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Twitterに書かないタイプのドロッとした愚痴 2023/03/13

・いま住んでいる賃貸部屋の前入居者へのお届け物がいまだに届く。物品でも郵便でもない。
「これは郵便ではありません」のメール便、ビニルで包装されている何かの通販カタログだ。

・い、いまどき紙媒体で~~!? と引いちゃうんだけど、普通に紙媒体のカタログは日々届く。
そういえば我が家も、義実家のお勧めで取り寄せている健康食品関係のお知らせ、年に一度の一太郎バージョンアップのお知らせ、それから私の生命線であるルピシアの「おたより」がメール便だ。JAFメイトはデジタルに移行した。ところでルピシアのおたよりはいつもサンプルがついてて届くのが楽しみ。話が逸れた。

・宅配便で届くカタログは自分で住所変更手続きをとらない限りは引越しても元住所に配達が続く。こっちも引越が多い人生だし、あーまた来てるやーで開封せず廃棄すればそれでいい。普段はほとんど気にしてない。前入居者の名前を知るくらいだけど、だから何だというわけでもない。

でもベビー用品の通販カタログはちょっとキツい。

・ここでちょっと上側にスクロールして当マガジンのタイトルを確認してほしい。私はこういうカテゴリの人間なのだ。アカチャンとご縁がないのだ。誰かの母親になる人生を歩めなかった女なのだ。

・で、そんな女が親友兼配偶者の夫とおだやかにふたりぼっちで暮らしている我が家に、幸せいっぱい聖母子像みたいな暖色表紙のカタログが届くのだ。

・粛々と発送元に電話して「そのひとはもうこの住所にはいないので送らないでください」と頼み込んだほうがいいな(私の今後の心の健康のために)とも思ったけども、なんでわたしが手間と通信料をかけなくちゃならねんだよという闇に沈む気持ちもあり、と、結局いろいろ面倒臭くなって無表情で処分した。

・ベビー用品の通販だし、まあ、一年もすぎて利用がなければ自動でカタログ配送もストップするだろうし。不動産屋の分譲マンション物件PR誌も様子見てるうちに来なくなったし。

・どこかの分譲住宅に引っ越して今頃は日々子育てに奮闘しているのであろう前入居者さんの幸せを祈る。