには有利寄りという考えで良いと思います。
現在の環境でメインとなっているデッキについての相性および意識する点について解説します。


⦅ロストギラティナ⦆

【微不利】

若干不利寄りのデッキだと思っていますが、一方的にやられるデッキでもありません。
理想的な動きとしてはクレッフィをバトル場に用意。
クレッフィに対して相手がギラティナVを前に出してアビスシークを宣言してくるのであればジュペッタexのポルターガイストで倒せる、もしくは十分なダメージを与えられると後続のサーナイトexでギラティナVSTARを倒すことができます。
ゲーム終盤はミュウツーV UNIONを押し付けてサイドの複数枚取りやツツジを添えてギラティナVSTARを倒すことができれば勝てる可能性が高いです。

序盤のクレッフィやジュペッタexが重要になるゲームなのでラルトスを減らしてでもこれらのポケモンを優先してベンチに送ります。
1ターン目にカゲボウズにエネを手張りすることができれば尚良いです。


⦅ロストバレット⦆

【有利】

ジュペッタexのとこやみの通りがギラティナ相手よりも良いため相性が良いです。
こちらのポケモンを一回の攻撃で倒せるポケモンが弱点をつくことのできるドラピオンVやガラルファイヤーなどに頼っていますが、これらのポケモンはこちらも一回の攻撃で倒すことができます。
ギラティナ対面と同じく序盤はクレッフィとジュペッタexを押し付けて相手の動きを制限します。
この時に逃げエネの重いポケモンをグッズロックで縛れると尚良いです。
相手がアクロマの実験やはなえらびで手札が増えようがグッズを使うことができなければ強い動きはほとんどありません。
手札が溜まってきたところにジャッジマンで相手のリソースを一気に奪う意識をしましょう。
終盤はミュウツーV UNIONを複数回行動できるように盤面を整えてからサイコプロージョンでサイド複数枚取りで勝ちまで持って行けるようにゲームを進めます。


⦅ミュウVMAX⦆

【不利】

序盤のクレッフィやジュペッタexの通りが他のデッキに比べて良くありません。
サイドプランとして3-2-1を狙います。
相手の動きが早いため拮抗したゲームになると思います。
ポルターガイストでワンパンが狙えそうでなければミュウVMAXへの攻撃は控えましょう。
序盤〜中盤はゲノセクトVを引っ張りだしてジュペッタexでとこやみで縛ることを意識します。

⦅アルセウスVSTAR⦆

【有利】

序盤のスタートがあまり強くないデッキであるため有利です。
アルセウスで技宣言されなければエネルギーが手張りのみになるため動きが読みやすいです。
逃げエネが重いポケモンをグッズロックで縛ることを意識します。
相手の手札が減らないようであればトレーナーズで固まっている可能性が高いのでジュペッタexのポルターガイストでアルセウスVSTARを倒しに行きましょう。
倒せなくてもジュペッタexやサーナイトexはアルセウスVSTARの攻撃を一回は耐えられるので問題ありません。
バレットタイプのアルセウスにはガラルファイヤーVが入っていますが、一度攻撃するとHP190になって返しのターンにサーナイトexで倒せます、何も問題ありません。


⦅ミライドンex⦆

【有利】

このデッキはタイプによって若干異なりますが、モココを採用しているタイプはかなり有利で、レジエレキVが入っているタイプは若干有利〜不利くらいに落ち着くと思います。
どちらのタイプもグッズロックでエレキジェネレーターの加速を抑えることができるため積極的にジュペッタexを狙います。
モココが入っているタイプはサーナイトexを複数体立てて殴り合えばサイドレースで負けることはないと思います。
レジエレキVが入っているタイプはミライドンの火力が上がることが問題なのでポルターガイストでレジエレキV、VMAXを倒すことを狙いましょう。


⦅サーナイトex⦆

・ザシアンVなどのエネルギーが多い一般的な構築
かがやくゲッコウガを採用されている可能性が高いため最初のターンはクレッフィをバトル場に置いておくことが理想です。
ザシアンVでサーナイトを倒されようとも次のサーナイトやアタッカーでザシアンVを落とせば良いだけなので有利という認識です。
エネルギーの枚数が多い分サポートの枚数が絞られていることが予想されるためグッズロックをしてしまえば展開速度に差をつけることができる可能性が高いです。
相手側が打点を出せるようになるには大量のエネルギーをトラッシュに用意する必要があるためこちらよりも展開速度が遅いことが予想されます。
常にトラッシュのエネルギーの枚数を確認しつつミュウツーVUNIONをザシアンVなどで簡単に取られないようにすればそれほど苦戦する対面ではありません。

・ジュペッタex採用のミラーマッチ
序盤〜中盤、ゲーム展開によっては終盤までほぼジュペッタexでとこやみを宣言することになります。
ポルターガイストはお互いにキルリアである程度ケアができるためです。
終盤はミュウツーVUNIONのサイコプロージョンによるサイド複数枚取りをさせないようにサーナイトexへ進化することや安易にたねポケモンを展開しないでサイコプロージョンをケアした盤面を作るように立ち回ります。
お互いにミュウツーVUNIONでミュウツーVUNIONを倒されてしまうと負け濃厚なので最後の最後まで使用しません。
最終的に盤面のキルリアをなくすために進化する必要が出てくるためサーナイトexをトラッシュに送りすぎないよう意識しましょう。

どちらの対面でもジャッジマンやツツジを積極的に打つ 逃げエネの重いポケモンをボスの指令で呼び出してグッズロックすることを意識します。


⦅ダークライVSTAR⦆

【微不利】
ジュペッタexやサーナイトexを一回の攻撃で倒されてしまうため不利寄りのデッキです。
しかしダークライVSTARというデッキは性質上、グッズカードに展開やエネルギーの補助を頼っている傾向が強いため他のデッキよりもグッズロックの通りが良いです。
そのためグッズロックからポルターガイストを宣言することでダークライVSTARをワンパンで倒すことを目標に動きます。
サブアタッカーで採用されているガラルファイヤーVはサーナイトexのミラクルフォースで倒すことができるためサイドを先行することができれば勝てる可能性が高いです。
立ち回りを理解していれば一方的にやられることはないと思います。
他の対面よりもポルターガイストの打点が出る可能性が高いためジュペッタexの2体目を検討しましょう。


6.今後の改善点について

構築のコンセプトや方針は通用すると思っているため大きく変化させる予定はありません。
ゲームをしていく中で減らしても良さそうなカードと採用を検討したいカードです。

【減らしてもいいかも】
ジュペッタライン 3-3⇨2-2?
ビートコート 3⇨1~2

【採用を検討】
ドラピオンV
クレッフィ2枚目
マナフィ
ミュウ(ふしぎなしっぽ)
ビーチコート以外のスタジアム

【試したい】
エルレイド(バディキャッチ)
かがやくサーナイト


採用候補の項目でも言いましたが、ドラピオンVを採用するなら入れ替え札を一緒に採用するのでデッキ全体のバランスを見直すと思います。
ただロスト系の台頭でミュウVMAX自体も数を減らしているようなので意識しすぎてバランスが崩壊するくらいなら現在のままでも問題ないと思います。


7.最後に

ご購入いただき、最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
サーナイトに関しては大会が始まる2週間前から考え始め、2回の調整会を経て大会に持ち込みました。
試し切れていないことも多々あり不安でしたが、理論的に強いことはわかっていたのでしっかりと結果を出すことができ嬉しく思います。

説明不足な項目があるかもしれませんのでご質問をいただければ可能な限りお答えしますし、noteに追記もします。
〇〇について新しく項目を追加して欲しい!
〇〇みたいな時ってどうしてますか?
など些細な質問やご要望にも対応させていただきますのでTwitterでDMやリプライなどお気軽にお尋ねください。
改めてにはなりますが、ご購入いただき誠にありがとうございます。
これからもポケモンカードを一緒に楽しみましょう!



おまけ

⦅没デッキリスト⦆

当時自信満々だったけど今見返すと悲惨です。。。


天才だと思いました、再現性低すぎて当たり前に没


クララ2枚入れてキルリア何体倒されても復活!みたいな構築とか闘タイプのエルレイドまで入れてレジエレキ余裕wとかサーナイトexのレシピいくつ作ったか覚えてないくらいには色々検索しまくって試しました。
現在の構築まで大会に間に合って本当によかったです。

⦅対サーナイトexメタカード?⦆

これについては勘違いしている方、多そうだったのでメモがてら。

・ガラルファイヤーV
HP190になってサーナイトexに倒されるからサイド交換率全然良くないですよ。。。

・セイボリー
使用している方が思ってるよりベンチ展開しないです。
打たれても後ろに3体いればゲーム成立します。
大会中も2回くらい使われましたけど相手が3枚ドローして終わりました。


これらのカード採用するならジャッジマンとか、ツツジとかの方が良いと思います。
終盤はリファインの数減ってるので打たれたら終わりまでは行きませんがキツイです。
あと対ミュウツーV UNIONにおいて倒すことを想定されている方がいらっしゃいますが、倒されてサイドを3枚取られて負けるような状況では出さないのでこのカードを倒すことではなく他のポケモンを倒してサイドを取り切ることを考えたほうが良いです。

⦅大会中のジンクス的な⦆

大会前〜大会中はご飯は軽食のみにしてます。
チョコ食べるとか、お菓子食べて糖分補給するくらい。
科学的にも空腹の方が集中力が高いってことは周知の事実みたいです。
それにあやかってシティリーグとかCL、今回みたいな大会では軽食で済ませます。
これのおかげか試合中はとても集中できるのでまだやったことない人はぜひ試してみてください。

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