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映画『かがみの孤城』※ネタバレ無し
かがみの孤城を見ました。
これまた前情報無しで、アブダビ🇦🇪からパリ🇫🇷へ向かう機内で、真っ暗闇の中で号泣しながら。
めちゃくちゃ良かった。僕はアニメ映画全然見なくて、ノンフィクション寄りの歴史物ばっか見てるんですけど、めちゃくちゃ良かった。作品が良かったっていうか観ることができてよかった。ちょっと気持ち悪いけどこの作品に出会えてよかった。※教員は基本イタイ
ネタバレしない程度に喋るね!
【あらすじ】
不登校の中学生の女の子が主人公。お腹が痛くて学校に行けない。行かないのじゃなくて行けないのに、お母さんは理解してくれない。
そんなある日、ひょんなことから鏡の世界へ。鏡の世界には“オオカミサマ”と6人の少年少女たちと出会う。そして、そこには立派なお城。そのお城で、鍵を見つけるミッションを、オオカミサマから与えられる。ただずっとお城にいるわけではなく、鏡を通じて元の世界でも生活をしていく。
主人公を含め7人の子どもたちは、皆それぞれ、何かしらと戦っていた。そんな彼ら友情を築きながら、励ましあいながら、共に闘っていく。伏線えぐい系の、物語。
【感想】
不登校問題は、教員として、非常に興味がある事柄で、「行かない」のではなく「行けない」のに周りが理解してくれないというリアルがまずは刺さった。
そんなリアルを楽しみにして見ていると、鏡が光り始めて、鏡の中の城の中に誘われて、急にファンタジー過ぎて、正直冷めかけた。
ただ、その鏡の世界は9時から17時までしかいれなくて、日常と行ったり来たりするみたいで、ミッションも1年くらいかけてのものだし、リアルとファンタジーの塩梅がちょうど良くて、安堵した。
フリースクールの話が当たり前のように出てきたり、そこのカウンセラー(?)の先生の神対応にうるっときたり、逆に学校側の対応にひきつったりと、当事者目線、教員目線で僕は見てた。
鏡の中のお城の世界に、皆んなの居場所ができていて、それこそ学校になかなか行けない子たちのフリースクールの様相を呈していた。
教員として出来ることなど、僅かではあるだろうが、自分が教育に携わることで、子どもたちの居場所作りの一助となったらいいなぁ。
ネット環境無い中で見終わったから、空港着いたら、エゴサしちゃおっと。では、また!
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