![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113507172/rectangle_large_type_2_e24bfa695b83ffdd7a52206b37543c6f.png?width=800)
売上TOP10/BOTTOM10を同時に表示する、ディメンションを切らないでVizに表示する:Tableau DataSaber講義まとめ~Intermediate I その3~
DataSaberの勉強のため、講義内容を私なりにまとめました。
講義はTableauを深く理解できる内容になっていて、非常に勉強になりました。
※手順の詳細は載せず、課題で習得できるテクニック/知識を中心に書いています。講義では詳しく説明されています。
※データソース:サンプル - スーパーストア
※Tableau Ver.:2023.2.0
課題その1
売上TOP10とBOTTOM10を1つのVizに載せる
「売上」TOP10/BOTTOM10の製品の利益は良好か?
もし赤字の製品がある場合、最も赤字の製品数が多いカテゴリはどれか?
習得できるテクニック
セット
結合セット
作成ポイント
※「売上」という1つのディメンションから2つの異なる条件で絞り込んだデータを同時に表示できるのか?
1. まず、絞り込み(フィルター)の前提
Tableauでフィルターを重ねて使うと、「AND条件」になる。
同じディメンションで重複してフィルターできない。(1ディメンション1フィルター)
2. ではどうするか?
セットと結合セットで実現させる
セットを2つ作成
それらを結合する(完全外部結合)。つまりOR条件になる。
![](https://assets.st-note.com/img/1692020606987-UdAhPisUd0.png?width=800)
【セットの作成】
データペイン>ディメンションを右クリック>作成>セット…
ピルを右クリック>セットの作成…
![](https://assets.st-note.com/img/1692020656066-n6KwuORfeh.png?width=800)
【 結合セットの作成】
![](https://assets.st-note.com/img/1692068440115-A2ZKrP4Ima.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1692021618604-WDkZ1VBsdr.png?width=800)
課題その2
ディメンションを切らないでVizに表示する
課題その1のグラフの空白が目立つグラフを埋めて見た目を良くする。
・製品名が被っていないので空白になってしまう。ランキング(左カラムと右カラムの共通項目だから)を行ヘッダーにする。
・マイナスだけじゃなくプラスも表示させてて空白を埋める。
習得できるテクニック/知識
ランクをディメンションに変換してヘッダーとして使う
ディメンションを属性にして、軸にしないで表示させる
作成ポイント
1. 「ランク」を使ってViz上の表現方法を変更する
![](https://assets.st-note.com/img/1692066023955-4vXB4kQBgq.png?width=800)
2. 「属性」を使ってViz上の表現方法を変更する。
![](https://assets.st-note.com/img/1692021741980-pVkJYrY8GT.png?width=800)
列ヘッダーの文言は間違ってます。。
※ディメンションだと積み上げて、属性だと並列に表示する理由
カテゴリがディメンションの時の粒度
セットのIn/Out(売上TOP10/BOTTOM10) × 利益のランク × カテゴリ × 製品名
※カテゴリ毎の製品の利益ランク1位が1つの棒グラフの中に入っている。カテゴリが属性の時の粒度
セットのIn/Out (売上TOP10/BOTTOM10) × 利益のランク × 製品名
※製品名毎の利益ランクになるので、ランクと製品名が1対1の関係になる。「表計算の編集」でも同様の事ができる。
![](https://assets.st-note.com/img/1692069850659-t6G6AJ1JSV.png?width=800)
まとめ:セットと属性
セット
セット内の値を動的に変更でき(フィルターのように表示させて変更、投げ縄ツールで直接囲みこんで変更など)、それを様々に利用できる、とてもパワフルなツール。
セットアクションと組み合わせてインタラクティブなダッシュボードも作れる。※セットアクションは今後詳しく勉強したら掲載するつもりです。
![](https://assets.st-note.com/img/1692022310778-AiqfrstmdQ.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1692022253946-0NrKp0XRYA.png?width=800)
属性
切りたくない(LODとして認めてもらいたくない)けど、情報として入れておきたい時に使う。
※LOD計算で上手くいかない時にここの概念が重要かも。。
![](https://assets.st-note.com/img/1692022287522-97RjxeXA5x.png?width=800)
属性(カテゴリ)×サブカテゴリにアスタリスクが出ないわけ
サブカテゴリの親カテゴリは1個しかないので、テーブルの親は家具だと自動的に分かってくれる。
自分より細い粒度のLOD(Level of detail)が入ってくれば カテゴリーの属性は自動的に自分が何のカテゴリーだか分かる。裏にあるレコード単位のデータをちゃんと見ている。
属性はディメンション(集計単位)として使われていない。
![](https://assets.st-note.com/img/1692067066978-LOalgtph7J.png?width=800)
参考文献:DATA Saber Boot Camp Week3 "HandsOn - Intermediate I" by KT
Images:by starline and by pikisuperstar on Freepik , by Freepik and by Freepik
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?