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22. TOEFLライティング力を短期間で強化する方法

テンプレートについては↓のエントリーで簡単に説明しましたが、それでも、いざ書くとなるとなかなか筆が進まない、という方もいるかもしれません。


テンプレートを利用しても、ライティングでスラスラ書けないのは、表現の引き出しが少ないことが一因でしょう。日常的なコミュニケーションの目的は主に意思の疎通です。何を伝えるかが重要で、どのように伝えるのか(表現)は副次的であることが多いでしょう。しかし、TOEFLのライティングではどのように伝えるかもスコアに影響するため、表現のバリエーションがひとつのポイントになります。表現の引き出しが少ない場合は、それをどうやって増やせるでしょうか?

私がおすすめしたいのは、ライティング問題のパッセージ、レクチャーのスクリプト、模範解答の徹底的な研究と利用です。

TOEFL公式のサンプル問題、公式問題集、TOEFL対策で有名な問題集などを読み、馴染みのない単語や表現を調べてすべてを理解してましょう。音読したり、書き写したりして、単語や表現に慣れましょう。それを使いこなせるように練習しましょう。特に頻出する表現や単語は重点的に覚えましょう。注意点としては、模範解答にはケアレスミスが含まれる場合があるため、あらかじめ校正ツールなどを利用しましょう。

表現を増やそうと思えばいくらでも増やすことはできますが、それだけ時間もかかります。短い期間で効果的にTOEFLのライティングにおける表現力を強化するには、まずは自分のレベルに近い単語や表現を、確実に使いこなせることを目標にしましょう。表現のバリエーションがあっても内容に欠けたり、ケアレスミスがあったりしては本末転倒という結果になりかねません。

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