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【イギリス留学日記】Perthへデイトリップ、人間万事塞翁が馬

ご挨拶

ごきげんよう。今週末は日中は(は、です。帰りには雨降ってました)めずらしく晴れ、とても気持ちの良いピクニック日和でしたので、スコットランドの小さな街、Perthに行ってまいりました。

Perthってどんな街?

Tay川のほとりに位置する小さな…市というよりは村。
スコットランド独立戦争の時には一時イングランドに奪取されるも、後の戦いで再び取り戻されました。
しかし、偶像崇拝に反対する暴徒が16世紀にカトリック修道院等を壊したせいで当時の様子を偲ぶことができる建物はあんまり残っていないんだとか。中世の間は河口の港町として栄えていたようですが、現在はこぢんまりとして可愛い感じです。

私のデイトリップ

バスの受難:Pocoとの出会い

少し寝坊してPerthに着いたのは11時過ぎ。
ここで最初の受難。open return ticket(その日中ならいつでも帰れるチケット)の代わりにsingle ticketを買ってしまった…。本来払わないといけない値段の2倍払っちゃいました。悲しい。

地元のパン屋さんでドーナツとwhite latteを購入。Scone Palaceに向かう。バスは12時にくる予定だから、ダラダラ待つ。しかし、目の前はすんごいことtraffic jam。そして、バス、来ず。time tableからは消えるし、もう泣くしかない。

このバス停で私の隣にいたお姉さん(名前:Poco)がなんとなくいい人そうだったので、あなた一人できたの?Palace行く予定なら一緒に回らない?と聞いてみたら思いの外あっさり快諾していただき、お二人様トリップに変更しました。

結局バスは15分過ぎてからやってきて、私は彼女の隣で爆睡し、いい感じのところでバスから降ろしてもらい()、Palaceに到着。しかし、Palaceの中はイースターまでクローズ!!嘘だああああ!2回目の受難。イギリスの施設の開館時間、Google Mapで調べちゃだめだった…。公式サイトまで行かないとですね。しかも、帰りのバスがまた1時間後なんだ…。田舎め…。

しょうがないので孔雀を眺めてcity centerまで徒歩でてくてく戻りました。50分程度の道のりでしたが、スコットランドの田舎の景色はやはりAsian(PocoもAsian)には珍しく、意外と歩けました。しかし、これも、Palaceが開いていたらどちらの博物館も回れなかったと思われるので、ラッキーだったかも。

Palaceのなかの公園もクローズ。小屋のあるところに放し飼いされていました。ゴミ箱の上をぴょんぴょん飛び回る。

city centerではThe Black Watch Castle & MuseumとPerth Art Galleryをたずねました。
black watchとはイギリスの連隊の名前。結成からほぼすべての陸軍作戦に参加したらしく、朝鮮戦争などの展示もありました。また、一時はキルトを日常服として着用していたらしく、実際に戦死した兵隊のスカートがそのまま保管してあり、泥のはねた感じなどがとてもなまなましかったのでした…。
Art Galleryは、展示室のほとんどが閉まっていたんだけれどあれはなぜだ…?しかしスコットランドのアーティストの現代アートが見れたからよし!

この銅像、後で調べたらPerthの有名な詩人からインスピレーションを受けたものなんだとか。こういう銅像があちこちにあって楽しめました。

そのあとはダラダラと市街地散策ののち、早めの帰宅。電車30分待たなきゃと言っていたら前の電車が遅延していてほとんど待たずに帰れたのはラッキーでした。

むすび

概して不運続きの旅でしたが、バスが遅れてなければPocoには話しかけなかっただろうし、博物館どちらも回れていなかったし、たまにはこういう旅もまた楽し。ただし!次回は!間違って切符買ったら冷静に払い戻しかけます。そして時間に余裕を持って動く!笑

Perthは本当はお城なんかもあってもう少し見どころがある街のはずなので、また訪ねてみたいと思います。


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