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ヤクザフレンズ第10話 エトワール・コメダ

ツキジに向かう途中で一泊することにした一行は、トラッフルホッグの切り盛りするアパートメント「エトワール・コメダ」に泊まるが、アパートメントで騒ぎが起きる。
トラッフルホッグを皮切りに宿泊しているガントレットセンチピードも不審な白い影を目撃し、ついにキルエレファントとヤクザ天狗もその影を見てしまう。オバケニンジャ型のニンジャスレリアンなどその正体が取り沙汰される中、キルエレファントはオヤブンがこれまでも時々投写再生してきた伝説のヤクザアサシンの記録映像が影の正体だと思い至り、怪事件を解決する。しかし検証のための確認作業では綺麗な昔のエトワール・コメダが映り、伝説のヤクザアサシンだけでなくヤクザのニンジャまでが投写される。それはヤクザ天狗とは別のオメーンであった。
事件解決後にエトワール・コメダを出発し、ツキジに着くが、そこにモータルは見当たらない。キルエレファントは船に乗り込むと、ネオサイタマの外にモータルを探しに行ってみたいと思い、海の向こうを目指すことを決意する。

(これまでのあらすじ)
 ニンジャフレンズの手練れ、ミニットマンとイクエイション。赤黒いニンジャスレリアンを待ち伏せた二人のうち、イクエイションは真っ二つにされて絶命した。しかしミニットマンはパートナーの死と引き換えに、ニンジャスレリアンの正体に迫るチャンスを掴んだのだ。
…ミニットマンは顔を上げた。彼が生存したのは、イクエイションにすら明かさなかった秘密のジツ。「マッタキ」によるものだ。赤黒いニンジャスレリアンはミニットマンを死んだものと取り違え、去ったのだ。
(おお。おお、イクエイション。しかしこの雨は天の計らいだ。ニンジャに涙は許されぬのだから。)

第11話 にんじゃすれりあん へ続く。

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