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「私には何もない」?

新入生の皆さん、こんにちは🌱そろそろ新生活やクラスにも慣れてきて、部活やサークル、アルバイトは何をしようかな〜と考え始める時期でしょうか。これを読んでくれている皆さんの選択肢に応援部があったら嬉しいです💫

去年の今頃の私はあることに悩んでいました。それがタイトルの通り、「私には何もない」ということでした。東大に入ってから出会った人は、研究したいことがはっきりと決まっている人、プログラミングが得意な人、英語がペラペラな人、音楽やスポーツで秀でている人、コミュ力が高くて会う人全員と友達になっている(ように見える)人…と神が二物を与えた人ばかりで、高校時代に聞いた「東大は勉強以外にもう一つ誇れるものがないとやっていけない」とはこういうことかと実感した覚えがあります。私はというと、浪人しているし得意教科もなく、中高時代の部活はそこそこの熱量でやり、趣味も特技もありきたりなもの、という感じで本当に自分は東大生で良いのかと入学早々悲しい気持ちになっていました。

友達を作りたいし、部活かサークルには入ろうと思っていたのですが、中高やっていたテニスを続けても中途半端に終わりそうだし、大学では何か新しいことに挑戦しようと考えていました。そんな時に出会ったのがKRANZです。身体も硬くてダンスも(体育祭のダンスですら)苦手な私がチアリーディングなんてやっても良いのか不安でしたが、体験練習があまりにも楽しくて、自分もキラキラできるかなと淡い期待を抱いて、気がついたら入っていました。

KRANZに入ってからは、可愛くて優しくてダンスも上手い、神が三物(四物?)を与えたような同期や先輩と出会い、劣等感を感じるというより、もはやこんな凄い人たちが結構たくさんいるんだ〜とびっくりしていました^ ^
入ってすぐにキラキラできるわけもなく、最初は練習や活動に食らいつくのに精一杯でしたが、自分の中の「私には何もない」という気持ちは次第に薄まっていることに気がつきました。KRANZでは才能ではなく努力も評価してもらえます。日々の活動の中で自分の小さな成長を先輩や同期が見ていてくれて、気づくことができます。私は次第に「私は粘り強く努力することができる」という誇りを見つけていきました。今もダンスもスタンツも得意とは言えませんが、伸び代は他の人よりもあるかもしれません!伸び代も才能、と思って頑張っています。

きっかけは些細なことでしたが、KRANZに入った選択肢は間違っていなかったと思います。KRANZが、自分の表面的な部分はもちろん、内面的にも大きく変わるきっかけになりました。ハイスペックな皆さんからしたら、こんな東大生もいるんだと思われるだけかもしれませんが、私みたいに自信がない子がいたら、この文章が、自分が輝ける場所を見つけるきっかけになればいいなと思います。

写真を撮るのが好きです(ありきたりな趣味その一)

チアリーダーズ二年 あや

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