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わかる力は愛である。

おはようございます。shu-starです。
小学校教員をしている市民中年ランナーです。
去年初めてフルマラソンを5時間半で完走しました。
5月は毎日noteの記事更新を目指してチャレンジしています。
今日で25日目。あと6日頑張ります。

5月からこのチャレンジを始めてます。

残酷人生論

一時期、池田晶子さんの本を読み漁った時期があって、
その中でも、この1冊が一番好きです。

最初の項で、「わかる」の文法に「わかろう」はない、「わかる」は意志することはできないと述べた。しかし、本当言うと、わからないものをわかる事ができるのは、じつは、「わかろう」という不断の意志でしかないのである。「わかろう」という意志のない人に、「わかる」ことは決してないのである。

残酷人生論 池田晶子

先生は、みんなこの「わかる」の章だけでも読んで欲しいなと。
人の気持ちを分かることなんてできるはずはないんだけど、
だからって分かる必要がないってことはなくて、
「わかろう」とする意志をもつ事は必須だと思います。
なんなら、採用試験はこの意志があるかどうかを見る
だけでもいいと思う位。

ところで、「わかろう」という意志、これは何か。言うまでもない、優しさである。わからないものをわかろう、自分ではない他人をわかろう、この想像的努力のまたの名は、ほかでもない、愛である。

残酷人生論 池田晶子

愛だよね。


「そこに愛はあるのかい?」

ってゆーのを、常に自分に問いかけたいです。

わかる力は、愛である。えてして人は気づいていない、真の知力とは、愛する力であることを。

残酷人生論 池田晶子

はい。お読み頂きありがとうございました。
それではごきげんよう!

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