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ひぐらし引きこもり日記8 読書

赤穂緞通の縦糸は10番手綿糸を9本~11本を合糸したものを使う。あらかじめ糊(米粉と餅粉を合わせて自分で炊いて作る)を揉みこんで、へ台に張って乾燥させたものを使う。昔はこの仕事は織子ではなく緞通場の奥さんとかがやっていたらしい。けっこうな距離を歩くので、「今日は〇〇まで歩いたわ」とかの会話が資料に残っている。

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今回は縦糸の用意は若手Aが自分のついでに年末にやってくれた。
で、今はもう4月。予定は順調に遅れている(笑)

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一番ややこしい作業、もじり通しを相棒に手伝ってもらってサクッと終了。
さあここからは簡単だっと思ったところにアマゾンさんから本が届いた。
私にとって本は悪魔のささやきである。学生のころ某長編シリーズにはまり、2週間引きこもってしまったことがある。社会で責任を果たす立場になってからは長編は買わない、読まない、で過ごしてきた。ごくたまに休暇を取って旅行に行くときに1冊だけ持っていく。けれど、コロナくんのおかげでそれが崩れてしまった。今は社会が引きこもりを要求しているのだから、という理由で誘惑に負けて読み始めてしまった。

というわけで、本日復帰しました。機づくりはますます遅れております…。

赤穂緞通工房ひぐらしG wrote #赤穂緞通 #日記

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