糸が届かない。糸が足りない。
次の赤穂ギャベの準備をしてるが、コロナ禍のせいか冬に発注した糸がまだ届かない。予定変更して、手持ちの糸で賄えそうな灰色の濃淡ベースの図案を先に作ることにした。
色合わせはとても楽しくてとても大変な作業。今回は一番やっかいな灰色メインなので色々試行錯誤していて、ここ1週間ほど食卓テーブル上が散らかりまくった状態。仕方がないからお食事は仕事用デスクで食べております。
上は昨日の状態。下は今の状態。
なんとか地色に使う「明るい灰色」が確保できた。使いたかった自分で草木染で色乗せした灰色糸が200gしかなくて、必要量は400g。他の灰色と合糸して目指す色を作りました。赤穂ギャベの場合、30へドルで作るには10番手綿糸を60本~70本ぐらい合糸します。この本数や糸の種類によって仕上がりが微妙に違うので、織り始める前の糸準備が大切な作業だと思っています。ここがうまくいくと織っていてすごく楽しい。
今回はコロナ禍の期間中に作ったチャコールグレイやその前にみんなでワイワイ言いながら作った(懐かしいわあ、遠い昔のような気がする)珊瑚色、東雲色を使えるのでテンションかなり高めです。さっそく織り始めよう!
あっ、その前に座敷机の上の前回の作業の残滓を片づけなければ…。
独り暮らしには広い古民家なので、散らかったままでも誰も文句を言う人はいないし、コロナ禍のおかげで誰も家に来ない。というわけで邪魔になるものはとりあえず座敷机とかに置いていく…。ここが散らかりっぱなしだったので食卓テーブルに糸を広げはじめたのだった。家じゅう見渡すと直近の暮らし履歴が全部わかるなあ。
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