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大人の発達障害って?

こんにちは、夫が発達障害と気づかず10年間 酷いモラハラに苦しんだカサンドラサバイバー 雅胡です😊
10年以上に渡る苦しみと結婚生活を維持しながらカサンドラを卒業した経験を、心理士としての情報も交えながらお伝えします。
今日がつらいカサンドラさんに少しでもお役に立てれば幸いです。

発達障害とは「生まれつき脳に機能障害があること」と定義されています。
集団行動や他者とのコミュニケーションをする中で、その言動や感じ方・考え方は皆ちがうし幅があって当然です。
ただ発達障害とされる方は "その幅が大きくて、社会生活や人間関係を健やかに保つことが苦手だったり難しいことが多い "というイメージがわかりやすいと思います。
脳の発達の凸凹(偏り)が大きいことで、ご本人は意図していないのに生活や仕事、人間関係などに問題がおきてしまう状態ですね。
悪気はないのに相手を怒らせてしまったとか、一生懸命やっているのに仕事がうまく運ばないって誰もが経験あると思うけれど、発達障害という状況はそのふり幅が大きいということです。

​一口に発達障害と言ってもタイプがあり、大きく分けると
◆自閉症スペクトラム(ASD)← アスペルガー症候群はここ
◆注意欠陥・多動性障害(ADHD)
◆学習障害(LD)
に分けられます。

でも、この分類で明確にタオプがわかれるわけではなくて ほとんどの場合は幾つかの特性が混ざり合っていることが多いです。
他に、
◆運動能力に大きな偏りが見られる発達性協調運動症(DCD)
◆注意欠如障害(ADD)
なども発達障害に含まれます。

アスペルガー症候群は自閉症の1つ。
知的発達や言葉の遅れがないため子ども時代に気づきにくいと言われています。

|大人のADHD
「不注意」「多動性」「衝動性」が基本特性。
忘れ物が多い、頻繁に物を失くす、じっと座っていられないなど。
関心が他のことに移りやすかったり、整理整頓ができない、時間や締め切りが守れない、突然怒り出すなど。
また多動性が『非常にお喋り』に、衝動性が『移り気』として現れることで、自分の話だけを一方的に話し続けたり、他者の悪口をペラペラ言ったり、突然話題を変えるなど 軽率で自分勝手と思われがち。
いずれの場合も本人に悪気はないのですが、継続した友達関係が築けず孤独を感じ自信を失う場合があります。

元気いっぱいで授業中も落ち着きがなく、お喋りがやまず先生に良く叱られている子って昔からクラスにいましたよね ^-^
大人になると公共の場では自分を抑えることができるようになるけれど、家庭ではノンストップで喋りっぱなし(← 我が夫です😅)というように『外モード』と『内モード』がはっきり分かれていて全く気づかれないことも多く、このことがカサンドラ症候群を生み出す要因の1つとも言えます。

​< 具体的にこんな特徴があります >
落ち着きがない/貧乏ゆすりや手足のモジモジ/気が散りやすい/待てない・せっかち/
基本的に人間関係は理解できるが特性から自分勝手と思われがち/お喋りなため信用されないことも

|大人のアスペルガー
子どもの頃は人間関係がシンプルなので特性が目立たないが、大人になるとコミュニケーションがうまくとれない。
強いこだわりのマイルールがあり、そのルールを他者に押し付けてしまうこともある。
大人になるまでの成長過程で、周囲とトラブルを起こさない振舞いを身につけるて社会ではそのルールを押し付けないけれど、心の中では自分のルールが絶対的に正しく周囲が間違っていると思っているため強いストレスを感じることが多い。

|アスペルガーの対人関係は大きく3つに分類される
積極奇異型:知らない人に友達口調で平気で話しかけたり、なれなれしく、距離感が非常に近い
受け身型 :自分から接触を図ろうとはしないが誘われればつきあう
孤立型  :他者との会話やかかわりが苦痛。1人でいることを好む

< 具体的にこんな特徴があります >
状況を理解しない傾向/関心がないことへの無関心さ/衝動性/一方的な会話/受け身のみ/冗談や比喩がわからない/興味の幅が狭く、興味のあることには時間もお金も惜しまない/聴覚・視覚・触覚・味覚などに過度に敏感または逆に鈍感/運動や細かい作業に不器用さが目立つ人もいる

#アスペルガー・ADHD夫が2週間で激変する方法
#カサンドラだった私が自殺を考えた日々
#見過ごされてきた子ども時代

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