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【DROP】ヘッドホン個人輸入してみた【Sennheiser HD6xx】

こんにちは。最近オーディオブームが発生しまして。ちょっといいヘッドホンで音楽を聴きたいなー。と思い始めました。
さらにバランス接続もしたい。リケーブルもしたい。密閉型は持っているので半開放か開放型がいい。という更なる条件を設定し該当するヘッドホンを探します。
「バランスをリケーブルに合わせてスイッチ・・・バランスをリケーブルに合わせてスイッチ・・・」とインターネットをさまようこと数時間。Sennheiser HD600シリーズがいいのではないかということになりました。

HD600シリーズの3種類あります
・HD600 30年ぐらい歴史があるベストセラー。癖がないモニター的な音。4万円くらい。
・HD650 600より少しリスニング寄り。とはいえモニター系。4万6千円くらい。
・HD660s インピーダンスを下げてモバイル機器でも再生しやすい。音質もよくなっているらしい。5万円くらい

ざっくり調べたところこんな感じのラインナップでした。
えーとまず高い。ヘッドホンに4万円!落ち着け。高いぞ。
でも!条件に合うのはこれくらいだし!最近外出してないからお金あんま使ってないはずだし!でも!高い!
再度インターネットを訪ねて検索していきます。するとHD6xxという謎の商品を発見しました。
なんでもHD6xxとはアメリカのDROPという共同購入サイトがSennheiserと組んで作った製品。サウンドはHD650とほぼ同等。付属品や外装などを簡易的にしたことでお値段$220。に、に、$220!2万5千円しないくらい!4万6千円が2万5千円!HD6xx!君に決めた!
ということでHD6xxを第一候補と定めさらに調査を進めていきます。
調べたところHD600に比べるとリスニング寄り、HD600の方がフラットでモニター向きとのこと。個人的にフラットな音が好きなのでこれはちょっとチェックポイントです。そしてHD6xxは日本への発送に対応していない。・・・ことが分かりました。
転送サービスを使えば多分プラス5,000円くらい。それを足しても3万円前後なので日本で買うよりはかなり安いです。
音質面でHD600と違いがあるとういうことで迷うポイントです。

【試聴しに行く】


ん~試聴したいが6xxは日本で試聴できない。でも同等の650なら試聴機がある。店頭で600と比較してみればいいじゃない!ケーキを食べればいいじゃない!ということで大型電気店へ向かいます。macbook airとオーディオインターフェイスをリュックに詰めて。
なぜmbaとインターフェイスが必要なのかといえば
・コネクタが6.35mmの可能性がある。
・インピーダンスの問題でポータブルデバイスでは音量が取れない。
からです。
結果は予想通りでコネクタが6.35mmのためスマホでは試聴できない状態なのでした。危なかった。とはいえヘッドホンコーナーで立ったままmac開いてオーディオインターフェイスと試聴用ヘッドホンを接続している私の方が数段危ないのですが。
HD600とHD650の違いですが、確かにHD600の方がフラットでHD650は多少豊かなというか鳴ってるなって感じの音でした。しかしながら音の分離感はHD650の方がよく、総合すると650の方が上かなという結論となりました。
分離感って説明するの難しいんですがなんか600は音が集団でやってくるんですが650はそれぞれの音が個人戦でやってくる感じです。わかりづらいですね。そんなこんなで音質の確認も終了しましたのでDROPでHD6xxを購入し転送サービスを利用して配送することにしました。試聴させてくれた家電量販店ありがとうございます。小物とかいつも買っているので許してください。

【DROPで買う】

さて早速DROPで購入していきます。会員登録を行いとりあえず住所は日本の住所に。なんか間違って発送してくれるかもしれないし。HD6xxを購入し会計を行うとおま国発動。やはり購入できません。そこで転送サービスを利用します。今回利用したのはbuyandshipというところ。なんでここにしたかは覚えていないけどtwitterでこれを買った人がここを使っていたからだと記憶しています。こちらの会員登録を済ませると各国の倉庫の住所と配送時に設定するべき氏名が発行されます。名前の後にユーザー番号みたいなアルファベットが何ケタか追加されていました。多分この氏名で荷物の紐づけを行っているのだと思います。そして再度DROPに行き購入。配送先を上記の住所に設定することで無事購入できました。

【アメリカ国内発送~到着まで】

あとは発送を待つばかりです。
購入締切後(共同購入サイトなので)何日後発送が行われ追跡番号が発行されました。
それによると発地はニュージャージー。転送業者の所在地はオレゴンです。
アメリカ横断です。これは時間がかかるなーと思いながら到着を待ちます。
その間に転送サイトにて転送設定を行います。こういう荷物が届くからよろしくねってことです。これを事前にやらないと業者が困ってしまいます。
6月12日にDROPの倉庫を出発して18日に到着しました。
追跡していくとマジでアメリカ横断していた。それにしては速い配送な気もします。

アメリカ横断の図

         ヘッドホンがアメリカ横断するところ
キースビー~シャーロッツビル~レネックサ~シドニー~オグデン~トラウトデール~ポートランドという行程でした。


【香港~到着まで】


到着後ほどなくして荷物が香港倉庫に発送されました。
この業者は荷物をいったん香港に集めてそれから日本に発送を行います。
アメリカ→香港間は特に追跡番号とか発行されないので業者のHPのステータスをチェックすることになります。多分他の荷物とまとめてコンテナとかで発送しているので番号とかないんだと思う。多分。

何日かすると香港倉庫に到着したよ!というメールが来ました。
メールが来た5分後には発送の為の支払いを完了させます。
これであとは到着を待つのみ。無事に届くのでしょうか?

翌日転送業者から日本に向けて発送したで!というメールが来ました。
追跡番号が付いていたので早速追跡していきます。

何日か後無事に商品が到着しました。わーい。

香港~日本の図

       香港~日本まで。5日で届くのは相当早いですね。

【実際の商品】

buyandshipのビニール梱包を開けるとアメリカ特有のガムテープで梱包され段ボールが。これがたぶんDROPから届けられた荷物でしょう。開封した形跡がありましたが中身確認しないといけないんでしょうね。多分。

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                                                    これが

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                こう


段ボールを開けると商品が出てきました。デカくないか。ヘッドホンだぞ。
外装を開けるとなんか豪華な箱が出てきた。グラスとか入ってそうだな。

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         外装。デカい。デカさが伝わらない。

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             蝶番とかついてて豪華

それを開けると無事にヘッドホンが入っていました。
付属品はシンプルでケーブルと説明書だけでしたね。どうせリケーブルするのですが。3.5mmを6.35mmにするアレが付いていたので便利。

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           パカッと開けるとこう。

【まとめ】

ということで時系列を整理しますと
・6/2   DROPで購入
・6/12 発送
・6/18 転送業者アメリカ倉庫に到着
・6/24 転送業者香港倉庫到着
・6/26 転送業者香港倉庫より発送
・7/1   到着
という工程になります。
発送から到着までは1カ月かかっていないので比較的早いんじゃないかと思います。

費用的には
・本体        $220(24,500円)
・転送料金 2,220円(会員登録ポイント500ポイント使用)
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・合計    26,720円
となりました。
外装や付属品が簡易的とはいえ4万6千円が約2万7千円。日本で購入するより4割ほど安く購入することができました。え、めっちゃ安い。
これがおま国じゃなければもっとお得なのですが転送業者を使用してもこれほどの割安っぷりなのでおま国なんでしょうね。

ということでヘッドホン個人輸入してみたでした。DROPはヘッドホンに限らずヘッドセットやイヤホンやキーボード等々購入可能ですので興味がおありの方は是非チャレンジしてみてください。商品によってはおま国なしでダイレクト発送してくれます。その場合はめっちゃ楽です。

今後はこれに合うケーブルを探すことになります。
バランス接続したいので4.4mm or 2.5mmのケーブルを買えばいいのですが、現在持っているイヤホンのケーブルを有効利用したいのでaliでHDシリーズ→2pinの変換コネクタを購入。持っているイヤホン用の2pinコネクタを流用していくという風に進めていこうと思っています。


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