J1各チームのtwitterとinstagramを見てみた

こんにちは。咎メルです。

J1各チームのtwitterとinstagramのフォロワー数をチェクしてみました。
シーズン終了後にもう一度チェックして今シーズン各チームがsns活動をどのくらい頑張ったかみてみたいと思います。
twitterとinstagramに絞ったのは自分がよく使っているから。LINEはクローズドだしfacebookは使ったことないので。

・フォロワー数みてみた

まずはフォロワー数(※20年3月8日現在

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2つのsnsと合計数は見ての通りです。仙台と鹿島だと16倍くらい違うんですね。細かいところは後ほど。
twi/insta比率はtwitterのフォロワー数がinstaの何倍いるかです。この数字が大きければinstaに比べてtwitterの割合が多いです。1以下だとtwitterよりinstaの方がフォロワーが多いということになります。ちなみにinstaの方がフォロワー数が多いのは神戸と仙台だけです。
全体的にtwitterの方がフォロワーが多いんですよね。twitterは文字情報のみでも発信できるので情報を周知しやすいからかな。あとrtがあるので拡散しやすいし。でも選手や練習、試合の写真や動画をサクッと発信できるのはinstagramだと思うのでもっとinstagramを活用したらいいのになーって思います。偏見かもしれないけどinstaアクティブ層はあんまJリーグの現在の主要顧客とマッチしていない気がするのでだからこそ狙い目だと思うんです。
リンク位置はオフィシャルHPのどこに各snsへのリンクがあったかです。
ページ内の下部にあるチームが結構多くて意外でした。正直オフィシャルHPってごちゃごちゃしているので下の方にリンクを置くより上に置いた方がいいと思うんですよね。snsにアクセスするのにHP経由でアクセスする人は少ないみたいなデータとかあるのかな。不思議です。
あとsnsをHPに埋め込んでるチームがあんまり少なかった。位置はどこでもいいのでとりあえず埋め込んでいけばいいのになって思いました。アカウント持ってない人も見れるし。

・グラフ作ってみた

次にグラフ作ってみました

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・フォロワー数ごとグループに分けてみた

これ見るとざっくり5グループに分けられます。

1、10万以下グループ(仙台・大分・横浜FC)
ここのグループはとにかく頑張れグループ。でもtwitterみた限りツイートが少ないわけでもないし色々工夫したツイートしてるんですよね。せっかく各チームスターがいるのでもうちょっと選手に協力してもらうといいのかもしれない。シーズンが始まってからどういう風に情報を発信するかが重要かと。ちなみに仙台はtwitterよりinstaのフォロワー数が多い珍しいチームなのですが、これはシマオ効果なのかクエンカ効果なのか。昔のフォロワー数が知りたいぜ。

2、10〜20万グループ(柏・鳥栖・札幌・清水・湘南)
このグループはまだまだこれからグループ。twitterもinstaのガンガン発信していきましょう。とはいえ何を発信するかどうかが大事なのだからなー。ちなみに札幌はinstaのフォロワー数が7位とこのグループでは突出している。ですが特に面白いコンテンツを発信しているわけではない。最近は練習をインスタライブで発信してるけど。もしかしたらチャナのおかげで伸びたのかも。ちなみにサガン鳥栖のインスタの直近の投稿は開幕節の試合結果だった。まじか。

3、20〜30万グループ(セレッソ・ガンバ・広島・東京)
こちらは結構頑張ってるぜグループ。twitterの発信が積極的。fc東京は練習風景を動画で発信してて感心した。でもインスタはあんまり投稿してない。同じ内容でもいいので投稿すればいいのに。twitterとinstaの層は確実に違うので。というかここまで見てきてここ個性的な投稿してるなーってチームがあんまない。横浜FCのフリ丸と行く中華街は面白かったけど。こうなると面白い・コンスタントな発信をしているかどうかがフォロワー数増加の鍵ではないのではないかという疑問が湧いてきたぞ。

4、40万以上グループ(川崎・名古屋・浦和・横浜FM・広島)
フォロワーがとても多いぜグループ!ちなみにきゃりーぱみゅぱみゅさんのtwitterとインスタの合計フォロワー数は600万人を超えています。全チームの合計より多い。すごい。この中だとフロンターレのツイッターがオフィシャル情報、練習風景、企画もの(フォロワーからの質問に特定の選手が答えるとか)のバランスがいいなぁと思った。マッチデーの企画とかも色々工夫を凝らしているし広報さんチームが優秀なのだろうな。選手も協力的だし。

5、神戸グループ(神戸)
フォロワー比率が独特!インスタのフォロワーがtwitterの1.6倍いる。これは完全に外国籍選手効果だよなー。正直インスタの内容は他のチームとあまり変わらない。ちょっと動画が多いかなといった感じ。意外にもといっては失礼だがtwitterが結構面白い。アンケート機能使ったりしてる、あと選手が出したリフティングとかの宿題動画をやってみた子供の投稿をrtしているのも印象的だった。rtされたら嬉しいのかはわからん。若干の晒し者感あるしな。ファボの方がよくないかという気もする。

・終わりに

全チームのtwitterインスタを眺めながらこれを書いているのですが、正直尖っている使い方をしているチームはない。というか尖った使い方をする必要がない。広報的な要素が強いので公的な情報をお知らせしつつ練習風景や選手の画像をあげていく感じでいいのかなと。で、その中で個性というか、みんなの目を引いたり拡散されるようなコンテンツを発信していかなくてはならない。かつ選手の負担になり過ぎずに協力してもらわなければいけない。これは結構難易度高いよなー。どんなコンテンツだったらみたいかなーと考えたときに、選手の私服、聴いてる音楽とか本とか趣味の話、自家用車で通勤してる選手に車内インタビュー(住居の特定の可能性があるので難しいかも)ご飯やクールダウン中の動画とか。あと最寄駅からスタジアムまでのルート動画とかスタジアム座席ごとバーチャルツアーとかもいいかも、なんなら引退したてのアンバサダー的な人に「○○駅からスタジアムまで行ってみた」っていう企画やってもらうのも面白いかもですね。動画系はyoutubeの方がいいのかな。でもyoutube見るのは結構ハードルが高いからな(デジタルネイティブは低いかもだけど)。選手個人でも発信できるけど個人をフォローする人は結構なサポだと思うのでそのハブ的な役割をチーム公式がするといいのかな。

あとは一方的な発信ではなくサポーターやサッカー好きを広く巻き込めるようなコンテンツを発信できると良いかなと思った。まぁそれが簡単にできれば苦労しないんだけど。なので宿題動画を出して投稿してくれた子供たちをrtする神戸の取り組みはいいなーと思った。例えば#初めてのレプリカユニとか#初めてのチャント、#初めてのスタグルみたいな感じでタグ作って、投稿してくれた人をrtしてさらに投稿者の中から抽選でグッズプレゼント!とかやるといいかも。まぁ実際初めてじゃない人も投稿すると思うけどまずはTLをざわつかせることが先なので。あと問題はシーズン中にそれだけ積極的にsnsを運用する人的資源を持っているかということもある。こればっかりは予算の問題なのでなんとも言えない。

あ、あとチームごとにそこまで発信の内容に差がないなら差があるのはむしろ違いがあるのはフォロワーの方なのか?と思ってJリーグのスタジアム観戦者レポートをチェックしたのですが、特に傾向に差はなかったんですよね。差がなかったというか若年層が比較的多いクラブでもフォロワーが多いチームも少ないチームもあったって感じ。そうなると次は地理的要因か?って思ってsnsの都道府県別利用率あるかなーって調べたんだけど母数3000くらいのデータしかなかったんだよね。インターネットリサーチなので実際とは違いそうだし。公式発表とかないのかな。東京とマリノスで倍ほどフォロワーが違うの要因が地理的要因とも思えん。ホームタウンから離れているサポーターこそsnsに熱心だったりすると思うしね。なんかこうフォロワー数が多いクラブと少ないクラブの違いはこれだ!っていう記事にしたかったんだけどそう上手くはいかなかったぜ。

と、こんな感じでつらつらを思ったことを書いてみました。シーズン終了後に数字がどれくらい増えたのか観測つもりですがそもそもシーズンがいつ始まるのか。そして無事に終わるのか。オレは本州に観戦遠征に行けるのか。年休は取ってしまったが試合中止が延長になったら年休はキャンセルできるのか。悩みは尽きませんね。早く勝った負けたで悩みたいものです。

読んでくれてありがとうございました。

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