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5/18㊏『正義の行方』@ユーロスペース【青木理さん×木寺一孝監督】トークレポート📝

『正義の行方』トークレポート📝

本日5/18㊏、東京・ユーロスペースにて青木理さんをお招きして木寺一孝監督とおふたりでのトークを開催しました。

青木理さんの本作を観ての感想は…?
「秀逸だけど残酷なドキュメンタリー。もしかしたら僕たちはとんでもない過ちを犯してしまったのではないか、というのがあらためて抱いた感想です」
本作に限らず、木寺監督が番組や映画の制作を通して考えつづけているのは、“人間というのは何だ?″ということ。「この作品でいうと、本当に人が人を裁くことができるんだろうか、と。しかも、死刑ということがやれるんだろうか、というのが取材を通して思ったことなんですよね。そのためにはものすごく慎重なことを重ねていかないといけないのに、この国の司法はそれがやれているのか。それを実は陰で支えているのは私たち国民であって…本当にこれでいいのかと」。出演者の西日本新聞・中島記者ともよく話すのは、メディアは裁判を批評すべきだということ、と木寺監督。
最後に青木さんから。「物事にはいろんなスペクトルがある。こういう作品を作る人が組織のなかで一人でも増えれば、いまにも崩れそうなメディアも多少はよくなっていくのでは。それがこの作品の一つのメッセージなのかなと思います」

ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。

木寺一孝監督と青木理さん

⏰ユーロスペース タイムテーブル⏰

◉5月18日(土) 10:00/13:05/16:30/19:35
◉5月19日(日)~24日(金) 10:00/13:05/16:10/19:15
◉5月25日(土)以降も続映予定

❑ ユーロスペース 追加イベント情報 ❑

📌5月23日(木) 19:15の回上映後 木寺一孝監督によるティーチイン

『正義の行方』劇場最新情報は【こちら

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木寺一孝監督 書籍「正義の行方」(講談社

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