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星に願いを

毎年七夕になると聴きたくなる歌。

“When You Wish upon a Star”
〜星に願いを〜
ディズニーの「ピノキオ」の主題歌です。
息子が幼い頃、一緒にDVDを観ていました。

ピノキオは無垢で疑うことを知らない。
約束を忘れたり、好奇心旺盛、
誘惑にのる、体裁のために嘘をつく、
善悪の判断に欠ける世間知らずの
純粋な子ども。

良心であるジミニー・クリケットからの
助言も聞かないピノキオは、
命が吹き込まれたとはいえ
まだ人間にはなれないのです。

物語の中でピノキオは、
騙されたり、捕まったり、ロバにされたり、
鼻が伸びたり、鯨の中に閉じ込められたり…。
甘い話には裏がある容赦のない展開。
子どもにとっては、こわいお話かもしれません。

でもこの物語は、
ただ子どもを戒める為のではなく、
「学び」の重要性に気づくことができます。

ピノキオは、経験を積んで学んでいきました。
そして最後に、彼は人形から人間になれました。
それは、お爺さんを助けた「ご褒美」ではなく、
ピノキオの中に、尊い心が育ったことを
妖精が認知し、奇跡が与えられたのでしょう。

理性を持つことが出来て
はじめて「人」になれる。

そこに至るまで、
ピノキオは確かな愛情を受け取っています。

お爺さんは、無償の愛でピノキオを抱きしめる。
コオロギは、忠告を聞かないピノキオに
怒りながらも見捨てない。
嘘をつかれた妖精は、制裁を与えるが
最後まで見守っていて願いを叶える。

子どもへの「教育の大切さ」を知ることができる
大人の為のお話でもあるのですね。

もうすぐ七夕🎋
年中行事を楽しむ我が家では、
笹飾りと短冊を用意します。
今年も平和に願いが書けることに感謝して。

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