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『ピンポーン』の答えは、宅急便

世の中には、この瞬間の輝きがある。
『ピンポーン』
大きな音が、このマンションを弾いた。
私と妹は、大いにびびった。
体がかたまった。
思い出したことは、怪しそうな人からのピンポーン?
ピンポーンを鳴らす人が、決まっていい人だとは限らない。
ピンポーンは、だいたい物が届くときに響かせる音。
実家からの荷物のお便りは、届いていない。
このピンポーンが色濃く、あやしゅうなってきた。
世の中を疑う私は、体に力を入れた。
ピンポーンが2回弾いたときのこと、妹の一声。
『ミケちゃん見て!』
震えながら私は、丸いスコープを覗いた。
そしたら、誰ひとりいなかった。
フーーー。
怖い人は、去ったか・・・
私の平和が、戻って来た。
まぁ念のため、荷物が来たかの伝票を見てみよう。
えっ・・・・・ある。。。。。。
しかも、懸賞に当たった商品。
このピンポーンはむしろ、希望のピンポンだった。。
やさしい親切な恵みなピンポンだった。。
なのに私ときたら、、、人におびえ・身を隠し、世の中の悲しさを想像し。疲れ果て、想像をネガティブに寄せ。
ため息をついて、不安をため込み。
フーーーーー。

あのときすぐ出て、ドアスコープを覗けばよかった。。。

すぐ手を伸ばさない、人を信じない人間にはプレゼントが与えられる。
再配達の入力作業。
それをめんどくさいと思うのか、自分の罪に酔いしれるのか、電話しなくても伝えることができるこの時代に感謝するのかは・・・人それぞれだ。

私はめんどくさいに1票!!
希望の時間は、14時から16時に決定。
あとは、待つだけである。
だけど一向にピンポーンと鳴らない。
予定時刻は過ぎ去って、18時(午後6時)
もしや私の希望時間、、、、離れ小島に流されてる?????
また時刻の確認20時。
たぶんもう来ない。。トホホ。

私は今日は諦め、明日に希望をいだき、お風呂に入った。
そしたら5分後ぐらい、ピーンポーンという大きな音が響いた。
やっと来たと言うのか??・・・・・・・・あの宝物。
時間が過ぎるたび、その物の価値が上がるあの感じ。
お風呂に入ってる私は出れない。
すぐ妹は出ると思っていた。。。
なのになぜか、妹は気づかない。
私は大いに焦る。
これを逃したら、明日だぞ。。
私は今出れない。お風呂。
出たら、馬鹿げたことが起こってしまう。
どっちも得をしない悲鳴。
またピンポーン。
なぜ妹よ、気づかない。
苛立ちはピークにたっした。
閉めてたドアをドンドン揺さぶる。。
もはや気分は、お龍だ。
お風呂というリラックスタイムの時に、敵の存在に気づき龍馬にすばやく情報を伝える。
だけど妹は一向に気づかない。
さらにドンドンドン、大きな声で私はしゃけった。
ようやく妹は気づき、カギを開けて商品をもらう。。
長かったこの道のり。
夜の9時。
希望時間は、夢のごとし。

妹の後日談、なぜピンポーンの音が聞こえなかったのか。。。
お風呂で、そのドアが閉まっており聞こえなかったとのこと。
頑丈だ、この壁。
クールジャパンというのは、このことか。

結論

ピンポーンと音が鳴ったら。。。
①ドアスコープを瞬時に覗く。
②そして、どんな人か判断。
※おびえてたら、よいものまで後回しになっちゃうよ。
⇒ついでに、めんどくささまでついてくる。

マイネームイズ:ミッケ。 今迷ってます。さまよってます。 なにか今おいしいものが食べたいです。