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英検会場で試験直前まで叱られていた受験者

息子の英検3級受験の際、試験が始まる前に席を確認する為、私が教室まで付き添いました。

彼はまだ幼かったので、試験中に何かあるリスクも想定し、出来るだけ迷惑がかからずに退室出来るよう、試験官に近い1番前の出入り口に近い席を確保しました。

その場所から斜め後ろに小学校高学年と思われる男の子が直前まで勉強しており、付き添いのお母様と思われる方から「なんでそんなのがわからないのッ‼︎」となかなかの勢いで叱責され、その子が泣きそうな顔で参考書を急いで開いていた姿が忘れられません。

諸事情はわかりかねますが、まだ年少者にとって、英検は無理をしてまで受ける必要は余程ありません。ましてや当てずっぽうでも正解になる可能性のあるマークシートでの試験で、ギリギリまで焦るほどの余裕がないのであれば、もう少し確かな実力をもってから受験し取得することが、本当の意味での「資格」といえるのではないでしょうか。

英語だけでなく教育の過熱さが、子どもの大切な何かを欠落させない事を祈ります。

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