ピタゴラス数を探す
先日,科学館に行ったら,ピタゴラスの定理の展示があったので,ピタゴラスの定理について,息子と一緒に考えてみた。
僕 「直角三角形って知っている?」
息子「知ってる。三角形のうちで,角がカクってなっているやつでしょ?」
僕 「そうそう。三角形の中で1個の角が縦から真横に曲がる三角形だよね。ピタゴラスの定理は,その直角三角形のことを言っているんだよ。」
僕 「直角三角形の一番長い辺の2乗,2乗は2回かけるってことね。一番長い辺の2乗は,残りの2つの辺を2乗して足したものと等しくなるってことを言っているんだよ。」
僕はグラフ用紙を取り出し,底辺4cm,高さ3cmの直角三角形を書く。
僕 「この三角形の一番長い辺の長さは何cm?」
息子「5cm」
僕 「それじゃ,ピタゴラスの定理が成り立つか確認してみようか。」
僕 「5の2乗は?」
息子「25」
僕 「そうだね。そしたら,3の2乗と4の2乗は?」
息子「9と16」
僕 「そしたら,ピタゴラスの定理の式を書いてみて。」
9+16=25
息子「本当だ。成り立っている!」
僕 「じゃぁ,クイズ。◯^2+△^2=□^2になる◯,△,□に当てはまる数字は,3,4,5以外になにがある?ただし,◯,△,□は1,2,3・・・って数えられる数字じゃないとだめだよ。少数とか分数はだめだよ。」
息子君は,方眼紙に定規を当てて探す。
息子「うーんとね。4^2+8^2=9^2?」
僕 「本当に?計算してみて?」
息子「ししじゅうろく(16)でしょ。はっぱろくじゅうし(64)。16+64=80。くくはちじゅういち(81)だから,駄目だ!」
僕 「ははは(笑)。定規で探すのは難しいかもね。」
息子「うーん,わかんない。」
僕 「それじゃ,宿題にしておこう。暇なとき考えてみて。」
宿題1)◯^2+△^2=□^2になる◯,△,□に当てはまる数字は,3,4,5以外になにがある?
宿題2)◯^2+△^2=□^2になる◯,△,□に当てはまる数字の組み合わせは何個ある?
ただし,◯,△,□は1,2,3・・・って数えられる数字。少数とか分数はだめ。
息子「先生に聞いてみてもいい?」
僕 「いいけど,宿題2は,答えだけじゃなくて,息子君がパパにどうしてか説明できるようにならないとだめだよ。」
無限個あるけど,息子君にはまだ証明は難しいかな。
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