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下らないニュース解説その12 星野リゾートが釜ヶ崎前にオープン

日照時間も長くなり本格的な旅行シーズンとなってきた今回の話題はこれ。

星野リゾート OMO7大阪(公式サイト)

レストランの料理が箱寿司や串カツだったり、制服のデザインが篠原ともえだったりと話題に事欠かないのですが、一番の話題は、立地場所があの釜ヶ崎の近く、近くというか新今宮駅を挟んで眼前だということでしょう。

釜ヶ崎方面からのアングル。

ずっと更地だったのを星野リゾートが買い取ったからここになったらしいけど、星野リゾートのイメージからして、靱公園や中之島、地価が安い所なら箕面とかその辺やろ、なんでよりによって釜ヶ崎やねん、というのが第一印象。

また、上の公式サイトで料理の写真をみると、箱寿司は元々ああいうものだから良いけど、串カツがあまりにもお上品過ぎてたまげましたわ。

前に食べた吉野寿司の箱寿司。美味しかった(小並感)

大阪を体験したいなら、こんなお上品なホテルでなく、地元の串カツ屋や飲み屋で原住民に混じって食べた方が良い思い出になるんじゃないの、素泊まりプランにして、ジャンジャン横丁や飛田本通商店街で夕食とった方が良いんじゃないの、というか素泊まりプランならその辺の安宿に泊まった方が良いんじゃないの、などと思ってしまいました。ホテルのスタッフも自作の地図をロビーに飾ってるし。

※そういやジャンジャン横丁といえば、何であしたのジョーやタイガーマスクやデビルマンやキャシャーンといった昔のアニソンが流れてるの?全部聞いてはないけど巨人の星は流れてなさそう。

中には疲れてこれ以上歩きたくないという宿泊客もいらっしゃるでしょうから、折角お越しいただいたお客様に釜ヶ崎の気分を味わっていただくため、中川家礼二が七変化でやっていたような「新世界のおっちゃん」をレストランやラウンジに配置していただきたいですな。それでこそ真のホスピタリティというものでしょう。

まあジャングルツアーやサバンナツアーだからといって、わざわざジャングルやサバンナのど真ん中で薪を炊いてテントを張ったりはしないので、それと同じことなのかもしれません(意味不明)

こんな感じで好き勝手なことをほざいておりますが、下の2019年のレポートでは「釜ヶ崎は外国人が押し寄せる観光地」と書いてあり、実際そうだったのでしょうが、今では外国人観光客もゼロに近いため、一体どうなるのかと他人事ながら心配になりますわ。

賛否両論! 大阪のディープゾーン「新今宮」は星野リゾート進出でどう変わる? 街の声は

ちなみに私、2010年に小淵沢のリゾナーレに泊まったけど、前日飲み過ぎて「二日酔いでしんどかった」という思い出しかありません。当時はデジカメ持っていなかったので写真もないし。

同じ山梨ならリゾナーレよりも身延の源泉館や増富の不老閣が良かったので、やっぱ地元の雰囲気とかを味わいたいなら、星野リゾートよりも鄙びた温泉宿に泊まった方がいいんじゃないの、釜ヶ崎に温泉宿はないやろうけど、という個人的感想を言いつつ今回はここまで。

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