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轟豪之介
2021年9月4日 19:42
夕陽が空を赤く染めながら、彼方の水平線の向こうへと向かっていく。もう少しで太陽が水平線と重なり、ダイヤモンドのように光り輝く瞬間が訪れるだろう。 私はそれを見るために、スカートが汚れるのも気にしないで防波堤のコンクリートにお尻をつけて眺めていた。手持ち無沙汰に自販機で買ったサイダーを飲みながら。サイダーを口にするとシュワッとした甘い発泡がはじけて気分を晴らしてくれた。でも、どんよりとした気分は