愛さなくてもいい
今朝は梔子のつぼみが解けるのをみていました。
あまりにも強い雨で、午後のお稽古にあがるのを変更していただき(午後から晴れて汗がでたよ)
今日は、ご依頼の調香に取り組むためにも、朝稽古を繰り返しました。
物には道理があり、習っている量や手前には、していく中で自分にとって納得する瞬間に出会います。
繰り返し、稽古を重ねて、つまづいて、
先人が伝えて来てくださった意味を体で覚えていきます。
今日は上手に点てられなかったな、何が配慮が足りなかったかな(茶)
灰目をもう少し美しく整えられるかな、角度や力加減、心はどうだったかな(聞香炉)
など、同じことを同じように繰り返して納得する。、それを向き合うというのかなと大好きな先生の言葉や身体からあらわれる優しさと厳しさをおもいます。
さて、雨足が落ち着いたようですが、あちこちで冠水しているところもあるようです。
大難は小難に。小難は無難に。
そうことばを伝えた先人たちの思いは今もよりも鮮烈だったのかと思う稽古場からでした。
幾つになっても、先生がいることは幸せだよね。
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