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市長選立候補予定者座談会を終えて

2021年4月18日、掛川市では市長・市議会議員選挙が行われます。

これに先立ち、4月6日に地元の若手有志で「若者と語る掛川市長選挙立候補予定者座談会」を開催しました。

市長選に出馬を表明している立候補予定者5名をお招きして、まちづくりの考え方や今回のチャレンジについてお話いただき、そのひととなりを知ってもらおうという趣旨の座談会です。

アーカイブはYouTubeにて全編公開していますので、ぜひご視聴ください。

また、公式サイトでは、トークテーマに関するアンケート結果やグラフィックレコーディングなどを掲載していますので、あわせてご覧ください。

動画を観ていただければわかるかと思いますが、全編を通じて和やかな雰囲気で進行しています。

これまでも選挙に関する討論会などは各種団体において行われてきましたが、往々にして堅苦しい雰囲気の中だったり、候補者が一人ずつ話す形式でインタラクティブなコミュニケーションではないものばかりでした。

もちろんその形でも候補者がどのようなことを考えているのか、どのような政策に取り組もうとしているのかはわかるのですが、多くの市民が知りたいであろうその人の人柄や人となりはなかなかわかりにくかったのではないかと思います。

また、多くの若年層が興味を持つのもむずかしい、言葉を選ばなければ「つまらない」内容になりがちでした。

というわけで、3月中旬に「もっとオモシロオカシクやろうぜ」ってことで集まった仲間で今回の座談会を企画・運営しました。

運営メンバーの平均年齢は25歳らしいです(僕は平均値を上げすぎるという理由で省かれました)。

運営メンバーの顔ぶれや運営の裏側については、撮影を担当してくれた匂坂さんが動画にしてくれているので、こちらもぜひ観てください。

そんなこんなで3週間くらいの準備期間でドタバタと準備しての開催となったのですが、おかげさまでリアルタイム視聴120人前後、現在の合計視聴回数1,000人超とそれなりに観ていただいております。

また、静岡新聞さん、中日新聞さんに報道していただいたり、SBSさん、静岡第一テレビさん、静岡朝日テレビさんなども取材に来てくれました(TVをほぼ観ないため放送されたのかどうかは未把握)。

こんな感じにけっこう注目していただき、また、選挙期間に入ればもっと多くの方に観てもらえるのではないかと思います。

また、テキストだけの選挙公報や街頭演説などより、候補者の人となりがわかり、実際問題、投票の判断材料にもなりうるものじゃないかと自負しています。

今回の座談会は、蓮福寺さんに会場を無償提供いただき、匂坂さんの機材をお借りし、スタッフも全員無償のボランティアだったため、ほとんどコストをかけずに開催できました(かかったお金といえばチラシ印刷費と配信アプリ月額料くらい)。

それでいて、インターネットを活用したこと、マスメディアにきちんとプレスリリースしたこと、若者が企画したこと、などから一定の影響を与えることができたのではないかと思います。

僕としては、本座談会を通じて、選挙への関心を持ってもらうことももちろんですが、座談会の企画・運営を通じて、地域の20代にプロジェクトの経験を積んでいただく、というのが裏テーマでした。

その観点でも、企画次第ではこんなふうにコストをかけなくても地域にインパクトのあるプロジェクトができるんだ、ということを体感してもらえたんじゃないかと思います。

僕個人としては、今回の選挙ではかなりスタンスを明確にして特定の候補者を支援していますし、市長というのはそのまちにとって大きな権限を持ち、重要なポジションです。

一方、そのまちが「よいまち」かどうかというのは、政治家や行政など役割を与えられた一部の人間による働き以上に、草の根の一人ひとりの小さなアクションにかかっているものだと思います。

今回も「よい取組だったのでぜひ市議会議員版も開催してほしい」といったコメントやその他「もっとこうしたらよいのでは」というお言葉をいただきました。

もちろんこうしたコメントも嬉しいです。
が、大切なのは「こんな○○があったらいいな」と本当に思うなら、誰はさておき、あなた自身が行動することです。

人口10万人と少しの小さなまちでは、イケてるアイデアも足りてはいませんが、それ以上にリーダーシップを発揮して実行する人間が足りていません。

「このまちでも、こんなことができるんだ」と勇気が出る実践事例を僕はこれからもつくり続けていくつもりです。

だから、ぜひあなたもリスクを取ってチャレンジしてみてください。応援しています。


私は好きにした、君らも好きにしろ。


▼本日の執筆用BGM▼


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