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サンリオとSDGsの話。サンリオの世界観に触れた子供たちに幸せになって欲しい話

 3月にキティちゃんが「国際女性デー表彰式 HAPPY WOMAN AWARD 2021 for SDGs」個人部門賞を受賞しました。

 SDGsのお話をするときのドレス、とってもかわいいですね。

 ジェンダー平等に関わる表現について、サンリオが丁寧に積み重ねてをしているんだな、と思うことがあります。YoutubeのHELLO KITTY CHANNELの素敵だなあと思った表現をご紹介します。

 例えばこの動画だとピューロランドは男性でも楽しめますよ、という言い方じゃなくて、「お友達の割合としては女性が多いんだけど」という表現ですごくフェアだなあと思いました。(私はそういう言い方をした記事を書いちゃったなあと反省して編集しました。男性なのに、女性なのにって表現はフェアじゃないですよね)

 どの動画か忘れちゃったんですが、確か、休みの日はパパと料理したりという話をキティちゃんがしてたんですよね。すごく丁寧に表現を選ばれてるんだなあ私は思いました。これは揚げ足をとるようで申し訳ないのですが、おねがいマイメロディを今見ると、「ママ」「パパ」「女の子」についてドキっとするような表現もあったりもしました。(2005年当時の文脈です)

  ただ今は例えば、オンラインショップのおもちゃを見ても、女の子向けのおもちゃとしてキッチンセットは販売されてないみたいででした(探せばある?)。サンリオは商品販売事業をソーシャル・コミュニケーション事業と表現しています。仲良しの輪を社会に広げ、顧客とのコミュニケーションの中で、子供たちが大人になっても、人権を尊重して、仲良く幸せに暮らしていける世界を作ってくれる、と思っています。とても応援しています!

 同時に、原野守弘さんが手がけたリカちゃんの「Licca World Tour」を思い出しました。家事をするリカちゃんでなく「21世紀のリカちゃん」として世界を旅するリカちゃんをデザインされていました。(ブランディングが分かりやすい!)

 まだ、「サンリオといえば平和な世界観!」というイメージでは必ずしもないかもしれません。詳しく知っていたとしても、「キティちゃんってSDGsの活動に採用されているんだ」というだけの理解なのかも…。表現が一つ一つ素敵なので、サンリオのブランディングの中で、サンリオが伝えるメッセージの文脈により明確に取り込まれていくと良いなあと思いました。YoutubeのHELLO KITTY CHANNELのキティちゃんの表現が本当に素敵すぎて、最近は文字通り、キティちゃんのお顔を見ると尊です。「お互いを称えあえる そんな世の中に一緒にしていこうね!」”一緒に”っていうのが尊!

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持続可能な形でサンリオを愛でて参ります

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