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<ビデオカメラ遍歴その2>SONY DCR-VX2100


大人気シーズの第2回目は

SONY DCR-VX2100です!!

え!??VX2000じゃなくて??って方もいらっしゃるかもしれませんね。

確か、VX2000がバカ売れしてその後マイナーチャンジ版として発売されたんだと思います。


筆者は高校時代放送部に入っていたので学校行事を撮影したりコンテストに出展する作品の撮影に使っていました。

まぁこのカメラはとにかく「明るかった」です。放送部なのでなんせ比較対象がデジなんですがVX1000よりも当時のDVのハンディーカムよりも明るかったです。文化祭での体育館の薄暗いステージも余裕で映るし、校庭で行われた後夜祭のキャンプファイヤーもすごっくキレイでした。

ソニーでは開発する際に1/4インチの3板にして小型化するか、1/3インチの3板にして画質を重視するのか意見が別れていたそうです。(ビデオサロンより)

でも今思えば十分小型だったと思いますけどね。

1/3インチを採用したことは正解で後に発売されるFX1(Z1J)より明るかったですよね。

放送部ではその後、ソニーのHDR-FX1000を購入しましたが、DV運用しておりVX2100と共存して使っていましたが、DVで撮影していればFX1000と対等にやっていける感じでした。FX1000のが画素が多いのできめ細やか感はありましたが。

VX2100のいいところは、画質もですが、音質も良かったです。

VX1000のときに気になっていたテープの走行系のノイズも消えて静かな場所でも気にならなくなりました。それに、オートで音を撮ったときの音量感がアマチュアにはちょうど良かったです。大きい音も小さい音もあらかた均等になるようにコンプとリミッターが味付けされていたのではないかと今になって思います。後にMAするのには嫌がられそうですが、音をあまり加工できない放送部にとってはちょうどよく、カメラにマイクをつないでナレーションを収録したりしていました。

ちなみにVX2100の業務機はXLR端子がついていてTC系もいじる事ができるDSR-PD170です。バカ売れしたのはVX2000の業務板のPD150です。PDっていう愛称でいろんな所で活躍したのではないでしょうか。


それでは第3回もお楽しみに!


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