ハリウッド黄金期のアカデミー美術賞取った若草物語
テレビをつけっぱなしでギャベ作りに勤しんでいたところ、目の隅に見覚えある絨毯が映った。それって日本人には祇園山鉾の懸装品として知られているアンティークインド絨毯じゃないの?
1949年のハリウッド映画「若草物語」の中で、ふんだんに博物館級の絨毯が使われているのです!舞台は19世紀後半のアメリカの良家。
しかもあきらかにベスやジョーの衣装の色合いを絨毯に合わせてる!
絨毯が敷かれているのは、ボストンのお隣のローリーの家、お金持ちのおばさんの家、ニューヨークの親せきの家です。私には絨毯しか目に入らなくて、この品々いったい何処から調達したんだろって思ったけど、その他の調度品も衣装も素晴らしいものでした。しかも時代考証が完璧(たぶん)
ハリウッド映画ってアメリカ文化なんですね。博物館でみるよりずっと生き生きしている絨毯の美しさに圧倒されました。そういえば「風と共に去りぬ」もこの時代の映画でした。南部の建物の美しさと衣装が印象的だった。暇ができたら黄金時代のハリウッド映画を、筋を追わないで背景だけ見てみよう!
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