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方向転換

DoMo、僕です。
以前に生姜農家さんを訪ねる話を書かせてもらいましたが、今回はその続きになります。

先週の内容からの変更

僕は先週、生姜農家さんである野口さんを訪ね、そこでサプライズの直売所の使用を提案されました。
今週は、再度野口さんに会って詳細の打ち合わせをしてきましたので、続きをご報告!

再検討

結論から言いますと、僕の体制が整い次第、再度直売所の何処の売り場を使用するかを野口さんと相談するという事になりました。
一週間考えた結果、野口さんとしても一番立地の良い売り場は、売上確度の高い業者を入れたいという結論に達した様です。

集落の中で商売をするとなると、直売所の立地は一等地です。
僕もそこは重々理解した上で野口さんとの交渉に臨みました。
結果的に、僕はジンジャーエールで村おこしをしたいという熱意だけで押し切るしか手段がなく、その「ジンジャーエール」が本当に売れるのかどうかは、野口さんには伝える事ができませんでした。。。
そこに不安を感じた野口さんが取った行動は、経営者として間違いではありません。むしろ滅茶苦茶正しい判断です。

出てきた代替案

野口さんは、結果的に僕の販売スペースを他の業者に提供するという判断はしましたが、その代わり隔週の土日で休業している飲食スペースの活用を僕に提案してきてくださいました。

立地は直売所の奥に位置していて、期待したほどの好立地ではありませんが、「隔週で無理なく始められる事」「イートインスペースがある事」がメリットになります。

これからそのスペースを借りるにあたって、ある程度の事業計画を提出する事を約束。
終始申し訳なさそうにしていた野口さんに、僕はある種の緊張感を感じました。

収益というよりも面子

直売所は確かに利益を上げる為の場所なのですが、それとは別に、出店している人たちの面子がかかっている場所でもあるのだという事を痛感しました。
直売所に出店するという事は、それなりの収益を上げて数年間続けてそこに店を出し続ける事が大事で、それができないと出店を許した側にも周りからの目が厳しく光っているという事。
それだけ直売所には多くの出店オファーが有って、みんなそこに出店したがっているという事の裏返しでもあるという事です。

今後の行動を慎重に

今回の野口さんのオファーは、集落で商売をする上では破格のオファーだと思います。
しかしながら、ここで慎重に考えないと僕自身が続かなくなる事も事実。
逃げるのではなく

自分が続けられるのか。
何のためにこの企画を進めるのか。
自分のゴールはどこにあるのか。

を見つめ直して慎重に行動したいと思った次第です。
少なくとも、僕は僕のやり方で集落の活性化をしたい。
そうなった時に、人に決定権を握られている状態で行動する事の危うさを、僕は今まで痛いほど経験してきました。
野口さんが悪いのではなく、僕がどうしたいかを考え切って結論を出したいと思います。

まだまだやり方はいくらでもある。
焦らずみんながハッピーになる方法を模索したいと思います。

僕の考えは甘かった。
甘すぎる。。
もう一度原点に立ち返って、深く考える事にします。

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